こんにちは。特にイギリスには縁もゆかりもないくにぱぐです。とはいえ、今回はイギリス料理です。イギリスはパブ文化が栄えており、ビールに合うツマミがふんだんにあります。その中でキャンプ飯に最適かつ手軽な3品を、業務スーパーの材料と、「スキレット」「メスティン」「ホットサンドメーカー」という皆さんがよく使うギアを組み合わせて作ってみました!

英国代表料理をメスティンで揚げる!「フィッシュ・アンド・チップス」

続いて2つ目のレシピは、メスティンで揚げる「フィッシュ・アンド・チップス」について紹介します!

フィッシュ・アンド・チップスとは

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

フィッシュ・アンド・チップスはその名を聞いたことがある人も多いでしょう。イギリスを代表する居酒屋メニューと言っても過言ではありません。

実態としてはジャガイモと白身魚を別々に揚げたフライを一度に提供するというもので、衣にビールを使っているのが特徴です。

白身魚はタラのようなホロホロとしたものを使用しますが、厳密に何を使うということは決まっていません。

後述しますが、業務スーパーで利便性の高い白身の身が売られているので、これを活用するといいでしょう。キャンプで揚げ物は大変そうですが、ちょっとずつ揚げては飲みを進めていくのもソロキャンプだと楽しいものですよ。

フィッシュ・アンド・チップスの材料+道具(1人前)

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

【材料】

  • 白身魚のフィレ …1枚 ★
  • ジャガイモ …1~2個 ★
  • ビール(3/4程度を魚、残りはじゃがいも用) …80cc ★
  • 片栗粉 …20g ★
  • 米粉(無ければ薄力粉。半分は魚・半分はじゃがいも用) …40g ★
  • ほりにしスパイス …適量
  • レモン …1/6程度 ★
  • タルタルソース …適量
  • ドライパセリ(あれば) …適量
  • キャノーラ油 …300ml程度 ★
  • ドライパセリ(あれば) …適量

★は業務スーパーで購入可能

【道具】

  • メスティン(できればラージ)
  • コンロ、シングルバーナー
  • 油凝固剤 ★
  • キッチンペーパー ★

★は業務スーパーで購入可能。

白身魚は業務スーパーの冷凍食品コーナーにそのものが売られています。2枚入りで500gと結構量が多いので、1枚だけ使うといいでしょう。

種類としては「パンガシウス」というナマズの一種らしいですが、くさみはまるでないので、非常に食べやすいと思います。

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

また、ジャガイモからフライドポテトを作るのが面倒な場合は、業務スーパーで「プレミアムシューストリング(要するに冷凍フライドポテト)」というものを買ってくると、揚げるだけで済みます。

ほりにしスパイスは気まぐれで使ってみましたが、それ以外のアウトドアスパイスでもいいですし、塩胡椒でも問題はありません。

画像3: 【簡単レシピ】 業務スーパーの食材をスキレット・メスティン・ホットサンドメーカーで本格英国パブ風キャンプ飯に!
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画像12: 筆者撮影

筆者撮影

メスティンは揚げ物をするとなるとラージがよいです(それでもかなり浅いとは思いますのでもっと深さのある揚げ鍋があればなおよいです)。

画像4: 【簡単レシピ】 業務スーパーの食材をスキレット・メスティン・ホットサンドメーカーで本格英国パブ風キャンプ飯に!
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使った油は現地で凝固剤で固めてしまえば、持って帰ってきての廃棄も安全です。

フィッシュ・アンド・チップスの作り方

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

(1)白身魚を解凍しておきます。時間がない時はチョロチョロと水道水に袋ごと当てると早く解凍ができます。

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筆者撮影

(2)半解凍ぐらいで白身魚は十分使えます。水分をぬぐい、適当な大きさにカットしましょう。

結果からいうと、メスティンがかなり小さいので、この画像サイズだと少し大きすぎました。この半分の大きさでいいと思います。

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筆者撮影

(3)ほりにしスパイスで下味をつけてから、ビール、米粉、片栗粉を混ぜた衣に白身魚をまぶしていきます。ジップロック等の厚手のビニール袋の中でやると洗い物も少なくて簡単です。

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筆者撮影

(4)じゃがいもはよく洗い、皮ごと串切りにして、米粉とビールで同じように衣付けしておきます。

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筆者撮影

(5)メスティンに油を注ぎ、加熱します。温度計がもしあるなら160度以上に加熱しましょう。ただ、200度を超えると引火の可能性が出てくるので注意しましょう。

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筆者撮影

(6)じゃがいも、魚の両方を揚げていきます。最初は触らず、浮いてきたらひっくり返し、5分~7分ずつぐらい揚げていきます。色がきつね色になってきたら、しっかりと揚がった証拠です。

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

(7)キッチンペーパーで軽く油を吸い取らせれば完成です。ドライパセリがあればかけると仕上がりが良くなります。

また、ジャガイモはほりにしスパイスをかけましょう。そのまま食べてもいいですし、お好みでレモンやタルタルソースをかけるとより美味しさが増します。

画像2: くにぱぐ

くにぱぐ

使い終わった油は現地で完全に処理するのは大変なので持ち帰りましょう。

油の凝固剤(「固めるテンプル」など)を使えば、大部分は燃えるゴミになりますし、こびりついた汚れは家で洗剤を使って洗い上げましょう!

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