100均の商品で『おにやんま君』風の虫除け対策グッズを自作するための道具&材料は揃う!
最近では『おにやんま君』の品薄は解消されているので本家を購入するのもおすすめです。ただ、筆者が子供と一緒に『おにやんま君』っぽい虫除けを自作したところ、とても楽しい経験となりました!
そこでここからは、『おにやんま君』風の虫除けを自作するときに必要な道具と材料をご紹介していきます。
『おにやんま君』風の虫除け対策グッズを自作するための道具はたったの3つだけ!
今回ご紹介する『おにやんま君』風の虫除けは、リアルさを追求するというより、子供が楽しく1人でも作れるように考えました。その結果、必要な道具はたったの3つだけに!
- 油性マジック(黒)
- はさみ
- 定規(13㎝あると◎)
ペンは、羽の模様を描いたりするので、細いものがおすすめです。
定規は最長13cmまで測れるものを用意してください。
すべて100均で入手できますし、この3つの道具であれば、すでにご家庭に1セットはありそうですよね!
『おにやんま君』風の虫除け対策グッズを自作するための材料はすべて100均で入手可能!
材料についても、リアルに作ることに重きを置くのではなく、子供が親しみやすく、扱いやすいという観点でチョイスしました。
- 透明クリアファイル
- 丸い割りばし(四角の場合は二つに割って使えばOK)
- 黒い輪ゴム(ダイソーでは『モノクロゴムバンド』という商品名)
- ビニールテープ黒
- ビニールテープ黄色
- クリアビーズ(10mmがベスト。8mmでも可)
『おにやんま君』風の虫除け対策グッズを自作する上でいちばん難しかったのは、いかにしてボディに目と羽をつけるかでした。
最初は写真右上のゴムテグスを使ってみたのですが、つるつると滑ってしまって結びづらく、子供には扱いが難しいと思いました。
また、写真右下の針金も使ってみましたが、ハサミで切ると、切った先がとがっていて危ないです。さらに、細かい針金のゴミが出るので、子供に扱わせるのには不向きと判断してボツにしました。
試行錯誤を繰り返し、最終的に行きついたのが、写真左のモノクロゴムバンド!箱の中には白・グレー・黒の輪ゴムが入っているのですが、黒の輪ゴムが想像以上に使えました!
なお、本家『おにやんま君』の目は10mmだったので、クリアビーズも10mmがベストです。ただ、もし10mmのクリアビーズが見つからなければ、8mmでもじゅうぶんそれっぽく作れます♪
色もオニヤンマの目っぽい色がなくても、なんとなく緑っぽかったり、青っぽかったりすればOK!
お好みで、ボールチェーン・カラビナ・安全ピンなどを用意すると、出来上がった『おにやんま君』風の虫除けを吊るしたり、帽子や洋服などに着けたりすることが出来ますよ。
筆者はすべての材料をダイソーで入手しましたが、ダイソー以外の100均にも売っているアイテムばかりですね!
1,000円以下で、『おにやんま君』っぽい虫除けのオブジェが何個も作れちゃう! 家族や友達と一緒に作ってみよう♪
『おにやんま君』風の虫除け対策グッズを自作!簡単な作り方を4つの工程に分けて詳しく解説!
それでは、いよいよ実際に『おにやんま君』風の虫除けの作り方を詳しくご紹介していきます!
筆者が所持する本家『おにやんま君』と比較しつつ、作り方を大きく4つの工程に分けて詳しく解説していきますね!
『おにやんま君』風の虫除け対策グッズの簡単な作り方・工程[1] 胴体を作る
まず、割りばしで胴体部分を作っていきましょう!
だいたい9cmぐらいのところにマジックでしるしをつけます。
しるしのところにはさみを当て、割りばしをぐるぐる回して、すじをつけていきます。
2周ぐらい回してすじがしっかりついてきたら、割りばしの両端を持って2つに割ります。
割りばしで作った胴体に、ビニールテープを巻いて、胴体を作っていきます。
巻き方は自由ですが、筆者はまず、上の写真のようにビニールテープの上に割りばしを置き、次に下の写真のようにビニールテープを折り返して割りばしを包み込んでみました。
これで『おにやんま君』風の虫除けの尻尾と頭に当たる部分が、すっぽり隠れます。
ここから、余った部分を胴体の厚みにすべく、ビニールテープをナナメに巻いていきます。
しっぽの部分はなるべく細くして、頭に当たる部分は少し平べったくします。
頭の部分には、のちに目を取り付けるための切り込みを入れたいので、さらにビニールテープを四角く巻いていき、厚みを出します。
厚みが出たら、割りばしの左右1か所ずつ、はさみで切り込みを入れておきます。
続いて、胴体に黄色いシマシマ模様を作っていきます。
ビニールテープがはさみにくっついてしまって、ちょっと切りづらいかもしれませんので、テープをあらかじめ何かで固定して切ると切りやすくてオススメです。
10cmぐらいの長さの黄色いビニールテープを3か所切っていき、4本の細いテープを作ります。
長めに切ってあるので、この細い1本をさらに半分に切ることで、胴体の黄色いシマシマ模様2本分になります。
黒い胴体部分に、細い黄色いテープを等間隔で巻いていきます。
これで胴体は完成です!
いいね、いいね!!! 黒と黄色のシマシマだけでも、なんだかそれっぽく見える!!! ここまではカンタンだったね♪
『おにやんま君』風の虫除けの簡単な作り方・工程[2] 目を胴体に固定する
続いて目を作り、胴体に固定していきます。
材料のご紹介で少し触れましたが、本家『おにやんま君』の目は、10㎜のビーズで出来ているようです。
写真真ん中のビーズが10mmなので、大きさ的にはぴったりですが、これはダイソーで購入したものではなく、筆者が手芸店で昔購入したものです。
いちばん下の8mmのビーズは、ダイソーで入手しました。もし10mmのビーズが見つからなければ8mmでも代用できます。
最初に黒い輪ゴムを半分に切り、ビーズを2個通して、目を作ります。
黒いビニールテープを5cmぐらいに切っておき、このテープでビーズの目を固定していきます。
テープで固定する際に、最初に胴体の頭部分に入れておいた2つの切り込みにゴムを引っかけておくと、テープがとめやすくなります。
最終的には、下の写真のように、輪ゴム部分が黒いビニールテープで胴体に固定できればOKです。
目は割りばしで作った胴体の先っちょに、ちょこんと顔をのぞかせるようなイメージ。
ビーズに通したゴムが抜けないよう、何回か黒いビニールテープをぐるぐる巻いて、しっかり固定しましょう。
余った輪ゴムは、はさみで切って、胴体+目の完成です!
輪ゴムは伸びるから、きつめに固定しておくと安心だよ♪ 目がつくと、ぐっとオニヤンマっぽくなってくるね~!!!
『おにやんま君』風の虫除けの簡単な作り方・工程[3] 羽を作る
さて、続いて、羽の制作に入りましょう!
透明クリアファイルを、羽の大きさ(13cm×4cm)の長方形に切り出します。どうせ羽型に切ってしまうので、定規で長さを計り、マジックで線を引いちゃってOKです!
のちに胴体に固定するための切り込みを作りたいので、真ん中に1cm幅を持たせるために、左右から6cmのところにそれぞれしるしをつけておきます。
上の写真のように、左端を0cmとしたとき、6cmと7cmのところにマジックでしるしをつけます。
次に、左右対称になるよう、黒いマジックで羽を描いていきます。
この時、中央1cm幅の部分に切り込みを入れるため、ナナメに4か所線をしるしをつけておきます。
模様はあなたのセンスで描いてみてください!左右対称になっていれば、それっぽく見えるので大丈夫♪
筆者は、本家『おにやんま君』を見ながら、それっぽくフリーハンドで描きました♪
本家を持っていない人は、販売ページを印刷するなどして見ながら描いたり、透明のクリアファイルなので、写して描いたりもできるかもですね!
羽の模様を書き終えたら、周りの余分な部分をはさみで切っていきます。
最後に、先ほどマジックで描いておいたナナメの線に沿って、4か所切り込みを入れます。
中心に向かうよう、左右対称に長さもそろえて1cmぐらい切ってくださいね!
はい、これで胴体+目、羽と、すべてのパーツが出来上がりました♪
本家『おにやんま君』と並べても、なかなかの出来ばえ♪ いよいよ完成も間近!
『おにやんま君』風の虫除けの簡単な作り方・工程[4] 羽を胴体に固定する
最後の工程では、胴体に羽を固定していきます!
胴体・羽・黒い輪ゴムを用意します。
羽に入れた4か所の切り込みのうち、対角線上の2か所に輪ゴムをひっかけます。
輪ゴムを引っかけた羽の上に胴体を置きます。
お腹の部分で輪ゴムをクロスさせます。
お腹のところにバッテン(×)が出来ます。
これだとまだ輪ゴムがゆるゆるなので、これをもう一回繰り返して、2重にしていきます。
次は、最初に輪ゴムを引っかけたのとは違うほうの切り込みに輪ゴムを引っかけます。
引っ張りながらバッテンを作っていくのがコツ。
輪ゴムを2周させて、良く締まったお腹がこちら。
背中がこちら。
何度もトライしていると、マジックで描いた羽の模様が薄くなってきますが、そんな時はもう一度描いてあげれば大丈夫です!(笑)
はい、『おにやんま君』風の虫除け、これで完成です!!!
手前がオリジナルの『おにやんま君』で、後ろの2匹が自作の『おにやんま君もどき』です。
後ろ2匹の左側が10mmのビーズで、右側が8mmのビーズで目を作りました。
どちらもオニヤンマっぽさはありますが、虫除けに使うのであれば、やはり目は大きめの10mmのほうが、他の虫に認識されやすいかもですね!
完成品、なかなかサマになってる♪ オニヤンマの特徴の、黄色と黒のシマシマボディと、大きな目がしっかり出来ているから、これで虫どもを寄せ付けない!!!…はず(笑)