こんにちは、ソロキャンパーのもめです。『ゆるキャン△』の映画がついに公開しましたね。私はもう2回見に行きました。素晴らしい映画だった…。そんな最近熱いゆるキャン△ですが、今回のテーマは、ゆるキャン△聖地の『アプトいちしろキャンプ場』のご紹介です。アプトいちしろキャンプ場はアニメにこそなっていませんが、私がゆるキャン△のストーリーの中でも特に気に入っている大井川編で登場する聖地キャンプ場です。大井川鐵道がすぐ近くを通っている唯一無二のロケーションなど、魅力的なポイントがたくさんのキャンプ場ですので、ぜひ最後まで読んでチェックしてみてくださいね。

『アプトいちしろキャンプ場』へ聖地巡礼に行ってみた!周辺のゆるキャン△聖地も楽しむ

最後に、私が実際にアプトいちしろキャンプ場へ訪れたときの様子をご紹介。

せっかく大井川鐵道を楽しめるキャンプ場なので、駅を出発するときからお送りいたします。大井川編なでしこルートの聖地巡礼をする際の参考にしてみてくださいね。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【1】金谷駅で大井川鐡道へ乗換 大井川鐡道の昭和電車を楽しむ

この旅のスタートは金谷駅。

画像: 筆者撮影 御殿場線から乗り換える

筆者撮影 御殿場線から乗り換える

乗ってきたJR線から大井川鐡道へ乗り換えます。

画像15: 筆者撮影

筆者撮影

1泊2日で大井川鐡道を楽しみつつキャンプをするなら、2日間4,900円で大井川沿線の鉄道&バスが乗り放題で楽しめる「大井川周遊きっぷ」がおすすめです。

画像: 筆者撮影 周遊きっぷはワクワクしますね

筆者撮影 周遊きっぷはワクワクしますね

私は今回行けませんでしたが、大井川周遊きっぷを使えば、ゆるキャン△でなでしこ達が訪れていた寸又峡温泉にも行けます。

金谷~千頭間の大井川本線は、SL(蒸気機関車)やEL(電気機関車)、昭和電車など、旅情あふれるいろいろな鉄道が走っていますが、今回乗った電車は昭和電車でした。

2両編成のとっても揺れる昭和電車で、旅の始まりを感じてテンションを上げられます。

画像: 筆者撮影 大井川を眺めながら電車に揺られます

筆者撮影 大井川を眺めながら電車に揺られます

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【2】千頭駅前では豚串やダムカレー、川根茶ソフトを楽しんでなでしこになる

大井川本線の終点「千頭駅」で大井川鐡道・井川線(南アルプスアプトライン)に乗り換えます。

画像16: 筆者撮影

筆者撮影

なでしこも言っていましたが、せっかくなら千頭駅で一本電車を見送り、のんびり旅を楽しむのがおすすめ。

画像: 筆者撮影 千頭駅ではトーマス達が迎えてくれました(肝心のトーマスはいないけど)

筆者撮影 千頭駅ではトーマス達が迎えてくれました(肝心のトーマスはいないけど)

なでしこが空き時間に食べていたのは豚串・ダムカレー・川根茶ソフトですが、どれも駅から徒歩1分以内の場所で楽しめます。

画像17: 筆者撮影

筆者撮影

ちなみに、ダムカレーが食べられる「Cafeうえまる」は、私が訪れた日はちょうどお休みで行けませんでした。残念……。

画像: 筆者撮影 シャッターが…

筆者撮影 シャッターが…

帰りに寄れたら寄ろうと決意して、川根茶ソフトを堪能します。

画像: 筆者撮影 川根茶ソフト。お茶の香りがしっかりしておいしい。

筆者撮影 川根茶ソフト。お茶の香りがしっかりしておいしい。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【3】チャバコの自販機もおすすめ

千頭駅前には、ゆるキャン△コラボグッズの1つ「チャバコ」の自動販売機があります。

画像: 筆者撮影 かわいい自動販売機

筆者撮影 かわいい自動販売機

チャバコとは、大井川で有名な煎茶をタバコっぽいパッケージに入れるという遊び心溢れる商品。そんなチャバコとゆるキャン△がコラボしています。

とっても素敵なパッケージで、自動販売機も楽しい仕掛けになっているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【4】井川線へ乗換 ワクワクする可愛い機関車へ

次の乗車時間が近づいてきたので、千頭駅へ戻ります。

次に乗るのは電気機関車の井川線です。ホームへ行くと、可愛く赤い小さな車両が止まっていました。

画像: 筆者撮影 駅に止まる赤い小さな車両で内心大盛り上がり

筆者撮影 駅に止まる赤い小さな車両で内心大盛り上がり

この車両を見ただけでテンション上がってしまいますね。

出発してからも最高で、前半は山の生活エリアのすぐそばをのんびり走ってゆきます。

画像: 筆者撮影 山の中を風を感じながらのんびりと走る。

筆者撮影 山の中を風を感じながらのんびりと走る。

ホームという概念が存在しない駅が多く、「ここで止まるの?!」というところで停車します。

画像: 筆者撮影 駅に停車中

筆者撮影 駅に停車中

停車し、ひと時の静寂ののち、車掌さんの「降りる人いないかー?」いう声が聴こえます。そして、大きなベルの音の後に大きくガコンと揺れて再び発車。

暑い日でしたが、山の中を窓全開で走ってゆくので、風を感じてむしろ涼しさを覚えます。

画像: 筆者撮影 最高すぎる狭い車内

筆者撮影 最高すぎる狭い車内

もう語りだすと止まらなそうなのでこの辺で止めておきますが、旅好きなら一度は乗車してほしい、そんな旅情溢れる魅力が詰まっていました

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【5】アプトいちしろ駅に到着。アプト式機関車の連結を見学してからキャンプ場へ

3~40分ほど乗車し、アプトいちしろ駅に到着です。

この駅では、次のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間の急こう配に向けて、アプト式機関車の連結がされます。そのため、乗客は連結シーンを見学しようとぞろぞろ降りてゆきます。

後ろから少し大きなアプト式機関車がやってきて連結します。

画像: 筆者撮影 連結!

筆者撮影 連結!

なでしこもこの連結を、車内で一緒になったお姉さんたちとともに見学していましたね。

そして、見学が終わると乗客は車内へ。

あれだけたくさんの人が一緒に降りたのに、ホーム残ったのはキャンプ場へ向かう私だけになってしまいました(笑)。

画像: 筆者撮影 機関車はこれから日本一の急こう配へ臨む

筆者撮影 機関車はこれから日本一の急こう配へ臨む

ひと段落したので、キャンプ場へ向かいます。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【6】ミステリートンネルを通りキャンプ場到着!とりあえず設営を

アプトいちしろ駅から平坦な道を歩いて10分程でキャンプ場です。

キャンプ場までの道のりには、前述したミステリートンネルがあります。本当に真っ暗なので、スマホのライトだけでは全く太刀打ちできません。全部闇に吸収される。

登山用のヘッドライトなど、前をしっかり照らせるライトを持っておくのがおすすめです。

トンネルを出るとすぐにキャンプ場の敷地へ入ってゆきます。

画像: 筆者撮影 トンネルを出るとすぐにキャンプ場

筆者撮影 トンネルを出るとすぐにキャンプ場

受付を済ませ、とりあえず設営。

画像: 筆者撮影 キャンプ場到着。

筆者撮影 キャンプ場到着。

設営が終わったら、なでしこと同じように、もう少し大井川鐡道を楽しみに行きます。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【7】再び井川線に乗車 奥大井湖上駅へ

今回は再びアプトいちしろ駅から井川線に再乗車し、奥大井湖上駅へ向かいます。

奥大井湖上駅は湖にせりだした山の上にポツンとある駅で、これまた珍しい風景になっています。

画像: 筆者撮影 湖を突き抜ける線路

筆者撮影 湖を突き抜ける線路

駅はほとんど湖の真上で、下が丸見え。高所恐怖症の人は少しきついかもしれません…

画像18: 筆者撮影

筆者撮影

奥大井湖上駅では、線路横を歩いて近くの山道へ入っていけます。そこからしばらく登っていくと、展望スポットへ出ることができます。

なでしこも訪れていたスポットで、奥大井湖上駅を上から眺められます。

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

一度奥大井湖上駅で降りると次の電車まで1時間ほど時間があるので、ぜひこの展望スポットへ寄ってみてはいかがでしょうか。

私は奥大井湖上駅を楽しんでからキャンプ場へ戻り、キャンプを楽しみました。

ちなみに、長島ダム~アプトいちしろ駅間の急こう配区間からはキャンプ場がよく見えるので、自分が張ったテントを見つけてみるのもいいかもしれません。

画像: 筆者撮影 キャンプ場へ戻るときに自分のテントを発見して嬉しくなれます

筆者撮影 キャンプ場へ戻るときに自分のテントを発見して嬉しくなれます

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【8】長島ダム駅から帰路へ。時間があればふれあい館もおすすめ

翌日、帰路はせっかくなので長島ダム駅へ向かいます。

千頭方面への始発列車はお昼前と少々遅めなため、時間があれば長島ダムのふれあい館や親水公園でのんびりダム見学をしてみるのもおすすめ。

画像20: 筆者撮影

筆者撮影

この日は暑すぎて電車を待っている間に倒れそうだったので、長島ダムふれあい館で休ませてもらいました。

荷物を置かせてもらったりダムカードをくれたりと、親切にしていただけて良かったです。

ゆるキャン△聖地巡礼ルート【9】食べられなかったダムカレーを食して旅の終わり

再び井川線に乗車し、千頭駅へ帰ってきました。大井川本線への乗り換え時間が少々あったので、前日は閉まっていた「Cafeうえまる」へ。

画像: 筆者撮影 今日は開店している…!

筆者撮影 今日は開店している…!

しまりんと綾ちゃんが来店している…!

この演出だけでもう手を合わせてしまいますね。ありがとうございます…。

店内に入り、なでしこが食べていた長島ダムカレーを注文。カレーを待っている間に店内のお土産スペースを見ることもできます。ゆるキャン△グッズもありました。

そしてダムカレーがやってきました。すごい情報量…!

画像: 筆者撮影 ダムカレーカードもついてきました!

筆者撮影 ダムカレーカードもついてきました!

長島ダム周辺の魅力を表現しようとしているアイデアが素晴らしく、見ているだけで楽しいですね。

ちなみに個人的にとてもよかったのが、ダムカード風のダムカレーカードを貰えたこと。ちょうど長島ダムふれあい館で貰ったダムカードと並べて、「おぉ~」と嬉しくなりました。

長島ダムカレーを食べる予定の人は、ふれあい館でもダムカードを貰うのがおすすめです。

とっても珍しいロケーションのゆるキャン△聖地 『アプトいちしろキャンプ場』で聖地キャンプを楽しもう

画像21: 筆者撮影

筆者撮影

今回は、ゆるキャン△コミックス10~11巻に登場したアプトいちしろキャンプ場をご紹介しました。

大井川沿線の楽しさを目一杯味わえる、素晴らしいキャンプ場だと思いました。

周辺の楽しみとロケーション、キャンプ場の設備、どこをとっても美味しい聖地キャンプ場です。

今回の訪問では時間の関係上、なでしことリン&綾ちゃんが一緒に訪れた寸又峡温泉に行くことは出来ませんでしたが、次回はぜひ行きたいですね。

聖地キャンプとしても、普通の観光キャンプとしてもとってもおすすめのアプトいちしろキャンプ場に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

アプトいちしろキャンプ場の基本情報

キャンプ場正式名称アプトいちしろキャンプ場
郵便番号〒428-0401
住所静岡県榛原郡川根本町梅地3-19
TEL080-2636-6128
※予約はネットのみ
営業期間3月20日~11月末日
公式サイトhttps://abt-camp.shizu.website/
アクセス案内〈車〉
 新東名の金谷・島田ICから約1時間20分
 新東名の静岡SA、スマートICから約1時間10分
〈公共交通機関〉
 南アルプスアプトライン「アプトいちしろ駅」で下車、徒歩約10分
施設タイプ区画オートサイト
チェックイン・チェックアウト時間チェックイン:12:00~
チェックアウト:~11:00
ロケーション山間、ダムサイド
場内設備水洗トイレ
コインシャワー
洗濯機
炊事場
釜戸
AC電源
利用タイプ宿泊
キャンプサイトの地面芝生
予算テントサイト:3,000円~、入場料:300円(大人)

『アプトいちしろキャンプ場』以外のゆるキャン聖地もチェック!

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