【灯油ポンプの選び方】給油タイプや機能をチェック
冬キャンプから自宅での使用まで冬のあったかさをたもてる灯油ストーブ。使用の際に必ず必要になるのが給油です。
タンクが空になるたびに発生する給油作業、結構厄介。。。仕組みを知ってご自身にピッタリなものをGETしたいですね。
それではまず、「灯油ポンプ」の種類や特徴、機能についてご紹介しましょう。
ポイント1:給油タイプ(手動式・電動式・加圧式)
灯油ポンプには主に「手動タイプ」 「電動タイプ」があります。
「手動タイプ」 であっても何十回もポンピングする必要はなく、「サイフォンの原理」で数回ポンピングすれば、自動で給油が可能です。
そしてチカラを一切かけずに給油ができる「電動タイプ」はスイッチオンするだけで楽々スピード給油が可能です!
▼手動と電動の違いはこちらの動画をご覧ください▼
最近ではさらに新方式「電池不要の加圧式」というタイプも登場。これは、手動でも電動でもない、女性でも数回ボタンを押し下すだけで給油ができる「加圧式」という画期的な商品です!
3種の給油ポンプの違いをまとめてみます。
電動 | 手動 | 加圧式 | |
---|---|---|---|
価格帯 | 1000円弱~ 1500円程度 | 100円弱~ | 約2500円~ |
特徴 | 電動で吸い上げて 自動給油してくれる | ノズルを絞るように 握ってポンピング | ボタンを手のひらで 押しくだし圧力をかける |
必要なもの | 電池 | なし | なし |
留意点 | 電池が切れると使えなくなる ※アウトドア・キャンプで使用する場合は予備電池の携行がマスト | 灯油タンクと給油タンクの高さ 位置関係によっては、うまいことサイフォン方式ができず、手動でのポンピングのみで給油せざる得ないことも。 | 灯油缶の給油口にピッタリ密着できないと圧がかからず使えない。 (65mm口用アダプターが別売りされているが、灯油タンクの種類によっては使用不可) |
ポイント2:自動停止機能の有無
給油時、ストーブ(カートリッジタンク)がいつ満タンになったか、わかりにくいものですよね。
ポンプによってはスイッチONで給油スタートし、満タンになったらで自動的に停止する機能はとってもありがたいもの。多少、目を離しても、手を離しても大丈夫!
ポイント3:収納ケースの有無
灯油ストーブのデメリットである吸入口・吐出口から灯油ダレ。給油が終わった後のポンプ保管時には何らかの対策が必要です。
灯油ダレは、こんな風にベランダの床にシミを作ります↑
そんな悩みを解消してくれるのが、「灯油ポンプ専用ケース」。
一般的な形状のタンクにできるので、使い終わったポンプの行き場に困らず済みます。
ポンプとセットで販売もしています↓
ポイント4:全体サイズ&重量
一番スリムで軽いのは、100円で買える古典式のタイプですね。
注ぎ口が拳銃のような形状(ガンレバー)になっていたりすると、サイズも重量も大きくなります。
(電池式の場合、本体の重量に加えて電池の重量も加わるので、結構ずしっときます。)
加圧式タイプは、機能が追加される分手動タイプよりは重くなりますが、電池を要さないので電動タイプよりは軽いです。
ポイント5:吸入口・吐出口のサイズ
灯油ストーブやポンプを買う前に、声を大にしてお伝えしたいのが、「吸入口・吐出口のサイズをチェックしましょう!」です。
お持ちのストーブの給油口と、灯油タンクの給油口のサイズにあったものを選定しないと、、、ハピキャン編集部森田のような失敗をすることに(;^ω^)
私が持っているTOYOTOMI KS-67Hストーブは、「ストーブ側の給付口が小さい」、かつ、「灯油タンクの方の注ぎ口も小さい」ため、電動式を買ってみたけどポンプがストーブ側の給油口に入らず使えなかったんです~~~~!!!
目測で「この細さならいけるっしょ」と判断して買ったのですが、ギリギリ、入りませんでした・・涙
サイズが明記されていない商品もあるので、ポンプを購入する前に「ストーブ側の給油口の径を調べる(メーカーに問い合わせるか自分で測る)」と「ポンプ側の方も調べる」は必ずやった方が良さそうですね!
灯油ストーブと灯油タンクを選定して力尽きそうになりそうですが、もう一息、灯油ポンプの検討も抜かりなく「タンクとストーブどちらもの口に適合するポンプ」を選びましょう!
ポイント6:灯油ポンプはどこで買える?
インターネットショッピングサイト以外にも、
- DCM
- ナフコ
- コメリ
- 島忠
- カインズ・・・などホームセンター
- 100均 CanDo(キャン★ドゥ)・Daiso(ダイソー)・Seria(セリア)など
- (季節によっては)スーパーやコンビニ
といった実店舗でも購入ができます!
▼ダイソーのネットショッピングサイト▼