【レシピ基本編】スキレットで作る絶品ステーキの失敗しない焼き方のコツ
さあ、スキレットが手に入りシーズニングも完了したら、早速ステーキを焼いていきましょう。
高級な和牛などを使えば、柔らかくておいしいステーキが焼けるのかもしれませんが、筆者はキャンプでも気軽に使える「安くておいしい輸入牛肉」をいつも使っています。
今回ご紹介するレシピの牛肉も100g198円の(普通のスーパーで売っている)アメリカ産牛肉ですが、とても美味しく焼けました。
それでは、美味しく焼くための4つのコツをお伝えしますね。
スキレットで美味しくステーキを焼くコツ牛肉編(その1):肉を常温に戻す
ステーキを焼く30分前には、肉を常温に出しておく(冷蔵庫やクーラーボックスから出す)ことが大事です。
肉が冷たいままだと、スキレットに肉を入れた時に熱が肉に入りにくくなってしまうので、それを防ぐためです。
冷たい肉を焼くと、肉の内部まで火が通りにくく生焼けになったり、中まで火を通そうとして表面を焼き過ぎてしまうという失敗がよく起こります。
スキレットで美味しくステーキを焼くコツ牛肉編(その2):牛脂を活用する
2つめのコツは、主に輸入牛肉を使う場合のコツです。和牛を使う場合は、特に必要ないかもしれません(笑)。
輸入牛肉を買う際には、必ず「牛脂」をもらってきましょう。可能であれば国産牛の牛脂が最高です。
そして、ステーキを焼く時に、スキレットで牛脂を溶かすと共に、牛脂の1/3くらいを直接ステーキ肉に塗って味をつけていくことで、風味がまして美味しくなります。
スキレットで美味しくステーキを焼くコツ牛肉編(その3):下味濃いめがおすすめ
下味となる塩・胡椒は、「多すぎるかな?」と思うくらいがおすすめです!
筆者の感覚では、ちょっと胡椒を振り過ぎたかなと思うくらいでちょうど良いです。
プロの料理人が高級和牛などでステーキを焼く時には、肉本来の旨みを消さないために薄めに塩胡椒をすることもあるようですが、素人の筆者は「輸入牛」を美味しく食べられる下味濃いめをおすすめしたいです。
スキレットで美味しくステーキを焼くコツ牛肉編(その4):肉を休ませる
火を通し過ぎずに、肉を休ませて旨みを引き出す。
これはよく聞くことかもしれませんが、なかなか難しいです。筆者は基本的に「2−2−4」の法則で焼いています。
【2-2-4の法則とは】
表面2分、裏面2分焼き、アルミホイールに包んで4分休ませるという方法です。もちろん、肉の厚さや火の強さによって焼き時間は変わりますが、目安として。
基本を踏まえつつ、ご自身のよく使うコンロや肉の厚みに応じて、自分なりの法則を見つけていくことも楽しいですよ。
ポイントは、火を消して肉を休ませている時間に、余熱で中まで火を通すという部分なのです。
筆者は、このポイントを理解してから、ほぼ毎回美味しいステーキを焼くことに成功しています。あまりにも美味しく焼けるので、ステーキソースなどを使わずに焼いたステーキをそのまま楽しむことも多くなりました。