タイプ別で考えるおすすめの初心者ファミリー向けテント
初心者ファミリー向けテントの条件を4つ挙げてみましたが、なかなかこれらすべてを満たすテントはありません(おそらくすべて満たすのは無理だと思います)。
とはいえ条件をいくつか含むテントをタイプ別に筆者がピックアップしてみました。
これらを参考にテント選びをしていくと、「思ったより設営が大変だった」ということはないのではないでしょうか。
1. トンネル式テント
トンネル式テントの場合、とりあえず設営するために必要なペグは、テントの前後を固定する数本のみなのが普通です(最終的にはかなりの数のペグでガイロープを固定します)。
ポールの本数は3~4本あり、決して少なくはないですが、複数本あるポールはすべて同じ形なのが普通で、初心者でも間違いにくいと思います。
またトンネル式テントはシングルウォール式なので、インナーテントはあっても設営後、内部に吊るすだけです(インナーテントとは別に、結露対策にシールドと呼ばれる布を上から被せるタイプもあります)。
そして構造上広さはかなりあり、入口をはね上げれば、リビング部分はタープ代わりにもなります。
こう見ていくとトンネル式テントはかなり初心者ファミリーキャンパーにも立てやすいテントだと言えますね。
▼おすすめのトンネル式テント
✅【設営簡単な吊り下げタイプ】 大人4人が寝ることができるインナーテント。 吊り下げタイプなので設営がとっても簡単です。 フライシートをメッシュ面にすることで、 風の通りが良くなるので暑い時期でも安心です。
✅【インナーテント使わず広いリビングに!】 内高が190cmあるのでゆったりと広々。また各入口はフルクローズやメッシュ面にすることが可能。
✅【トンネルテント620】サイズ: 本体サイズ ...
サイズ:設営時サイズは(約)長さ685cm x幅290cm x高さ190cm、インナーテント(約)長さ260(200)cmx幅220cmx高さ178cm、広く高くて、4~6人用の家族や団体キャンプに最適です。収納時約75x27cmに抑えられます。
2層構造のパネル:両サイドにメッシュ付き二層構造のパネルと配置されていて、左右に空気を対流でき、湿気や熱気を素早く排出できて、通気性を確保しつつ虫や蚊などの侵入を良...
2. ワンポール(ティピー)式テント
ワンポール(ティピー)式テントはその名の通り、ポールは1本のみ。スリーブもなく、ペグダウンしてから1本だけのポールを立てれば完成と、そのスピード感は圧倒的です。
しかも、とりあえず立てるだけならペグは4~6本程度で良く、残りは設営後に打つでも問題はありません。
構造は完全なるシングルウォール式で、インナーテントは中で吊るすタイプが多いです。
ワンポール(ティピー)式テントはかなり多くの条件を満たしてはいるのですが、インナーテントをつけてしまうと前室がなくなる場合が多く、結果的にインナーテントを使わないで使用するほうが使い勝手の点からいうと上です。
ただ、こうなると下方からの隙間風に悩まされる場面が出てきがちです。
こういう場合、「カンガルースタイル」と言って、テントの中に小型のテントを就寝用に置いたりするのですが、個別にテントを購入するわけですから、これは費用がかなりかかります。
また、ワンポール(ティピー)式テントは、大きなサイズのものはあまりありません。
形状的にも上に向かってすぼむ形になるため、底面の広さはあっても実際はかなり狭く感じるケースが多く、解放感が得られにくいため、オープンタープが必要になるケースもあります。
とはいえ、設営はずば抜けて簡単なので、そのあたりの折り合いがつけば十分に初心者向けのテントだといえるでしょう。
▼おすすめのワンポール(ティピー)式テント
テンマクデザイン サーカスTCのレビュー記事はこちら↓↓
インナーサイズ:(約)W410×D360×H300cm
収納サイズ:(約)W62×D25×H25cm
重量:(約)12kg
耐水圧:フライシート:2000mm、フロア:5000mm
材質:フライシート:150D ポリエステル (PUコーティング)、フロア:210D ポリエステル (PUコーティング)、ポール:スチール
付属品:キャリーバッグ、ペグ×20本、ロープ×8本(テントに取り付け済)
※2020年2月当社出荷分より、タープ連結による破損を防ぐためにフライシート天頂部のループをなくしました。予めご了承ください。