キャンプ後にサウナがおすすめな3つの理由
【なぜサウナは健康によいのか】
サウナが健康によい、といわれる理由―その秘密は、全身から流れ出る汗にあります。また、サウナ浴の時には、血行や呼吸など、他の身体機能も亢進し、それが汗の作用にプラスされて、さまざまな効用をもたらします。
サウナは発汗作用によって老廃物の排出を促進し冷え性改善、疲労回復や免疫力アップなど様々な嬉しい効果が期待できます。
それだけで魅力的ですが、特にキャンプ後のサウナがおすすめな3つの理由があります。
1. 匂いが取れる
キャンプで焚き火をするとどうしても焚き火臭くなりますよね。
それもキャンプの醍醐味なのですが、臭い身体で帰るのに少し抵抗も。
キャンプ後に温泉に行って、シャンプーやボディソープで体を念入りに洗って温泉に浸かってもなんだか煙い匂いが残ってる気がしてしまう気が…。(神経質なのかも?)
そんな時に、サウナに入って汗を流すと匂いが取れて身体の中まで浄化される気がします。
2. 身体も心も「ととのう」
よくサウナをしている方から「ととのった〜!」なんて聞きませんか?
サウナに入ったことのない方にこの「ととのった」という状態をなんと説明したら良いのかわからないですが、このぽわ〜っとした感じがなんとも気持ちよくリラックスできます。
特にキャンプで疲れている身体には最高なんです。
3. キャンプ計画の楽しみが増える
サウナに入るようになると、キャンプ場を探す時に近くの評判の良いサウナを見つけるのがキャンプの楽しみに加わります。
どんなサウナに行けるだろうと想像するだけで最高です。
【サウナの入り方】何分入れば良いの?「ととのう」って何?初心者の疑問を解決!
「サウナって熱い部屋に入って忍耐比べして汗かくだけじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はサウナには効果的な入り方があります!
サウナに入ったことがない方は是非参考にしてみてください。
1. 体を清める
入浴前にキャンプをして汚れた身体を入念に洗い清めます。
体を清めたら、まずは温泉に入って毛穴を開けて汗をかきやすい体にします。
2. 体を拭いてサウナへ入る
湯船から出たら身体をしっかりと拭いてサウナに入ります。
サウナに入る時間は6~12分を目安にしてますが、サウナによって温度や湿度が違い、その日の自分のコンディションでも変わります。
初心者の方は無理せず辛くない範囲で入りましょう。サウナには12分計がついていることが多いので、それで時間を把握します。
またサウナ室内は入口から奥に行くほど温度が高くなります。
さらに上段に上がるほど温度が高く、下段にいくほど温度が低くなっていますので、場所を移動して調節するのもおすすめです。
3. 水風呂に入る
6~12分ほどサウナに入って体が十分にあたたまったら、水風呂に浸かります。
でも焦らないで。汗をかいたまま水風呂にダイブは禁止です。
サウナでかいた汗をかけ湯で流してから入りましょう。
初めて水風呂に入るのに少し勇気がいると思うので、まずは足や腕、顔など身体の一部分に水をかけて慣らしてから水風呂へ。
わたしは1~2分ほど肩までしっかりと浸かります。
水風呂に入ると体の表面になんかあったかい膜みたいなものができた気分になり、水風呂なのにあったかい気がしてくるから不思議です…!
気持ちいいですが、入りすぎは注意です。
4. 外で休憩する=ここで「ととのう」!
水風呂から上がったら、体を拭いて休憩をします。
リラックスできる姿勢で外の空気にあたって5~6分ほど、ぼーっとする。
実はこの休憩が「ととのう」ために大事な時間なんです。
サウナで広がった血管が、水風呂でキュッと締まる。それが外に出ることで呼吸が元に戻り、早くなった動悸が元に戻ります。
普段酷使してしまっているであろう、自分の体の声に耳を傾けましょう。
5. 2~4を何セットか繰り返す
サウナ→水風呂→外気浴
これを1セットとし、人によって3セットほど繰り返します。
途中で水分補給を忘れないようにしましょうね。
そして3セットほど終えて外気浴中に外を見てぼーっとして風に当たっていると、ホワホワ〜っとしてくるんです。
こうなったら景色がゆらゆらとしてくる感じを楽しみましょう。
酔っぱらうのとも何とも似つかぬ快感で、これが俗に言う「ととのう」です。
この「ととのう」を感じてしまうと、もうサウナに病みつきになります。
そして何だかキャンプでの疲れも忘れちゃいます。
汗をたくさんかいて身体の中から綺麗になっているのを感じます。