こんにちは、浜の小魔人です。今回は日本人の心「ご飯」を、初心者でも美味しくダッチオーブンで炊飯するレシピとコツをお伝えします。最近はメスティン炊飯が多くの皆さんの支持を得ているようですが、筆者は断然ダッチオーブン炊飯派。なぜかって?それは、キャンプ初心者でもお米が美味しく炊けるからです!

炊飯前後のダッチオーブンのお手入れ方法は簡単!ブラックポットを目指そう!

画像: 筆者撮影(1年間使用した筆者のダッチオーブン)

筆者撮影(1年間使用した筆者のダッチオーブン)

さて、先に炊飯のコツとレシピをご紹介してしまいましたが、鋳鉄製のダッチオーブンを使うときは、いくつか注意点があります。

使い始めに「シーズニング」が必要なのと、その後の「お手入れ」もちょっと独特なので覚えておきましょう。

独特と言っても、慣れてしまえばとても簡単なのでご安心ください。

シーズニングの手順

画像: 筆者撮影(写真は下記手順の6です)

筆者撮影(写真は下記手順の6です)

「シーズ二ング」とは、製品が工場を出荷される時に保護のためにつけられる工業油を、使う前に取り除く作業です。

手順としては、以下をご参照ください。

【シーズニング手順】

  1. ダッチオーブンを洗剤でよく洗う
  2. ダッチオーブンに水を張り沸騰させる
  3. 水を捨てたダッチオーブンを火にかけ、煙るが出るくらいまで加熱してから冷ます
  4. 冷めたダッチオーブンにオリーブオイルをまんべんなく塗る
  5. 3と4を3回ほど繰り返す
  6. 野菜くずを炒めて鍋の匂いを取る
  7. 炒めた野菜クズを捨てて水で洗い、再び3と4の手順を行ってシーズニング完了

使用後のお手入れ(鋳鉄製品の場合)

画像: 筆者撮影(お手入れに必要な道具)

筆者撮影(お手入れに必要な道具)

鋳鉄製のダッチオーブンの「お手入れ」で一番気をつけていただきたいポイントは、洗剤で洗わないことです。

鋳鉄製ダッチオーブンは油をなじませて使い続けるのですが、その油が洗剤で落ちてしまわないようにするためです。

「汚れはどうするの?」と思うかもしれませんが、ペーパータオルなどで拭いた後に水を入れて沸騰させると、こびりついた汚れも浮いてきます。その後、手で触れるくらいまで冷えるのを待ってから、「たわし」(金属たわしではない)で洗ってあげればOK。

あとは、シーズニングの3と4の工程で完了です。

毎回キチンと手入れをしていると、ダッチオーブンが段々と黒光りした状態になります。これが「ブラックポット」と呼ばれ、ダッチオーブンのオーナーの勲章になりますよ。

より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ダッチオーブンで炊飯したご飯は絶品!キャンプでもできる缶詰炊き込みご飯もご賞味あれ

画像22: 筆者撮影

筆者撮影

さて、今回はダッチオーブンでの炊飯をご紹介してまいりました。

簡単に美味しいご飯を食べたいという筆者のわがままを「ダッチオーブン炊飯」は十分に満たしてくれています。

「簡単に!」だけを実現する方法は、他にもいくらでもあるでしょう。メスティン半自動炊飯や、アルファ米を使う方法なども便利ですよね。

でも、ダッチオーブンで炊いたお米の美味しさは絶品!それを味わう幸せを、皆さんにもぜひ体感して欲しいのです。

ダッチオーブン炊飯は、慣れてしまえば本当に簡単ですよ。ぜひ一度お試しくださいませ。あなたのキャンプがより豊かになりますように!

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