「もしもフェス渋谷2022」その他出展ブース・会場の様子
つづいては、ハピキャン以外にも編集部が気になったブースや会場の様子をお届けします!
「株式会社UACJ」:アルミメーカーがつくる最新の防災用品を体験
まず気になったのは、国内アルミニウムメーカー「株式会社UACJ」のブース。
世界トップクラスのアルミメーカーならではの、最新技術を駆使した防災に役立つアイテムが展示されていましたよ。
こちらは「FIRE CIRCLE」という、焚き火台・ケトル・BBQグリルの機能を1台に集約した画期的なアイテム!
中央部分に薪をくべて焚き火を楽しみながら、外枠部分に水を入れておくと最大5Lのお湯が沸かせるのだとか。
ウォータージャグのように蛇口も付いているので、焚き火をしながら温かいお湯を供給できてキャンプでも災害時にも役立ちそうですね!
コンロがなくてもお湯が沸かせるのはありがたい…!
こちらはその名も「水用心」。
アルミで作られた止水板で、大雨の時に家や店舗の入り口などに設置することで「土のう」の役目を果たしてくれ、室内に水が入るのを防いでくれるのだそうです!
実際に持ち上げてみましたが、重さ約14kgと一般的な土のう(約20kg)よりも軽量なため、1人でも簡単に設置することができます。
土のうよりも止水性能は約100倍も高いそうなので、近年増えている豪雨被害の対策としてもおすすめです。
会場・ステージの様子
ステージでも各テレビ局のアナウンサーやこくみん共済coop代表理事などを迎えた防災に関するトークショーなど、様々なコンテンツが催されていました。
自衛隊ブースでは本物の軽装甲機動車に乗れる体験や、名物「自衛隊カレー」の炊き出しが大人気で、長蛇の列ができていました!
東急ハンズ渋谷店では「もしもストア」として、人気の防災食品などをお買い得に販売。
地震の揺れを疑似体験できる起震車や、避難時の体力を測れる障害物レース「SPARTAN RACE」なども。
キッチンカーなどのフードエリアも充実。
イベントとしても楽しめる会場は親子連れの方も多く、2日間で約2万人の来場者が訪れたそうです。
バラエティ豊かで、まさに「見て・食べて・遊んで・学べる」コンテンツが盛りだくさんの防災イベントでした!
「もしもフェス渋谷2022」を終えて:キャンプギアは防災にも役立つアイテムがたくさん
今年初めて開催された「もしもフェス渋谷2022」。
週末の代々木公園という多くの人が集まる場所で「防災」をテーマにした大きなイベントを開催するということは、災害が絶えない日本においてとても意義のあることだと感じました。
特に今回は来場者が楽しみながら防災の知識を学べたり体験できる工夫がたくさんされていて、いつ起こるか分からない災害の備えについて、身近に感じるとても良い機会となったと思います。
また、今回ハピキャンとして「もしもに備えるキャンプ体験」をテーマに展示させていただき、改めて災害時にも役立つキャンプアイテムがたくさんあることも実感しました。
キャンパーの方やこれからキャンプを始めたいという方も、ぜひ「防災アイテムとしてもキャンプギアを兼用できないか?」という観点でギアを選んでみてくださいね。
▼この機会にぜひ、防災知識や防災にも役立つキャンプギアを見直してみませんか?