群馬県の野湯「ガラメキ温泉」に到着! 秘湯の全容を写真付きで解説
ガラメキ温泉に到着すると、昔の建物の名残と思われる石垣が残っていました。
石垣のサイズと数から察するに、昔は複数の施設があったことが伺えます。
また、周辺を探索すると石碑や祠がありました。
長い期間放置されていた石碑や祠を見るとノスタルジックな気分になるのは私だけでしょうか。
また、同じ石像でも、有名な社寺仏閣に祀られてるものと比べると、「ガラメキ温泉」の石像はどこか哀しげな感じがします。
それでは、お待ちかねの温泉の紹介に移ります。
温泉の入り口には有志の方々が作成してくれた看板があります。
この看板の下に川があり、そこから温泉が湧き出ています。
川の中にはヒューム管が埋まっており、そこから温泉が湧き出ています。
お湯の温度は川の水と混ざっているせいか、体感で30℃程度でした。夏なら丁度良いかもしれませんが、冬に入ると風邪を引いてしまいそうです。
しかし、ここまで来たからには……と思い、足だけ入ってみました。
泉質はヌルっとしていて、肌に良さそうな感じ。でも、やっぱり寒かったです。
入浴したい人は夏に行くことをおすすめします。
危険な道の先にロマンがあった 山登りに自信がある人は群馬県の野湯「ガラメキ温泉」へ行ってみよう!
今回は榛名山中に湧き出ている野湯「ガラメキ温泉」について紹介しました。
「ガラメキ温泉」までの道のりは林道を通るため、高低差のある道は少ないですが、土砂崩れやがけ崩れで道が崩落していたり、道が川になっていたりするので危険が多く存在します。そのため、ある程度山歩きになれた人向けの野湯といえるでしょう。
少々大変な道中ですが、その分、訪れた人しか味わえない温泉とノスタルジックな雰囲気の旅館跡地を堪能することができます。
記事には載せていませんが、他にも石碑はいくつかありました。現地を訪れた際は探してみてください。
私事ですが、今回の経験をきっかけに廃村巡りをしてみたくなってしまいました。また良さげな場所へ行ってみたら、記事にしたいと思います。
野湯に興味がある人やノスタルジックな場所が好きな人は、是非、群馬県の「ガラメキ温泉」へ行ってみてはいかがでしょうか。