『コロナ SL-66H』の点火・炎の調整・消火方法
ここからは、『コロナ SL-66H』の点火・炎の調整・消火方法をご紹介します。
点火方法
まずは給油します。
初めて使用する場合は、しん(芯)に灯油が十分にしみこむまで、給油後は20分程待ちましょう。
こちらの給油ポンプは、電池不要で灯油の出し入れが自在にできるレバー付きなので、扱いやすくておすすめです。
自宅使用の場合はこんなのもあると持ち運びに便利ですね。
レバーを下げて「耐震自動消火装置」をセットします。
ここがセットされていないと点火することはできません。
「しん調節つまみ」を右に回します。
「カチカチ」と音がして重いのは「耐震自動消火装置」がセットされている証です。
そのまま止まるまで回します。
「しん調節つまみ」の上にある点火とびらを開き、「燃焼筒つまみ」が見えるのを確認します。
ストーブを移動させると「燃焼筒つまみ」も真裏に移動してしまうことがあるので気を付けましょう。
オレンジ色の「点火レバー」を押し下げると点火します。
点火した状態で「点火レバー」を下げ続けると、すすや、黒煙が発生するので注意が必要です。
点火後は「燃焼筒つまみ」を左右に2~3回動かして正しくセットされているか確認し、とびらを閉めたら無事点火完了です。
難しい操作はないので、慣れるまでは一つ一つ確認しながら点火しましょう。
炎の調整方法
ここでいう炎の調整とは、火力調整ではなく、正しい炎の状態に調整することをいいます。
のぞき窓で炎の状態を確認しながら調節します。
しん調節つまみを右にまわすと「しんが上がり」炎が大きくなり、左にまわすと「しんが下がり」炎が小さくなります。
しんの上がり過ぎも下がり過ぎも、すすや一酸化炭素が発生する原因になるので気を付けましょう。
正しい炎の状態は「炎の長さが1~3cm」です。火力調節したい場合はこの範囲内でやるようにしましょう。
また、標高の高い所では、空気が薄く不完全燃焼になりやすいため、必ず最大火力で使用します。
点火後は15分位で火力が安定するので調節します。その後は、燃焼中にときどき「のぞき窓」から炎の状態を確認しましょう。
消火方法
「しん調節つまみ」を左に止まるまでゆっくりまわすと、数分で自然消火します。