ポイントを踏まえて参考テント3種のスペックをチェック
先ほどご紹介した「テント選びの押さえるべきポイント」を踏まえて、キャプテンスタッグ・コールマン・ロゴス3社の参考テントのスペックを見ていきます。
【1】キャプテンスタッグ エクスギアスクリーンツールームドーム 77,988円(税込)
- 生地:75D
- ポール:アルミ、3本使用
- サイズ:W460×D345×H200
組み立てが簡単でポールが少ない分軽いです。
【2】コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX 68,000円(税込)
- 生地:75D
- ポール:アルミ、5本使用
- サイズ:W 560×D340×H215
サイズ感◎で、ベンチレーションが多いテントです。
【3】ロゴス neos PANEL スクリーンドゥーブル64,900円(税込)
- 生地:独自名称
- ポール:グラスファイバー、6本使用
- サイズ:W 520×D300×H205
ちょっとポールを使いすぎかもしれません…。
<キャプテンスタッグ>のテントはちょっと厳しい…
先程の点を踏まえるとちょっと厳しいかなということです。
ポールはアルミを使っていますが、3本です。
立てやすさやメッシュの数は魅力的ですが、サイズ的には他のテントより小さい。
本来ならばコールマンより安いというのが適正価格なのかなと思います。
<ロゴス>のテントもちょっと厳しい…
ロゴスも厳しいですね。
一見するとコールマンより安価ですが、グラスファイバーポールを使用しています。
このサイズのテントでグラスファイバーポールを使用するのは、テントの重みにポールが耐えられないので破損のリスクがかなり高くなります。
これがいいテントを買ったのに壊れてしまうというケースにつながる例です。
総合すると<コールマン>が一番良いテント
総合するとコールマンがアルミポールを使用していて、サイズや機能、価格面で一番バランスがいいテントだと思います。
なぜこのようなスペックと価格のバランスが崩れるのか
どうしてこんなことが起こるのかということにも軽く触れておきます。
主な要因としては商品の原価以上にメーカーもしくは工場が利益を取っているということ。その理由は色々ありますが、人件費や品質管理、ブランド維持コスト等が考えられます。
他テントの選定にも応用可能
今説明した考え方は他のテントにも応用できます。
例えばDODのカマボコテントはかなり人気ですが、こちらはアルミポール使用で150Dの生地を使っています。
サイズは640cm×300cm×195cmの超大型サイズ。
それにもかかわらず、価格は65,000円(税込)なのでコストパフォーマンスはかなり高い。
それを分かっているお客さんはDODのテントを買いに行くので、それがDODの人気の理由ですね。
このカマボコテント、今でこそ6万円を超えてきますが、販売当時は4万円だったのでお値打ちですね。
爆発的に人気になったのも納得です。
失敗しないファミリーテントの選び方まとめ
今回は「損しないテントの買い方」をちょっと詳しくご説明させていただきました。
これらのポイントさえ押さえておけば、予備知識がなくてもコスパの低いテントを買ってしまうケースがかなり減らせます。
お店やネットで検討しているときにも是非参考にしていただきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!