1万円以内の安価なスチール製薪ストーブ3つをご紹介!
スチール製薪ストーブの特徴を理解した上でにメリットに着目すると、お手軽で楽しい冬キャンプが始めやすいかもしれません。今回はかなり安価に売られていた3製品を購入したので、実際どうなのかこれから開封して見ていきたいと思います。
1.同時調理も可能!キャプテンスタッグ「KAMADO角型ストーブ UG-51」
一つ目はこちら。キャプテンスタッグの「KAMADO角型ストーブ UG-51」です。購入時のお値段は税込9,900円。総重量は10㎏でまあまあ重みがありますね。
角型というのが大きな特徴。煙突は3段階、脚の高さも2段階に調整できます。ガラス窓付きの新型も出ているみたいで、旧型だから安くなっているんでしょうか。
煙突は3本。この薪ストーブは煙突の径が100mmと太いんですよね。キャンプ用だと60mm前後のものが多いので、シェルターの中に入れたい人は煙突穴の大きさを確認しておく必要があります。
ホンマのステンレス製薪ストーブの煙突径も100mmなので、ホンマ性の煙突でカスタムすることもできます。
網も付いていました。これでバーベキューコンロにもなります。
ダッチオーブンや鍋を置いて調理も可能。2口あるので小さなポットやクッカーも置けそうです。
そして延長用の脚が4つ。延長用の脚を付けなくても地面から底まで約26cmと充分な高さです。
やっぱり角型なので開口部が広いです。奥行きは43cm以上あるので、一般的に売られている薪はそのまま入れられます。
空気の量を調整する穴も付いていて、完全には閉まらないようになっています。全体の造りは悪くありません。
重量は10㎏ありますが、他のものと比べて大きさの割に重すぎるということはないですし、角型で中が広く、調理スペースも複数あって網まで付いているのでいろいろ楽しめそうです。押さえておいた方がいいのは煙突の径が100mmと太いことと、流行りのガラス窓等は付いていないこと。それ以外の機能は問題なさそうなので、この安さで買えるのはお得感が強いですね。
《KAMADO角型ストーブ UG-51 仕様》
- 組み立てサイズ(約):
ハイ:幅600×奥行510×高さ1,070・1,415・1,770mm
ロー:幅470×奥行360×高さ830・1,180・1,530mm - 焼き面までの高さ(約):440・685mm
- 収納サイズ(約):幅480×奥行270×高さ265mm
- 網サイズ(約):255×230mm
- 煙突外径(約):100mm
- セット重量(約):10kg
- 材質:本体・扉・蓋・脚・煙突:鉄(焼付塗装)、バーベキュー網:鉄(クロムめっき)、収納バッグ:ポリエステル
2.機能は充分でお買い得!「ウッドキャンピングストーブ」
続いてはこちら。「ウッドキャンピングストーブ」です。お値段は税込9,900円とこれもかなり安い。
私が以前持っていたものとほぼ同じです。ただこの火力調整窓とロストルは前はなかったので、新たに追加されていますね。
脚にロックがかかっているので、一度外して脚を広げたらまたロックします。
スパークアレスタが付いているので3か所下に引っ張って地面に固定すれば、煙突の安定感は高まります。
上に蓋が付いているので鍋などを置いて調理も可能です。本体の奥行きは41cmくらい。
ただ本体の形状が丸くてスリムなのと、開口部もキャプテンスタッグと比べると小さいので、一度に入れられる燃料の量はほどほどといったところ。
どんどん新しいモデルや流行りのものが出て売れ残っちゃったのかもしれませんが、でも予算重視で考えるならお得感は強いかも。
あと脚の角度が広いので結構スペースが必要ですが、3本脚の割に安定感はあります。地面から底までの高さは28cm。
こちらは煙突も含めた重量が8.5㎏ということで、先ほどの薪ストーブよりは少し軽いですね。
《ウッドキャンピングストーブ仕様》
- 本体内部の奥行き:約41cm
- 地面から底までの高さ:約28cm
- 重量:8.5kg
3.コンパクトでガラス窓付き!Anlik「薪ストーブ」
続いての薪ストーブはこちら。Anlikの「薪ストーブ」。私は10,800円で買ったんですが、今現在は14,200円になっていました。同じ形で5,000円程高いステンレスモデルもあるようです。ややコンパクトで重量は6㎏と軽いです。
キャプテンスタッグと同じ角型なのでサイズの割に内容量はまあまあありそう。
ここ数年流行っている羽みたいなのも付いていて、ガラス窓も付いています。造りはシンプルで簡素。
脚は開くだけなのでちょっと不安定。地面に置く時は注意が必要ですね。置いてしまえば安定感はあります。
煙突は径が60mmのステンレス製。1本あたり30cmなのでかなり細かく調整ができそうです。
うーん、前の2つと比べると全体的にチープ感が出ちゃっているように思います。実際1万円台前半で買えるのはかなり安いですが、物を見ると確かにという感じにも見えます。ただ使えそうにないかと言われるとそんなことはなくて、普通に使えそう。今日のモデルの中では一番コンパクトですしね。
中の奥行きは37cmくらい。実際に火を入れてみないと使用感も伝わりにくいと思うので、これから屋外に行って火入れをしてみたいと思います。
《Anlikの「薪ストーブ」仕様》
- 収納サイズ:38×19×25cm
- 使用サイズ:38×53×210cm
- 総重量:6.1kg
- 本体内部の奥行:約37cm
- 煙突径:60mm
天板の上に鍋ややかんを乗せて調理できます。一般家屋、作業場、セカンドハウス、庭先、キャンプなど、災害時の暖房、調理として役立ちます。
ストーブ両サイドにはグリットがついており、持ち運びに便利、小物の乾燥棚や補助の調理台としても使えます。本体はステンレス素材、耐久性・蓄熱性に優れています。
四本脚は折り畳めるデザイン、持ち運びや収納が快適にできます。工具なしで組み立てられるシンプル構造。脚を展開し、煙突を接続するだけで完成。
耐熱ガラス窓付きなので、薪の残量確認がしやすい、ストーブ内の炎もきれいに見えます。...