100均グッズを活用していざDIY! 誰でも簡単にできる車の壁面収納アイデアを写真付きで解説
ここからは、100均グッズを活用して車の壁面収納をDIYするアイデアをご紹介します。方法は簡単なので、材料さえ揃えば、DIYが苦手な人でも実践できるはずですよ!
壁面収納の作り方【1】ボードを仮止め
壁面収納を作る前に、まずは吸盤を使ってボードを仮止めしてみましょう。壁にボードが干渉する可能性もあるため、事前に仮止めをしてサイズ感を確認しておきます。
ただ、ボード用の吸盤は厚みがあるので、窓とボードの間に空間ができます。この空間のおかげで、壁にボードが干渉しないことも。
特に、窓と壁の段差が少ない場合、ボードの形を調整することなくそのまま取り付けられるケースが多いです。
仮止めの時点で壁にボードが干渉しなければ、必要な材料3で紹介したのこぎりとやすりは不要です。ボードの加工はせず、作り方4の「装着」に飛んでください。
なお、商用車の場合は壁に断熱材が入っていないため、窓と壁の段差が少なく、ボードが干渉しない可能性が高いです。筆者が乗っている日産『NV100クリッパー』も干渉しませんでした。
しかし、今回は壁にボードが干渉する場合も想定して、ボードの切り出しを含めた行程をご紹介します。
壁面収納の作り方【2】窓の型取り
仮止めをしてボードの形の調整が必要となった場合には、以下の手順で窓の型をとります。
- 霧吹きなどで窓を軽く濡らす
- 新聞紙やビニール袋を貼りつける
- ボールペンで線を書く
- 書いた線に沿って型紙を切る
マグネットを車体に固定できるのであれば、窓を濡らさず、マグネットで新聞紙やビニール袋などを固定して型紙をとる方法でもOKです。
壁面収納の作り方【3】ボードの切り出し
窓の型が取れたら、型紙に沿ってボードを切り出していきましょう。DIYが苦手な人(筆者含む)にとっては根気のいる作業ですが、ここが頑張りどころです。
ボードの曲線部分は大まかにのこぎりで切ったあと、やすりで調整するとキレイに仕上がりますよ。
壁面収納の作り方【4】装着
ボードを切り出せたら、吸盤を使って窓に貼りつけていきます。吸盤のくっつきを良くするために、事前に窓をキレイにしておきましょう。
なお、筆者は30cm×40cmのデザインボード1枚につき吸盤4個を使用しました。
デザインボードはさほど重たくありませんが、引っ掛けるものの重みや走行中の振動で外れてしまうことも考えられます。しっかりと固定をして、安定した壁面収納にしましょう。
壁面収納の作り方【5】フック取り付け・荷物引っ掛け
最後にデザインボード用のフックを取り付け、荷物を引っかければ完成です。
筆者はハンガーフックとループフックに、カーケア用品やシェラカップ、折り畳みハンガーを引っかけました。
ダイソーだけでなく、各種ECサイトではパンチングボード用のフックが数多く販売されています。予算に余裕がある人や100均にはないフックを使いたい人は、模様替えついでにいろいろなフックを試してみるのも良さそうですね!
【パッケージ内容】有孔ボード用のスチール製T型フック146個セットです。 6つのパーツ収納ボックスが含まれています。
【材質 】金属製、耐油性、耐腐食性、指紋の汚れが付きにく く、錆びにくく耐久性があります。
【用途】作業台、工房、キッチン地下室、店舗、学校、道具屋、工場、または倉庫の整理に役立つさまざまな金属ペグフックです。
【取り付け簡単】フックの取り付けがとても簡単で、端を穴に差し入れることだけでいいです。どんな方でも利用できます。特殊な処理により、フックがより美しく安全で、べたつかなくなり...
車の壁面収納DIYアイデアの注意点! 吸盤の耐荷重に余裕をもって使おう
今回ご紹介した車の壁面収納DIYアイデアの注意点として、吸盤の耐荷重を守ることが挙げられます。
今回ご紹介したカインズの吸盤は、4つ使用時の耐荷重は10kg。
ただし、車の壁面収納の場合、窓が曲面となっていたり、走行時の揺れがあったりと、自宅で使用するのとは状況が異なります。そのため、耐荷重ギリギリまで荷物をかけるのではなく、余裕をもった利用をおすすめします。
車の壁面収納はアイデア次第で超便利&おしゃれ! 100均グッズを活用して自分好みの車内空間を作ろう
今回は、100均グッズを活用した車の壁面収納のDIYアイデアについて解説をしました。
上記の写真の通り、筆者の壁面収納にはズレが生じましたが、そんなハプニングも楽しく感じるのがDIYの醍醐味です!
今回の記事を参考に壁面収納を作って、自分好みの車内空間を作ってみてくださいね。