昆虫の王様「カブトムシ」といえば山奥の大自然に生息しているイメージを持っている方も多いはず。しかし、実は関東地方の都心からアクセスしやすい場所にも、カブトムシが捕れるキャンプ場がたくさんあります!そこで今回は、カブトムシの採集におすすめな関東地方のキャンプ場を厳選してご紹介。また、初心者向けにカブトムシの捕り方や飼育のポイントも徹底解説しますので、キャンプでカブトムシ採集を楽しみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

関東でカブトムシが捕れるのはココ!おすすめキャンプ場7選

画像: 広葉樹に集まるカブトムシ 筆者撮影

広葉樹に集まるカブトムシ

筆者撮影

カブトムシは「コナラ」や「クヌギ」などの広葉樹を好みます。コナラやクヌギはどんぐりの実がなる木なので、地面にどんぐりが多く落ちている場所はカブトムシ採集にうってつけのスポットです。

ここでは、カブトムシを捕まえたい人にぴったりのキャンプ場を紹介していきます!

つちうちキャンプ場(埼玉県秩父市)

『つちうちキャンプ場』は、秩父市大滝にあるキャンプ場です。荒川の源流が流れていて、暑い日は川遊びも楽しめますよ。

夏になると近くの山からカブトムシやクワガタがやってくるので、昼間のうちにカブトムシが集まりやすそうな場所をチェックしておいて、夜や早朝探しに行けばカブトムシやクワガタを捕まえることができる可能性は大!

筆者が訪れた時は、キャンプ場内に、甘い蜜を塗った「つちうちキャンプ場特製シート」が設置されていました。朝起きてすぐに、カブトムシがいるかどうか、たくさんの子どもたちが集まってきましたよ。

  • 所在地:埼玉県秩父市大滝4011-1
  • 電話番号:0494-55-0137(受付時間/8:00〜18:00)
  • チェックイン:13:00~17:00
  • チェックアウト:11:00

群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場(群馬県利根郡)

『群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場』は東京から車で約2時間、日本百名山である武尊山の西側に位置し、奥利根の豊かな自然に恵まれています。

標高1,000mの場所にあるので、真夏でも涼しい風が吹き抜け過ごしやすく、フリーサイトやオートサイト、ログハウスやコテージなど約1200名のキャパシティーを持つ大型のキャンプ場です。

毎年、夏になるとカブトムシやクワガタが捕まえられる「デカイ虫かご」というイベントが開催されています。イベント中は通常の虫かごの約11万倍にもなる大きな虫かごがキャンプ場内に設置され、時間制限内であれば大量のカブトムシが採り放題です。

キャッチアンドリリースにはなりますが、一般的な野山の中で探す昆虫採集とは異なり、場内に入るとあちこちで見つけられます。そのため、夜や早朝に虫取りに行けない人や、カブトムシの捕り方が分からないという人でも、元気に動き回っているカブトムシを観察したり身近に接することができますよ。

  • 所在地:群馬県利根郡みなかみ町藤原915-1
  • 電話番号:0278-75-2206
  • チェックイン:12:00~
  • チェックアウト:~10:00

芳賀ファーム&グランピング(栃木県芳賀郡)

『芳賀ファーム&グランピング』は、サラブレッド牧場とグランピングが融合した珍しい施設です。栃木県の自然豊かな環境に位置していますが、東京から約2時間程度で、公共交通機関でのアクセスも可能な立地となっています。

場内には、カブトムシやクワガタが生息するクヌギの森が広がっていて、夏の夜には樹液を求めて集まるカブトムシを見ることができます。散策にも最適な綺麗な森なので、小さなお子様でも安心して昆虫採集ができるのが嬉しいですね。

また、乗馬体験やゴルフコースも楽しめるので、子どもから大人まで、自然と触れ合いながらさまざまなアクティビティを体験できます。

  • 所在地:栃木県芳賀郡芳賀町給部313
  • 電話番号:028-612-4053(受付時間/9:30~18:00)
  • チェックイン:14:00~
  • チェックアウト:~11:00

▼芳賀ファーム&グランピングについてはこちらの記事でも紹介しています!

【栃木県おすすめのキャンプ場29選】穴場のスポットやコテージ泊ができる施設も紹介

那須いなか村オートキャンプ場(栃木県那須烏山市)

避暑地としても知られる那須高原に位置する『那須いなか村オートキャンプ場』は、約50,000坪の広大な敷地を有する林間キャンプ場です。

春にはタケノコ掘り、夏にはカブトムシ・クワガタ捕りのイベントが開催されており、ファミリーキャンパーから人気のスポットです。カブトムシ・クワガタ捕りのイベントは夜の虫捕りツアーとなっており、他の珍しい昆虫に出会える可能性も!

広大な場内は自然をそのまま活かしているのが特徴で、本格的なアウトドア体験を楽しめます。場内にはログハウスも完備されているため、アウトドア初心者でも快適に過ごせるはずですよ。

  • 所在地:栃木県那須烏山市上川井948-1
  • 電話:0287-88-0455
  • チェックイン: 12:00~19:00
  • チェックアウト:~11:00

キャンピングヒルズ鴨川(千葉県鴨川市)

画像: キャンピングヒルズ鴨川のテントサイト ライター撮影

キャンピングヒルズ鴨川のテントサイト

ライター撮影

千葉県鴨川市にある『キャンピングヒルズ鴨川』は、海からもほど近い場所に位置するオートキャンプ場です。

ロケーションの異なる多彩なキャンプサイトに加え、バンガローや売店、露天風呂など初心者からベテランまで、幅広い方がキャンプを楽しめるスポットとなっています。周辺では海水浴やハイキングを楽しめるほか、鴨川シーワールドなどのレジャー施設もあり、レジャーの拠点にも最適です。

カブトムシやクワガタは場内に無数にいるということで、探しに行かずともランタンに飛び込んでくることもあるそうです。たくさん捕獲できた時は、飼育できる範囲で持ち帰りましょうね。

  • 所在地:千葉県鴨川市宮2015-62
  • 電話:0470-92-9979(受付時間/9:00~21:00)
  • チェックイン:12:00~
  • チェックアウト :~11:30
  • 公式サイト:https://www.kamogawacamp.jp/

▼キャンピングヒルズ鴨川の詳細はこちらの記事でチェック!

【千葉県 キャンピングヒルズ鴨川】都心から2時間の房総半島で海と緑を同時に満喫できるキャンプ場を徹底レポ!

ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場(神奈川県足柄上群)

画像: ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場のテントサイト ライター撮影

ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場のテントサイト

ライター撮影

『ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場』は、神奈川県の丹沢山地に位置し、豊かな自然に囲まれたキャンプ場です。

四季折々の美しい風景を楽しめる場内は最大700組がキャンプを楽しめる広さで、シャワーや温泉施設、お湯の出る炊事場など設備が充実しているのが魅力です。キャンプサイトの他にもバンガローやコテージがあり、手軽にキャンプを楽しみたい方にも最適!

場内にはカブトムシやクワガタが生息する森林が広がっており、ミヤマクワガタやオオクワガタが見られることでも知られています。渓流釣りやハイキングも楽しめるため、大自然の中でアクティブに過ごせるでしょう。

  • 所在地:神奈川県足柄上郡山北町中川868
  • 電話:現地TEL/0465-78-3181、予約専用TEL/0465-20-3191(受付時間/9:00~17:00)
  • チェックイン:12:00~17:00(コテージは13:00~17:00)
  • チェックアウト:~11:00
  • 公式サイト:https://well-camp.com/

▼ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場の詳細はこちらの記事でチェック!

神奈川県『ウェルキャンプ西丹沢キャンプ場』の料金・おすすめゾーンなどを徹底リポート

西富士オートキャンプ場(静岡県富士宮市)

画像: 西富士オートキャンプ場のテントサイト ライター撮影

西富士オートキャンプ場のテントサイト

ライター撮影

富士山麓の朝霧高原に広がる『西富士オートキャンプ場』は、カブトムシやクワガタを捕獲できる聖地として有名なキャンプ場です。

場内には林間サイトが広がっており、バンガローや無料の露天風呂、コインランドリーなど、初心者やファミリーに優しい設備が充実しています。また標高約600mに位置しており、「なるべく涼しい場所でキャンプをしたい!」という方にもおすすめですよ。

夏休み中は「夏休み子ども天国」として、食べ物工房やカブトムシ取り、釣り大会、川遊びなど、子どもたちが楽しめる多彩なイベントが開催されます。家族やグループで、思い出に残る体験ができますよ!

  • 所在地:静岡県富士宮市内野1687
  • 電話:0544-54-1947(受付時間/9:30~18:00)
  • チェックイン:13:00~
  • チェックアウト ~12:00(バンガローは~11:00)
  • 公式サイト:https://nishifuji.com/

服装や必要な道具をチェック!キャンプ場でカブトムシを捕まえる前に知っておきたいこと

画像: 虫捕りを楽しむ子どもたちの様子 筆者撮影

虫捕りを楽しむ子どもたちの様子

筆者撮影

ここからは、より楽しく、より安全にカブトムシ捕りを楽しむために知っておきたい、捕獲のポイントや服装、必要な道具などをお伝えしていきます。

捕獲のポイント

画像: 樹液に集まる虫たち 筆者撮影

樹液に集まる虫たち

筆者撮影

カブトムシが出現する時期は、6月頃から8月下旬頃と言われています。一般的なベストシーズンは、7月中旬から8月中旬とされていますが、気候や地域によっても異なります。

雨が降ったり風が強い日は、あまり活動しないので、25℃を超える暑くて晴れた日がカブトムシ捕りの絶好のチャンス。

カブトムシは夜行性で、太陽が沈み辺りが暗くなる頃から活動をはじめ、太陽が昇る頃に土の中に隠れてしまいます。ただ、昼間に探しに行っても全くいないというわけではなく、中には樹液の周りで食事をしていたり、枝や木の隙間などにいるカブトムシもいるので、よく観察してみてくださいね。

また、木の根元の土がフカフカしていたら優しく掘ってみてください。眠っているカブトムシを発見できることもありますよ。

画像: 木の根元には眠っているカブトムシがいることもある 筆者撮影

木の根元には眠っているカブトムシがいることもある

筆者撮影

掘り返した土は、そのままの状態で放置しておくと、他のカブトムシが隠れられなくなってしまうので、土は必ず元の状態に戻しておいてくださいね。

おすすめの服装

画像: 虫除けスプレーをするのも忘れずに! ライター撮影

虫除けスプレーをするのも忘れずに!

ライター撮影

カブトムシ捕りに限らず、虫捕りをするときには長袖・長ズボンを着用し、できるだけ肌の露出を少なくしましょう。

カブトムシやクワガタが生息する森林には、ヤブ蚊やハチ、ブヨなどの虫が多く生息しています。また、木の枝で怪我をする恐れもあるため、肌の露出を減らすことで、より安全性を高められますよ。

足場が悪いことも少なくないので、靴は動きやすいスニーカーを選ぶのがベスト。できれば、頭には帽子、手には手袋を着用したうえで、首元にはタオルを巻くなどすると安心です。

▼虫対策についてはこちらの記事も参考にしてください!

【最強の虫対策まとめ】夏のキャンプやアウトドアで使える! おすすめの虫除けアイテム10選

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必要な道具

カブトムシ捕りのマストアイテムは虫取り網・虫かご・LEDハンドライト(懐中電灯)の3つです。

虫取り網は、木の高いところにいるカブトムシを捕まえるときに使います。捕まえたカブトムシは、虫かごに入れて持ち運びましょう。

また、カブトムシは夜行性で、夕方や早朝の薄暗い時間帯のほうが見つかりやすいため、ハンディライトは必需品です。昼間にカブトムシを探す場合でも、森の中は暗い場合が多いので、小型で持ち運びやすいハンディライトを用意しておきましょう。

▼おすすめのハンディライトはこちらの記事でチェック!

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虫捕りのマナー

虫捕りを楽しむ際には、「周囲の環境」と「他のキャンパー」に配慮しましょう。具体的には、以下のような行動を避けるのが大切です。

  • ゼリーなどの餌を仕掛ける場合には、キャンプ場の管理人に確認する
  • たくさんの虫を見つけても、必要以上に捕獲しない(場合によってはキャッチアンドリリースで楽しむ)
  • 木や植物を傷つけない
  • 夜中や早朝に騒がない
  • 捕まえた虫が逃げないようにしっかりと管理する

キャンプ場によっては、虫捕りの際のルールが決まっていることもあります。特にカブトムシ捕りのイベントに参加する際には「キャッチアンドリリース厳守」などのルールが定められていることも多いので、しっかり確認しましょう。

ルールとマナーを守って、自分も、周りも楽しく虫捕りをできるようにしてくださいね。

キャンプ場で捕まえたカブトムシを飼育しよう!おすすめアイテムや方法を解説

「カブトムシを捕まえてみたいけど、どうやって飼育するの?」とお悩みの方に向けて、筆者の経験をもとに飼育に役立つおすすめアイテムや、飼育方法を解説します。

飼育アイテム

カブトムシを飼育する際には、以下のようなアイテムが必要です。

  • 飼育容器(ケース)
  • 腐葉土または昆虫用マット
  • エサ用の昆虫ゼリー
  • あし場となる枝や枯れ葉など

これらの道具は、ホームセンターはもちろんのこと、ダイソーやセリアなどの100円均一ショップでも一式揃えることができるので、ぜひ100均も活用しましょう。

実際に筆者がダイソー・セリアに行ったときに見つけた商品を写真付きでご紹介します!

ダイソーの飼育アイテム

画像: ダイソーの100円飼育容器 筆者撮影

ダイソーの100円飼育容器

筆者撮影

ケースは、100円(幅17.7×奥行11.5×高さ12.5cm)、300円(幅23×奥行15×高さ16.6cm)、500円(30×20.5×21.4cm)の3種類がありました。

画像: カブトムシ育成マット 筆者撮影

カブトムシ育成マット

筆者撮影

栄養豊富な育成マットも揃っています。

画像: 昆虫ゼリー。左がフルーツ味・右が黒糖味 筆者撮影

昆虫ゼリー。左がフルーツ味・右が黒糖味

筆者撮影

エサは、フルーツ味と黒糖味の2種類あり、しかも20個入りとコスパも抜群。

画像: ダイソーのエサ皿 筆者撮影

ダイソーのエサ皿

筆者撮影

エサ皿も昆虫ゼリーに合わせたサイズで売っています。エサの転倒防止やカブトムシのあし場にもなります。

画像: ダイソーのカブトムシ飼育用アイテム 筆者撮影

ダイソーのカブトムシ飼育用アイテム

筆者撮影

その他、あし場や葉っぱ、小枝、クヌギの皮、のぼり木など、飼育環境を整える商品も充実していました。

セリア

画像: 写真奥が虫かご、手前が飼育ケース 筆者撮影

写真奥が虫かご、手前が飼育ケース

筆者撮影

飼育ケースの種類は1種類でした。濃いめのグレーでシンプルデザインの虫かごもありましたよ。

画像: セリアの昆虫マット 筆者撮影

セリアの昆虫マット

筆者撮影

昆虫マットは、広葉落葉樹・発酵堆肥ブレンドのものがありました!さらに、気になるニオイを予防する活性炭(昆虫マットに混ぜるだけ)やコバエよけシート(昆虫マットの下に敷く)も販売されています。

画像: 活性炭入りのニオイ取り 筆者撮影

活性炭入りのニオイ取り

筆者撮影
画像: コバエよけシート 筆者撮影

コバエよけシート

筆者撮影

エサはダイソーと同じような浅型のゼリータイプがあり、フルーツ味と黒蜜味でした。さらにエサ皿をはじめ、葉っぱや小枝なども種類豊富に揃っていましたよ。

飼育方法

画像: ゼリーを食べるカブトムシ 筆者撮影

ゼリーを食べるカブトムシ

筆者撮影

カブトムシはデリケートなので、環境の変化をできるだけ減らしてあげるのが長生きさせるコツです。ここでは、いくつかのポイントに分けて飼育方法を解説していきます。

飼育ケース内のレイアウト

飼育ケース内には、10センチくらいの深さになるようにして腐葉土または昆虫用のマットを敷きましょう。さらに、その上に枯れ葉や足場となる枝などを置いてあげることで山に住んでいたときと同じような環境にしてあげることができます。

ケースの中でひっくり返ったままだと、体力を消耗してしまうので、枯れ葉や枝など足場となるものを入れて自分で元の状態に戻れるようにしてあげてくださいね。

また、夜になると羽を広げて飛ぼうとするので、ケースの蓋は忘れずにしめておきましょう。カブトムシは意外と力が強く、軽い板などを乗せただけの蓋だと逃げてしまうので注意が必要です。

湿度・温度管理

昆虫ウォーター(栄養保水液)や水を霧吹きでマットに吹きかけ、湿度の管理をします。枯れ葉を入れておくことで、マットの乾燥を防ぐことができますよ。

カブトムシの飼育環境の適温は、22℃~26℃といわれていますので、持ち帰った後も直射日光があたらない静かな場所にケースを置いてあげてください。

カブトムシには、昆虫用ゼリー、バナナやリンゴなどの果物を毎日与えましょう。

カブトムシは夜行性なので、餌をあげるタイミングは夕方がベスト。

ゼリーは栄養豊富で、ケース内も汚れにくいのでおすすめ!ちなみに、1匹のカブトムシが、ひと晩のあいだに食べるゼリーの量は1個~2個程度と大変大食いです。

バナナやリンゴも栄養価が高く、カブトムシも好んで食べてくれますが、腐りやすいので注意しましょう。

ゼリーも果物も、放っておくと異臭を放ち衛生的によくないので、毎日取り換えるようにしてくださいね。

その他のポイント

画像: 飼育方法

カブトムシの飼育で重要なのが、ストレスを与えない環境作りです。

飼育容器に入れるカブトムシの数は、繁殖させないのであれば1つのケースに対して1匹が理想です。繁殖させるならオス・メス各1匹の計2匹にしましょう。

カブトムシはとても大食いなので、飼育ケースに何匹も入れてしまうとエサを食べられる強いものと、あまり食べられない弱いものに分かれます。力の弱い個体は短命になってしまうので、1つのケースに対して1匹を目安にしてください。

また、メス1匹に対してオスを複数入れてしまうと、戦う原因になりますので気を付けなければなりません。戦いをしすぎると寿命を縮めてしまうことにもつながります。

キャンプ場でのカブトムシ捕りは子ども達の記憶に残る夏の一大イベント!

画像: カブトムシ捕りを楽しむ子どもの様子 筆者撮影

カブトムシ捕りを楽しむ子どもの様子

筆者撮影

カブトムシ捕りは、我が家の息子も毎年楽しみにしている夏の一大イベントです。汗をかきながらも見つけた時の喜びは格別で、子どもはもちろん、大人も楽しめる体験だと思います。

せっかく捕まえたカブトムシは、今回ご紹介した飼育のポイントを押さえて、大切に育ててみてくださいね。思いがけない発見があったり、子どもの夏休み自由研究に役立ったりすることでしょう。

カブトムシが捕れるキャンプ場もたくさんありますので、ぜひファミリーキャンプやグループキャンプでカブトムシ捕りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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