味付けも自由自在なもんじゃ焼き 実はキャンプでも相性抜群
もんじゃ焼きは小麦粉を出汁で溶き、ソースや醤油で味付けをした、いわゆる「粉モノ」料理ですが、お好み焼きやたこ焼きと違って数少ない「東京発祥の粉モノ」というローカルフードです。
もんじゃ焼きの具は、キャベツを主としつつ、干しエビ、干しイカ、揚げ玉といったところが主流。ここに、コーンや明太子、チーズ、餅、ベビースターラーメンなど、様々なものを入れて焼くのはお好み焼きとよく似ていますね。
もんじゃ焼きの最大の特徴は「ゆるさ」。
お好み焼きなどと違って、バシャバシャとした水に近い粘度のまま焼き始めます。焼いて固まったところから、「コテ」という小さな金属製のヘラで切り出して食べていきますが、コゲのついたところがまた美味しかったりします。
上記のように味付けのバリエーションが豊富で飽きがこず、しかも原価が安くて作るのも簡単なので、最近私のツマミは毎週末もんじゃ焼きオンリーです。
本当に簡単で美味しいので、是非ソロキャンプでやってみてください。
もんじゃ焼きの食材と道具
もんじゃ焼きの食材(1~2人前)
- ブルドッグもんじゃ焼きセット …1つ
- 水 …250ml
- パック入り千切りキャベツ …150g
★以下はお好みで - コーン
- 明太子ペースト
- ピザ用チーズ
- ベーコン
- ベビースターラーメンやチキンラーメン
- フライドオニオン
- 餅
- カレー粉
etc..
ブルドッグから発売されているもんじゃ焼きのセットは非常に優秀です。もんじゃ焼き用に味付けされた小麦粉、ソース、天かす、干しイカ、干しエビ、青のりがセットになっていますので、これだけでほぼ完成します。
味の種類も豊富ですし、たいがいのスーパーには置いてあります。
これで2人前とのことですが、男性であれば1人でも腹八分目ぐらいかもしれません。
それと、「明太餅チーズ味」は、どの具も少し少ない気がするので、私は全部自分で倍ぐらいに増やしています。
月島もんじゃ焼 ソース味 81.3g×1袋
月島もち明太子もんじゃ焼ソース味106g×1袋
通の月島もんじゃ焼だし味60g ×1袋
あとはキャベツですね。自分で刻むのは大変なので、パックの千切りのものを使えば簡単です。
それ以外はお好みでよいと思います。個人的には「餅」「明太子」の組み合わせが好きなのと、コーンで食感を変えるのは欠かせないところがあります。
いろいろと試してみるとよいと思いますが、カレー粉とか、麻婆豆腐の素とか、食べるラー油とか、スパイシーな味わいも結構お酒に合いますよ。
もんじゃ焼きの調理に必要な道具
- 熱源(カセットコンロなど)
- 鉄板の代わり(スキレットやマルチグリドルなど)
- ボール(もしくは大きいサイズのシェラカップ)
- 泡だて器(なければ割りばしやスプーンなどでも十分)
- コテ
もんじゃ焼きが面倒そうなのはここですね。
しかし、ソロで1人前作るのであれば、鉄板などいりません。「大きめのスキレット」か「マルチグリドル」があればOKです。
スキレットならば18cmぐらいあれば問題ありません。
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マルチグリドルは先日こちらの記事でも書いていますが、30cm程度のアルミ製クッカーです。
中心が少し窪んでいるので、液体がこぼれにくく、自然と中央に集まるので、もんじゃ焼き特有の「土手を作る」作業が不要なのです。
※土手を作る=画像のように具材で丸く壁を設け、そこにあとから汁を流し込む。
私はこのマルチグリドルほどもんじゃ焼きに適しているクッカーはない! と思っていまして、もしお持ちの方がいれば、是非試して欲しいです。
※カセットコンロでマルチグリドルを使用する場合、ガス缶の真上にマルチグリドルが重ならないように気を付けましょう。ガス缶の温度が上がり、爆発する危険性があります。
なお、お店でもんじゃ焼きを作る時は、大きなコテを鉄板の上で、包丁のように叩いて具材を刻むのですが、さすがに小ぶりのクッカーでそんな本格的なことをするのは、危ないのでやめましょう。
ソロキャンプでもんじゃ焼きをするときは、何もかもあらかじめ刻んでおくのがコツです。
逆に言うと、大きなコテはいらず、食べる時用のコテだけあればOK。これもなんでもよいのですが、100円ショップのダイソーに、良さそうなフォールディング式のヘラがあったので、私はこれを使っています。
混ぜる時に使う器は、大きめのアルミボウルがいいのですが、雰囲気重視なら大きいシェラカップでもいいと思います。
レーザー刻印でサーカスTCの焚火キャンプを表現しました。
サイズ(約):Φ120×50mm
容量(約):500ml
重量(約):132g
材質:ステンレススチール
混ぜるに当たっては、泡だて器が一番よいものの、スプーンや割りばしでも全然問題ありません。