塗るだけ簡単DIY! ワックス感覚でさっと塗るだけの「ソリッドカラー」
和信ペイントという塗料メーカーから発売されている「ソリッドカラー」は、画像の通り、ちょっと塗料らしくない雰囲気の容器に入ったウッド用塗料。
「ソリッドカラー」のフタを開けると、完全なペースト状で、かなりワックスっぽい印象を受けます。
実際、メーカー側は「ワックス感覚で塗れる!」をウリとしています。スポンジや布、ティッシュなどに含ませて、そのまま木面に塗り込んでいくだけ、という非常に手軽な塗装ができるのです。
溶剤(うすめ液)で溶いていったり、かき混ぜたりといった煩雑な作業は不要です。
カラーは全部で12色。ウッディーな色から、ホワイトやピンクといったビビットカラーまで、バラエティ豊富です。
実際の塗装イメージはこちらからご覧になってみてください。
これらの塗料同士は混ぜて使用することも可能だそうです。また、水性塗料で安全性も高く、お子さんでも安心して使用できる点もよいですよね。
「ソリッドカラー」を実際に塗ってみた! DIYの手順を紹介
簡単がコンセプトの「ソリッドカラー」ですので、前置きを長くするより、実際に塗ってみましょう。今回私が塗装するのは、こちらのハイランダーの「ウッドハンガーラック」です。
天然木の色合いがいいのですが、白い見た目が若干私のスタイルと合わない感じがありましたので、ダークブラウンで男っぽい感じにしてみます。
まず必要なものはこんな感じです。
- ソリッドカラー
- 紙やすりorスポンジやすり(200番台の粗いもの)
- スポンジ(キッチンにあるものでOK)
- 新聞紙
実際の塗装手順は以下になります。
【1】各パーツの木面をやすりで粗く削っていく
「ソリッドカラー」はあまりツルツルの面だと塗料がしっかり乗ってくれません。そこで、番手の大きい(今回は240番。数字が小さいほど粗い)紙やすりで軽く全体を削り、表面に傷をつけ、塗料が食い込みやすくしていきます。
今回は円柱状の木材ばかりということで、曲面にぴったりフィットするスポンジやすりを使用してみました。
なお、削った際に出てくる木くずはしっかり払っておきます。全部のパーツの下処理を済ませたら、いよいよ塗装開始です。
【2】スポンジに「ソリッドカラー」を含ませて塗っていく
下処理が完了したら、スポンジにソリッドカラーを含ませる、というか塗りつけていきます。塗装の際に結構伸びる塗料なので、たっぷりつける感じでOKです。
実際にパーツに塗料を塗っていきます。木目を活かす感じの薄い塗りつけ感なので、一回では思った感じにはならず、何度か重ね塗りしていくといいでしょう。
とはいえ、木目を活かしている感じなので、多少のムラは気にならない気がします。この点、私のようなDIY初心者でも安心でした。
【3】「ソリッドカラー」を乾燥させる。
塗装が済んだら、20~30分、できたら1時間以上は乾燥させます。
塗ってすぐに新聞紙に転がしてしまうと、印刷面が塗膜にくっついてしまうので、半乾きになるぐらいまでは、どこかに立てかけるなどするといいと思います。
【4】完成
十分に乾いたら完成です。
なお、「ソリッドカラー」は水性なので、塗膜の食いつきの悪い部分はかなり時間が経ってからも手に付着したりします。もし、あまりにベタベタするようなら、トップコートを吹くと良いようです。
組み上げてみるとこんな感じ。
比較してみましょうか。白木地のノーマル状態からだいぶ印象が変わりましたよね。
少しパーツの合いがきつくなってしまって一部湾曲が出たりしたので、もう少しヤスリで全体を削っておいた方がよかったかもしれませんが、まあ使用には問題ないので良しとします。
ちなみに、フックも最初からついていた単純なS字のものから、ワイルドな感じのものを選んでつけてみました。
【スペースセーバー】収納スペースの一部を節約できるだけでなく、オブジェクトをはっきりと表示し、検索時間を大幅に節約します
【高い用途】キャンプ用タオル、カップ、食器などを吊るすのに使用できます。折りたたみ式ハンガーと一緒に使用できます。キャンプ、登山、旅行、ハイキング、その他のアウトドアスポーツに適しています。
【実用的なデザイン】金属製のバックルデザインで、取り付けと取り外しが簡単で、キャンプの時間をもっと楽しく楽しいものにできます
【品質保証】万が一初期不良などの場合は、お気軽に弊社と連...
こういうちょっとしたカスタムも面白いものですよね。
塗装はギアカスタムの第一歩 怖がらずにチャレンジしてみよう!
「ソリッドカラー」で塗装したハンガーラックを実際に使用した写真がこんな感じです。男性キャンパーらしい雰囲気になった感じがするでしょうか?
やってみてよくわかりましたが、塗装というのはDIYといっても、ギアを壊したりするものではないので、まずは思い切ってやってみて問題ないということです。
なんとなく自分オリジナルのギアが欲しい、なんてことを考えたら、「ソリッドカラー」でまず色を塗ってみる、というところから始めるだけでも十分なのです。そういう意味では初心者向きです。
そうやって個性を強めたギアは愛着が湧きますし、キャンプに行くモチベーションに繋がりますよね。
とりあえず何かカスタムできそうなギアがあれば、「ソリッドカラー」での塗装に是非チャレンジしてみてください!
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