『アプトいちしろキャンプ場』へ聖地巡礼に行ってみた!周辺のゆるキャン△聖地も楽しむ
最後に、私が実際にアプトいちしろキャンプ場へ訪れたときの様子をご紹介。
せっかく大井川鐵道を楽しめるキャンプ場なので、駅を出発するときからお送りいたします。大井川編なでしこルートの聖地巡礼をする際の参考にしてみてくださいね。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【1】金谷駅で大井川鐡道へ乗換 大井川鐡道の昭和電車を楽しむ
この旅のスタートは金谷駅。
乗ってきたJR線から大井川鐡道へ乗り換えます。
1泊2日で大井川鐡道を楽しみつつキャンプをするなら、2日間4,900円で大井川沿線の鉄道&バスが乗り放題で楽しめる「大井川周遊きっぷ」がおすすめです。
私は今回行けませんでしたが、大井川周遊きっぷを使えば、ゆるキャン△でなでしこ達が訪れていた寸又峡温泉にも行けます。
金谷~千頭間の大井川本線は、SL(蒸気機関車)やEL(電気機関車)、昭和電車など、旅情あふれるいろいろな鉄道が走っていますが、今回乗った電車は昭和電車でした。
2両編成のとっても揺れる昭和電車で、旅の始まりを感じてテンションを上げられます。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【2】千頭駅前では豚串やダムカレー、川根茶ソフトを楽しんでなでしこになる
大井川本線の終点「千頭駅」で大井川鐡道・井川線(南アルプスアプトライン)に乗り換えます。
なでしこも言っていましたが、せっかくなら千頭駅で一本電車を見送り、のんびり旅を楽しむのがおすすめ。
なでしこが空き時間に食べていたのは豚串・ダムカレー・川根茶ソフトですが、どれも駅から徒歩1分以内の場所で楽しめます。
ちなみに、ダムカレーが食べられる「Cafeうえまる」は、私が訪れた日はちょうどお休みで行けませんでした。残念……。
帰りに寄れたら寄ろうと決意して、川根茶ソフトを堪能します。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【3】チャバコの自販機もおすすめ
千頭駅前には、ゆるキャン△コラボグッズの1つ「チャバコ」の自動販売機があります。
チャバコとは、大井川で有名な煎茶をタバコっぽいパッケージに入れるという遊び心溢れる商品。そんなチャバコとゆるキャン△がコラボしています。
とっても素敵なパッケージで、自動販売機も楽しい仕掛けになっているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【4】井川線へ乗換 ワクワクする可愛い機関車へ
次の乗車時間が近づいてきたので、千頭駅へ戻ります。
次に乗るのは電気機関車の井川線です。ホームへ行くと、可愛く赤い小さな車両が止まっていました。
この車両を見ただけでテンション上がってしまいますね。
出発してからも最高で、前半は山の生活エリアのすぐそばをのんびり走ってゆきます。
ホームという概念が存在しない駅が多く、「ここで止まるの?!」というところで停車します。
停車し、ひと時の静寂ののち、車掌さんの「降りる人いないかー?」いう声が聴こえます。そして、大きなベルの音の後に大きくガコンと揺れて再び発車。
暑い日でしたが、山の中を窓全開で走ってゆくので、風を感じてむしろ涼しさを覚えます。
もう語りだすと止まらなそうなのでこの辺で止めておきますが、旅好きなら一度は乗車してほしい、そんな旅情溢れる魅力が詰まっていました。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【5】アプトいちしろ駅に到着。アプト式機関車の連結を見学してからキャンプ場へ
3~40分ほど乗車し、アプトいちしろ駅に到着です。
この駅では、次のアプトいちしろ駅~長島ダム駅間の急こう配に向けて、アプト式機関車の連結がされます。そのため、乗客は連結シーンを見学しようとぞろぞろ降りてゆきます。
後ろから少し大きなアプト式機関車がやってきて連結します。
なでしこもこの連結を、車内で一緒になったお姉さんたちとともに見学していましたね。
そして、見学が終わると乗客は車内へ。
あれだけたくさんの人が一緒に降りたのに、ホーム残ったのはキャンプ場へ向かう私だけになってしまいました(笑)。
ひと段落したので、キャンプ場へ向かいます。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【6】ミステリートンネルを通りキャンプ場到着!とりあえず設営を
アプトいちしろ駅から平坦な道を歩いて10分程でキャンプ場です。
キャンプ場までの道のりには、前述したミステリートンネルがあります。本当に真っ暗なので、スマホのライトだけでは全く太刀打ちできません。全部闇に吸収される。
登山用のヘッドライトなど、前をしっかり照らせるライトを持っておくのがおすすめです。
トンネルを出るとすぐにキャンプ場の敷地へ入ってゆきます。
受付を済ませ、とりあえず設営。
設営が終わったら、なでしこと同じように、もう少し大井川鐡道を楽しみに行きます。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【7】再び井川線に乗車 奥大井湖上駅へ
今回は再びアプトいちしろ駅から井川線に再乗車し、奥大井湖上駅へ向かいます。
奥大井湖上駅は湖にせりだした山の上にポツンとある駅で、これまた珍しい風景になっています。
駅はほとんど湖の真上で、下が丸見え。高所恐怖症の人は少しきついかもしれません…
奥大井湖上駅では、線路横を歩いて近くの山道へ入っていけます。そこからしばらく登っていくと、展望スポットへ出ることができます。
なでしこも訪れていたスポットで、奥大井湖上駅を上から眺められます。
一度奥大井湖上駅で降りると次の電車まで1時間ほど時間があるので、ぜひこの展望スポットへ寄ってみてはいかがでしょうか。
私は奥大井湖上駅を楽しんでからキャンプ場へ戻り、キャンプを楽しみました。
ちなみに、長島ダム~アプトいちしろ駅間の急こう配区間からはキャンプ場がよく見えるので、自分が張ったテントを見つけてみるのもいいかもしれません。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【8】長島ダム駅から帰路へ。時間があればふれあい館もおすすめ
翌日、帰路はせっかくなので長島ダム駅へ向かいます。
千頭方面への始発列車はお昼前と少々遅めなため、時間があれば長島ダムのふれあい館や親水公園でのんびりダム見学をしてみるのもおすすめ。
この日は暑すぎて電車を待っている間に倒れそうだったので、長島ダムふれあい館で休ませてもらいました。
荷物を置かせてもらったりダムカードをくれたりと、親切にしていただけて良かったです。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【9】食べられなかったダムカレーを食して旅の終わり
再び井川線に乗車し、千頭駅へ帰ってきました。大井川本線への乗り換え時間が少々あったので、前日は閉まっていた「Cafeうえまる」へ。
しまりんと綾ちゃんが来店している…!
この演出だけでもう手を合わせてしまいますね。ありがとうございます…。
店内に入り、なでしこが食べていた長島ダムカレーを注文。カレーを待っている間に店内のお土産スペースを見ることもできます。ゆるキャン△グッズもありました。
そしてダムカレーがやってきました。すごい情報量…!
長島ダム周辺の魅力を表現しようとしているアイデアが素晴らしく、見ているだけで楽しいですね。
ちなみに個人的にとてもよかったのが、ダムカード風のダムカレーカードを貰えたこと。ちょうど長島ダムふれあい館で貰ったダムカードと並べて、「おぉ~」と嬉しくなりました。
長島ダムカレーを食べる予定の人は、ふれあい館でもダムカードを貰うのがおすすめです。
とっても珍しいロケーションのゆるキャン△聖地 『アプトいちしろキャンプ場』で聖地キャンプを楽しもう
今回は、ゆるキャン△コミックス10~11巻に登場したアプトいちしろキャンプ場をご紹介しました。
大井川沿線の楽しさを目一杯味わえる、素晴らしいキャンプ場だと思いました。
周辺の楽しみとロケーション、キャンプ場の設備、どこをとっても美味しい聖地キャンプ場です。
今回の訪問では時間の関係上、なでしことリン&綾ちゃんが一緒に訪れた寸又峡温泉に行くことは出来ませんでしたが、次回はぜひ行きたいですね。
聖地キャンプとしても、普通の観光キャンプとしてもとってもおすすめのアプトいちしろキャンプ場に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
アプトいちしろキャンプ場の基本情報
キャンプ場正式名称 | アプトいちしろキャンプ場 |
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郵便番号 | 〒428-0401 |
住所 | 静岡県榛原郡川根本町梅地3-19 |
TEL | 080-2636-6128 ※予約はネットのみ |
営業期間 | 3月20日~11月末日 |
公式サイト | https://abt-camp.shizu.website/ |
アクセス案内 | 〈車〉 新東名の金谷・島田ICから約1時間20分 新東名の静岡SA、スマートICから約1時間10分 〈公共交通機関〉 南アルプスアプトライン「アプトいちしろ駅」で下車、徒歩約10分 |
施設タイプ | 区画オートサイト |
チェックイン・チェックアウト時間 | チェックイン:12:00~ チェックアウト:~11:00 |
ロケーション | 山間、ダムサイド |
場内設備 | 水洗トイレ コインシャワー 洗濯機 炊事場 釜戸 AC電源 |
利用タイプ | 宿泊 |
キャンプサイトの地面 | 芝生 |
予算 | テントサイト:3,000円~、入場料:300円(大人) |