トタン湯たんぽにお湯を沸かしてみよう
それでは、湯たんぽに水を入れて沸かしてみましょう!
『トランギア325ケトル 0.6L TR-325』スペック
- 価格:2,530円(税込)
- サイズ:14×14×7.9cm
- 重量:約200g
- 素材:アルミニウム
トランギアのケトルとミニゆたAは、どちらも600mlで同じ容量ですね。
湯たんぽあるあるですが、何故かいつも注ぐ時に溢れます(笑)
【直火で湯たんぽを温める方法】
1.水量は沸騰時に吹きこぼれない程度(7分目位)を目安にして加熱します。
2.加熱後、お湯を継ぎ足して満水にした状態で使用します。
冷めた時に内部の気圧変化で本体が歪む恐れがあるので注意しましょう!
マルカ2.5Lは容量も多いので、沸かしたお湯を注ぐのも大変!大きなヤカンも必要になります。
水道水を蛇口から注いで直火で直接加熱できるのは、金属製湯たんぽのメリットです。
……と色々説明しておきながら、私はいつも満水状態で加熱します。その理由は後ほど。
所有しているストーブやコンロを総動員して加熱します。
!注意!
加熱時は必ず口金キャップを外してください!
キャップをしたまま加熱すると、爆発等の重大事故が起こる可能性があります。
温度の計測には、非接触式赤外線温度計を使用します。
燃焼機器によって火力は違うものの、小型のミニゆたAが一番先に沸騰しました。
案の定、水量が多いため吹き溢れてしまいました。
ポイント1:沸騰する直前で火を止める
飽くまで個人的なやり方なので参考程度にして頂きたいのですが、音と泡の出方で沸騰する直前を見極めて火を止めれば、満水状態でもこのように吹き溢れることはありません。
沸騰後に不足分を後から継ぎ足すなんて、別途お湯を沸かす手間もかかるし、水を入れようものなら温度が下がってしまいますし、何より面倒ですよね。
ポイント2:注ぎ口と火力調整レバーの位置をずらす
沸騰直前で火を止めようとした瞬間、吹きこぼれて手を火傷するなんてことが無いように、注ぎ口の近くに火力調整レバーが来ないようずらして湯たんぽを置きましょう。
ポイント3:満水状態にしたらキャップを閉める
もしお湯が吹き溢れた時には、継ぎ足して満水にします。
空間があるとお湯が冷めた時に内部の圧力変化で、湯たんぽ自体が凹む原因となります。
ポイント4:加熱後は革手袋の着用を忘れずに
加熱した湯たんぽを触ると火傷しますので、革手袋を使用した上で口金キャップを閉めます。
熱しても見た目に変化がないので、時々忘れて「熱っ!」ってなりがちなので注意です!