3:フタ付きクリアケース
コスメ売り場で販売されている『フタ付きクリアケース』。
コスメ関連の小物を収納するケースとして販売されている商品ですが、キャンプでの使い方をご紹介します!
- サイズ:約直径3.9cm×H1.23cm
- 材質:スチロール樹脂
- 価格:100円+税(5P)
どこまでも連結可能! フタ付きが便利
ケースが5段に連結していて、個々のケースにもフタが付いています。
もう1組購入しておけば5段以上に連結することも可能です。
用途は調味料入れ
このケースにはキャンプで使う調味料を入れています!
5段の中には、コショウ、塩、だしの素、コンソメ、白ごまを入れました。
市販のボトルのままでもそこまでかさばりませんが、このケースに詰め替えれば更にコンパクトに!
ケースいっぱいに入れると大さじ1杯分。調理の際の目安になりますね。
液体には使えない
醤油を入れてみると、やっぱり漏れました。液体は使用しないでください。
ちなみに、液体の調味料にはセリアの『角型タレビン30ml』を使っています。
DAISOメスティンとの相性◎!
2段にすればDAISOメスティンの高さと同じ。
横に寝かせても入ります!
クリアケースなので中身が見えて、何が入っているのか一目瞭然!
キャンプから帰ったら、次のキャンプに向けて中身を補充して冷蔵庫に入れておきましょう。
4:フッククリップ
耐荷重500gの『フッククリップ』。タープポールやテーブル、チェアの脚に挟んで取り付けて使用します。
- サイズ:約縦8.8cm×8.5×高さ5.4cm
- 材質:POM樹脂(スポンジ:EVA樹脂、バネ:炭素鋼)
- 耐荷重:500g
コールマンの『コンビニハンガー』に用途も見た目もほとんど同じです。コールマンは2個セットで1,280円(税込)。
セリアはひとつ100円+税なので非常にお得です!
セリアではミニサイズも展開! DAISOでも購入可能
耐荷重300gのミニサイズもあります。
DAISOでも同じようなフッククリップを購入できます。
店頭で品切れになるようなことはなく安定供給されているので、複数個持っている方も多いはず。
【裏技】耐荷重を倍増させよう!
さっきまでちゃんと引っかかっていたのにいつの間にか外れて落ちていて、「もうちょっと頑張って耐えて欲しい!」なんて時ありませんか?
ジャケットなどの重いものを掛けると、ズレ落ちてしまうんですよね。
そんな時は、フッククリップでフッククリップを反対側から挟み込みます!
この方法なら、上から力を入れてもクリップが外れる気配はありません。
もちろん推奨の使い方ではないので過信は禁物。落ちて壊れるようなものを引っ掛けるのはおすすめしません。
この裏技、残念ながら太いポールには使えません。
バネの軋み音には潤滑剤で対処
個体差もあると思いますが、フックを開閉する時のバネが軋む音が少し気になります。そんな時は、『CURE5-56』などの潤滑剤を使うと改善します。
5:防風板
なんとセリアからもウィンドスクリーン『防風版』が出ているんです!
- サイズ:約W84.5cm×H25cm
- 材質:ポリプロピレン、アルミニウム
- 価格:100円+税
ちょっと見た目はチープですが、私の知る限り他の100均では見たことがありません。
プラスチックダンボール製
素材はプラスチックダンボール。いわゆる「プラ段」です。
プラ段の内側はアルミ素材になっています。
さすがに100円の製造コストではDAISOのようなアルミ製の風除け(写真左がDAISO、500円+税)は実現できないですよね。
それでも果敢に開発にチャレンジして、この商品を世に輩出したセリアの努力に頭が下がります。
地面に固定できる
付属のピン3本で地面に固定するようです。手前に2箇所、後ろに1箇所ピンを通す穴が開いています。
【性能検証】DAISOのアルミ風除けと比較
マキタの扇風機を風量MAXで後方から当てて(写真では右から左)、ダイソーとセリアの風除けの効果を検証してみます!
左がセリア、右がDAISO。
風を当ててみると、DAISOは面で風を受けるためか形が崩れてしまいます。
一方セリアはうまく風を受け流しているように見えます。折り癖が付いているせいもあって形が崩れにくいです。
次に、バーナーを使って沸騰するまでの時間を比較します!
公平を期すために、バーナーの火力はつまみを2と1/4回転に揃えます。扇風機の風力はMAXで画面奥に配置しています。
200mlの常温の水をシェラカップに注いで沸騰するまでの時間を比較してみましょう。
なんと予想外の結果。セリアの方が約12秒早く沸点に到達しました!
素人目にはどちらも風の影響はほとんど同じ程度にしか見えませんでした。しかし、この時間差は誤差とも言いづらく、念のため計測ミスがあった可能性も考えてもう一度計測してみたところ、やはりセリアの方が早く沸騰しました。
もちろん屋外ではないのでこの結果が全てではないですが、興味深い結果となりました。
ガストーチで炙っても問題なし
ガストーチでアルミ面を炙ってみたところ、溶けてしまうなど影響はありませんでした。
熱に強く、よくある使い切りという訳ではなく繰り返し使えるようです。
【カスタム】メスティンサイズに加工
実は「プラ段」故のメリットもあるんです。それは、加工できること!
たとえば、トランギアのメスティンにスタッキングできる風防を作ってみましょう。
メスティンの幅は約16cmなので、コーナー部分を差し引いて高さ14cmになるようにカットします。最初にコーナー部分を考慮し忘れたので追加で2cmカットしています。
あっという間に完成!普通のプラ段なので、簡単にカッターナイフでカットできました。
見てください!このシンデレラフィット!
メスティンの中には、風防に加えてエスビットのポケストと固形燃料も入れてみました。
100円だからこそ気軽に加工もできちゃう、そんなところもセリアの魅力です!