炊飯前後のダッチオーブンのお手入れ方法は簡単!ブラックポットを目指そう!
さて、先に炊飯のコツとレシピをご紹介してしまいましたが、鋳鉄製のダッチオーブンを使うときは、いくつか注意点があります。
使い始めに「シーズニング」が必要なのと、その後の「お手入れ」もちょっと独特なので覚えておきましょう。
独特と言っても、慣れてしまえばとても簡単なのでご安心ください。
シーズニングの手順
「シーズ二ング」とは、製品が工場を出荷される時に保護のためにつけられる工業油を、使う前に取り除く作業です。
手順としては、以下をご参照ください。
【シーズニング手順】
- ダッチオーブンを洗剤でよく洗う
- ダッチオーブンに水を張り沸騰させる
- 水を捨てたダッチオーブンを火にかけ、煙るが出るくらいまで加熱してから冷ます
- 冷めたダッチオーブンにオリーブオイルをまんべんなく塗る
- 3と4を3回ほど繰り返す
- 野菜くずを炒めて鍋の匂いを取る
- 炒めた野菜クズを捨てて水で洗い、再び3と4の手順を行ってシーズニング完了
使用後のお手入れ(鋳鉄製品の場合)
鋳鉄製のダッチオーブンの「お手入れ」で一番気をつけていただきたいポイントは、洗剤で洗わないことです。
鋳鉄製ダッチオーブンは油をなじませて使い続けるのですが、その油が洗剤で落ちてしまわないようにするためです。
「汚れはどうするの?」と思うかもしれませんが、ペーパータオルなどで拭いた後に水を入れて沸騰させると、こびりついた汚れも浮いてきます。その後、手で触れるくらいまで冷えるのを待ってから、「たわし」(金属たわしではない)で洗ってあげればOK。
あとは、シーズニングの3と4の工程で完了です。
毎回キチンと手入れをしていると、ダッチオーブンが段々と黒光りした状態になります。これが「ブラックポット」と呼ばれ、ダッチオーブンのオーナーの勲章になりますよ。
より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ダッチオーブンで炊飯したご飯は絶品!キャンプでもできる缶詰炊き込みご飯もご賞味あれ
さて、今回はダッチオーブンでの炊飯をご紹介してまいりました。
簡単に美味しいご飯を食べたいという筆者のわがままを「ダッチオーブン炊飯」は十分に満たしてくれています。
「簡単に!」だけを実現する方法は、他にもいくらでもあるでしょう。メスティン半自動炊飯や、アルファ米を使う方法なども便利ですよね。
でも、ダッチオーブンで炊いたお米の美味しさは絶品!それを味わう幸せを、皆さんにもぜひ体感して欲しいのです。
ダッチオーブン炊飯は、慣れてしまえば本当に簡単ですよ。ぜひ一度お試しくださいませ。あなたのキャンプがより豊かになりますように!
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