まだまだ寒いキャンプシーン。春キャンプでも石油ストーブが大活躍すると思いますが、石油ストーブのオフシーズンに向け、今のうちに石油ストーブのお手入れを学んでおきませんか? 今回は、筆者愛用『アルパカストーブ』の芯の交換手順をご紹介。あわせてメンテナンスの方法をお教えします!

⑦ 新しい芯を芯ホルダーに取り付ける

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筆者撮影

芯ホルダー下部から替え芯を入れ込みます。

突起があるため中に入っていきにくくなっているので、折りたたんで入れるとスムーズです。

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新しい芯の黄色の部分が、芯ホルダーの下部から8mm~10mm程度出る位置で固定します。

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筆者撮影

突起に引っかかるように芯ホルダーの内側から手で押し付け、芯ホルダーに密着させます。

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筆者撮影

自動消火装置部分の裏から見たところです。

内側から手で押さえつけるときに、芯にごみなどがつかないように気を付けてください(筆者は手袋に細かいゴミが付いていたようでそのまま芯に付着してしまったので、歯ブラシで取り除きました)。

⑧ 各箇所を拭き掃除する

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芯の交換が終わったところで、全体のメンテナンス・お手入れをしていきます。

写真の通り、ほこりやススなどですごく汚いですね。普段はなかなか手が届かない場所を拭き掃除していきます。

画像: 筆者撮影|自動消火装置部分のセット前に拭き掃除を行いました。

筆者撮影|自動消火装置部分のセット前に拭き掃除を行いました。

マイクロファイバーの布で乾拭きしただけですが、こんなにピカピカになりました。

写真が前後してしまい自動消火装置部分がセットされていますが、セット前に拭き掃除を行いました!

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筆者撮影

次は、上板受けを拭きます。

ここは頑固なスス汚れがあったので、水を含ませたメラミンスポンジでこすってみました。

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筆者撮影

マイクロファイバーの布で拭き取ったら、こんなにきれいになりました!

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同じように、上板のスス汚れをメラミンスポンジでこすって落としました。

こちらもきれいに落ちたので、水気をしっかり吹いて乾かします。

⑨ 自動消火装置部分をセットする

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筆者撮影

自動消火装置部分を本体に取り付けます。

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4か所の蝶型ナットを、同じくらいの強さで締めます。

⑩ 分解したときと逆の手順で組み立てていく

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最後は組み立てです。

燃焼筒セットを正しい位置に乗せます。

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筆者撮影

安全網とリングと上板受けを組み立てて本体にかぶせ、リングナットを締めて固定します。

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筆者撮影

最後に上板を乗せて、芯交換&メンテナンス完了です。

芯を交換した後は、給油後に灯油が新しい芯に完全にしみこむまで10分程度待ってから点火してください。

確認のために一度点火してみましたが、問題なく火も付きました。

抜群の温かさを誇る「アルパカストーブ」 定期的な芯交換とメンテナンスで快適なキャンプを

十分な発熱量と燃焼時間の長さで、キャンプに大人気の『アルパカストーブ』。キャンプで使用すると、どうしてもほこりやススなどで汚れてしまいがちです。

替え芯もグラスファイバーの芯で持ちは良いですが、芯の定期的な交換をすることで、燃焼も安定し発熱効率も上がります。

暖かで快適な秋冬キャンプを過ごすために、定期的なメンテナンスをしましょう。お手入れをすることで、機器への理解も深まり、安全に使用することもできます。

良いことばかりのメンテナンス。あなたも今季やってみませんか?

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