基地設営 「ペグを木から作る!」 DDハンモック3×3タープを使いビークフライ型テント作りに挑戦
まずは、基地作りに必要な「ペグ」を作ってもらいます
ペグを作る……?
…………?
「ペグを作る」という異常なワードに「???」が浮かんでいる小木さんですが、たかみなさんはそもそもペグがわかっていないので、理解不能な状態...。
まずは各々のリュックにあらかじめ用意されていた「DDタープ3×3」を取り出します。
「DDタープ3×3」で基地を作るみたいですが……タープポール(支柱)がないですね。
あるじゃないですか!ここに!(木の枝を指差しながら)
ありえないのよ。こんなことしてる人は見たことないの
ブッシュクラフトの名言で「知識が増えると荷物が減る」というのがあって。だからペグも作り方を知ってると持参しなくていいんです
確かに旅行も慣れてる人は荷物少ないっていうしな
そんなわけで、タープポール(支柱)のことを考える前に...まずは、ペグを作ります。お手本として阿諏訪さんのデモンストレーション。
ペグを木から作る!手順公開
【ペグの作り方】
①枝をノコギリでカット(程度な長さ/20cm程度)
②地面に刺さりやすいように片方はナイフを使って削り、尖らせる(鉛筆のように尖らせると折れてしまうため太めに)
③ナイフで削らない反対側は、ロープを引っ掛けるための溝を掘ります(切り込みを入れる)
これを4本作るっていう……楽しい作業です。
まあ、図工みたいで楽しいは楽しいけど。
ノコギリを触るのもかなり久々というたかみなさん。ナイフ含め、扱い方を阿諏訪さんからレクチャーしてもらいます。
キャンプ番組とか最近増えてきたけど、こんなの見たことねえよ。すげえオシャレにやってるよ?
ハピキャンも普段は、そんな感じでやってるんですけどね……。
たかみなさん、なかなか飲み込みが早いようで阿諏訪さんから褒められていました。
そして、いつの間にか、どこかから丸太を持ってきて椅子がわりにする小木さん。阿諏訪さんに「それはだめ!」と言われるかと思いきや、
でも確かに、丸太に座るのはブッシュクラフトですね
楽してもいいんです!ブッシュクラフトであるのなら!
ロケこぼれ話:お義父さんに「ハピキャン見てるよ」と言われた矢作さん
最近、お義父さんにお会いしたという矢作さん。そこで「ハピキャン見てるよ」と言われたのだとか。嬉しいですね〜!
関東だと、tvkやテレビ埼玉、TOKYO MXなどで放送しているハピキャンですが、メ〜テレの本放送と比べるとタイムラグがあります。
何の回を見たんですか?
と、お義父さんに尋ねたところなんと……「水着の女の子が出てくる回」という回答……(笑)
YouTubeでも公開されている「シーズン15」、天津木村さんがプレゼンキャンパーを務めている回で、似鳥さんが水着で露天風呂に入浴したシーンですね(笑)
その答えを聞いて、何とも気まずい空気になったんだとか……(笑)
それにしても、今回のブッシュクラフトキャンプとのギャップがすごいですね……。
ビークフライ型タープテント設営手順公開! ロープの結び方(もやい結び・自在結び...)習得が鍵
そして、開始から30分ほどしてようやくペグが4本完成!普段は全く時間がかからないところでものすごい時間がかかっています(笑)
じゃあ、立てましょう!
何を?
ペグを作るのに疲れちゃって、本来の目的を忘れてしまった小木さん……。
DDハンモック3×3タープを使いビークフライ型のテント設営を忘れていたようです。
ペグで使用した枝のほかに、ここでようやくタープポール(支柱)にする太めの枝(木)を準備します。
ビークフライ型テント設営手順
ポールを準備したら「ピークフライ型」テント設営に入ります。
ちなみに“ビークフライ”とは、鳥のクチバシのような形が特徴的なタープの張り方なんです。
【ピークフライ型タープテント設営手順】
手順1. DDタープを裏向きにして、ピンと張った状態で右写真①②③の3箇所をペグで留めます
※角を2箇所と真ん中の1箇所です
手順2. ロープを右写真の位置に結びます
手順3. ロープを結んだら①の位置まで持ってきて...
手順4. タープポールで支え、4本目のペグを使ってロープを留めれば完成
「ビークフライ」型タープテントの完成!
なんだか一気に雰囲気が出てきました!ちなみに、中に置いてあるのは阿諏訪さんの私物「フィンランドから取り寄せたトナカイの毛皮」だそうです。
寒い地に生息するトナカイの毛は防寒・保温に優れているため、寒い季節にはこの上に寝袋を置いてキャンプをしているのだとか。阿諏訪さん本気すぎる……。
絶対いじって欲しそうじゃん!「え〜すごいですね〜」って言われるの待ちだよな。
そんなことないですよ
やっぱりプロが作るのは違う!
一応芸人なんですけどね
というわけで、3人も実践してみます!
●ポイント①:今回使うタープは3m×3mなので、その半分1.5mくらいの支柱を用意する
●ポイント②:ロープの結び方に注意!支柱側のロープは「もやい結び」、ペグ側は「自在結び」
「もやい結び」は頑丈かつ、撤収が簡単な結び方で、「自在結び」はロープの張り具合を調節することができます。以下の記事で、詳細を解説しているので興味ある方はぜひご覧になってください。
それにしても、ロープの結び方って本当にたくさんあります。筆者は蝶々結びと固結びくらいしかできません(おそらく大抵の方はそうでしょう)が、阿諏訪さんはなんと10種類くらい結び方をご存知で、その場に応じて使い分けるのだとか。
もやい結びできない……小木結びでいい?
小木結び…?固結びでもいいですよ。
小木結びは普通の固結びだから
皆さん試行錯誤しつつ黙々と進め、矢作さんが一足早く完成!
たかみなさん、小木さんも阿諏訪さんのレクチャーを受けつつ、慣れないながらに作業を進めていきます。
ちなみに、先に完成したたかみなさんは小木さんに結び方を教えていました。小木さん、頑張ってください……!(笑)