筆者が6年間愛用する石油ストーブ『コロナ SL-66H』をレビュー! おすすめポイントや事故防止対策も紹介

2021.10.15 投稿

筆者が6年間愛用する石油ストーブ『コロナ SL-66H』をレビュー! おすすめポイントや事故防止対策も紹介

カノカン⁺@新宿キャンパー!

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『コロナ SL-66H』の点火・炎の調整・消火方法

ここからは、『コロナ SL-66H』の点火・炎の調整・消火方法をご紹介します。

点火方法

筆者撮影

まずは給油します。

初めて使用する場合は、しん(芯)に灯油が十分にしみこむまで、給油後は20分程待ちましょう。

筆者撮影

こちらの給油ポンプは、電池不要で灯油の出し入れが自在にできるレバー付きなので、扱いやすくておすすめです。

タカギ(takagi) ポリタンク用 ポリカンポンプ 電池いらず D089RF 【安心の2年間保証】
サイズ:200×320×100mm
原料樹脂:ポリエチレン、ポリプロピレン
ゴム材料:NBR
耐熱温度:60度
用途:一般家庭での暖房用品
¥2,581
2021-09-28 15:10

自宅使用の場合はこんなのもあると持ち運びに便利ですね。

台和 ポリタンク収納 灯油缶トレーDX(キャスター付)
サイズ:31×46.5×20cm
本体重量:9.2kg
材質:本体、ポンプ受け/ポリプロピレン、車輪車輪カバー/ポリプロピレン、車輪軸/その他/ポリカーボネイト、シャフト軸/鉄
原産国:日本
¥1,210
2021-09-28 15:13

筆者撮影

レバーを下げて「耐震自動消火装置」をセットします。

ここがセットされていないと点火することはできません。

筆者撮影

「しん調節つまみ」を右に回します。

「カチカチ」と音がして重いのは「耐震自動消火装置」がセットされている証です。

そのまま止まるまで回します。

筆者撮影

「しん調節つまみ」の上にある点火とびらを開き、「燃焼筒つまみ」が見えるのを確認します。

ストーブを移動させると「燃焼筒つまみ」も真裏に移動してしまうことがあるので気を付けましょう。

筆者撮影

オレンジ色の「点火レバー」を押し下げると点火します。

点火した状態で「点火レバー」を下げ続けると、すすや、黒煙が発生するので注意が必要です。

筆者撮影

点火後は「燃焼筒つまみ」を左右に2~3回動かして正しくセットされているか確認し、とびらを閉めたら無事点火完了です。

難しい操作はないので、慣れるまでは一つ一つ確認しながら点火しましょう。

炎の調整方法

ここでいう炎の調整とは、火力調整ではなく、正しい炎の状態に調整することをいいます。

のぞき窓で炎の状態を確認しながら調節します。

筆者撮影

しん調節つまみを右にまわすと「しんが上がり」炎が大きくなり、左にまわすと「しんが下がり」炎が小さくなります。

しんの上がり過ぎも下がり過ぎも、すすや一酸化炭素が発生する原因になるので気を付けましょう。

正しい炎の状態は「炎の長さが1~3cm」です。火力調節したい場合はこの範囲内でやるようにしましょう。

また、標高の高い所では、空気が薄く不完全燃焼になりやすいため、必ず最大火力で使用します。

点火後は15分位で火力が安定するので調節します。その後は、燃焼中にときどき「のぞき窓」から炎の状態を確認しましょう。

消火方法

筆者撮影

「しん調節つまみ」を左に止まるまでゆっくりまわすと、数分で自然消火します。

次ページでは実際に使用した感想やメリット・デメリットをまとめてみました。
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