日に日に人気が高まっている車中泊。まだ車中泊を体験したことない人でも、気になっている人は多いのではないでしょうか。ただ、車中泊をするにはそれなりの準備も必要です。そこで今回は、車中泊キャンパーである筆者が予算を3万円に設定し、車中泊に最低限必要なグッズを厳選してご紹介。夏の暑さ対策・冬の寒さ対策も含めて、3万円以内に収めました!

予算3万円で揃える車中泊グッズ【夏編】 網戸と小型扇風機で暑さをやわらげよう

続いては、予算3万円で揃える車中泊グッズの夏編です。

夏の車中泊は、とにかく暑さとの戦い。低予算で揃えられる、以下の暑さ対策グッズをご紹介します。

夏編項目メーカー名『グッズ名』 価格(税込)
小型サーキュレーターアイリスオーヤマ『PCF-MKM15N』2,728円
車用網戸-1,000円前後
※価格は2021年9月現在の公式WEBサイト価格を参考に記載

予算3万円で揃える車中泊グッズ夏編【1】小型サーキュレーターで空気の流れを作ろう

画像6: 【初心者必見】予算3万円で揃える車中泊グッズ! 格安で集まるアイテムを厳選
アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 8畳 マカロン マットデザイン 首振り固定 パワフル送風 コンパクト PCF-MKM15N-W ホワイト
商品サイズ(cm)(電源コード含まず):幅約25.2×奥行約18.4×高さ約25.6●製品質量:約1.1kg
電源:AC100V(50/60Hz共用)●消費電力/50Hz:28W/60Hz:27W
風量調整:3段階●角度調整:縦方向 手動 約360°
適応床面積:8畳●コードの長さ:約1.4m●材質:ポリプロピレン
発売年:2020
¥1,980
2021-08-29 14:49

予算3万円で揃える車中泊グッズ、夏編の1つ目は小型サーキュレーターです。

車中泊では、エンジンをつけっぱなしにするのはマナー違反。そのため、車のエアコン以外で涼をとる必要があります。

そこで重要になるのが、小型のサーキュレーターです。サーキュレーターを使うことで、空気の流れができ、涼しさを感じられます。

小型のサーキュレーターでおすすめなのが、アイリスオーヤマの『PCF-MKM15N』です。小型ながら、風の勢いはバッチリ。車ほどの広さであれば、十分に空気の流れを作ることができます。

また、8畳用で定価2,728円(税込)と、コスパも抜群です。

近年の小型サーキュレーターは、機能が高い上に価格が抑えられているものが多いので、自宅との兼用も可能。

自宅と車中泊で兼用する場合は、サーキュレーターの対応畳数と、車内に置いても邪魔にならないサイズかどうかを確認して選んでみてくださいね。

予算3万円で揃える車中泊グッズ夏編【2】車用網戸で外気も取り入れよう

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

予算3万円で揃える車中泊グッズ、夏編の2つ目は車用網戸です。

小型サーキュレーターを使用することで、空気の流れを作るとお伝えしましたが、窓を開けるとより効果的になります。ただし、窓を開けておくと、虫が入ってきて眠れない可能性が。

そんなときに車用網戸があると、外の空気を取り入れつつ、虫の心配をせずに快適に過ごせます。

車用の網戸は、車種専用で車内から張り付けるもの(サンシェードタイプ)と、ドアにかぶせて使うものの2種類に分けられます。

低予算で揃えるならば、ドアにかぶせて使うものがおすすめ。ドアにかぶせて使う車用網戸であれば、1,000円前後で手に入ります。

サーキュレーターと合わせても5,000円弱で、車中泊の暑さ対策が完成しますよ。

画像7: 【初心者必見】予算3万円で揃える車中泊グッズ! 格安で集まるアイテムを厳選
サンシェード 車窓用 2枚入り 全4サイズ ウインドウネット 日除け フロント・リア用 (L) [並行輸入品]
【商品内容】車用防虫ネット×2
【サイズ(約)】・Lサイズ :(幅)最大126cmまで (高さ)52cm
¥920
2021-08-29 14:56

▼夏の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

予算3万円で揃える車中泊グッズ【冬編】 100均のアルミ保温シートがここでも活躍

続いては、予算3万円で揃える車中泊グッズの冬編です。

冬の車中泊は、防寒対策が必須。以下のグッズを活用した、低予算でできる防寒対策をご紹介します。

項目メーカー名『グッズ名』価格(税込)
アルミ保温シートセリア『アルミ保温シート』110円
レイヤリングネックウォーマー、ルームソックスなど2,000円前後
※価格は筆者購入時の価格を参考に記載

予算3万円で揃える車中泊グッズ冬編【1】100均のアルミ保温シートで底冷え対策

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

予算3万円で揃える車中泊グッズ、冬編の1つ目は100均のアルミ保温シートです。

サンシェードを作るときにも登場した100均のアルミ保温シートですが、このアルミ保温シートは、冬の車中泊でも活躍します!

冬の車中泊では、厳しい底冷えが待っています。そのため、キャンプ用マットのみでは、床からの冷気で身体が冷えてしまうことも。

そんなときにアルミ保温シートを床に敷いておけば、底冷えを軽減してくれます!

筆者は現在、冬の車中泊では電気毛布を使用していますが、電気毛布を購入する前は、アルミ保温シートを使っていました。

アルミ保温シートのある・なしでは、底冷えの程度が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

予算3万円で揃える車中泊グッズ冬編【2】服装の工夫で寒さをしのごう

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

車中泊専用グッズではありませんが、冬の車中泊では、服装の工夫である程度の寒さをしのぐことができます。

登山では、「レイヤリング」という概念があります。レイヤリングとは、ウェアの構成を「ベースレイヤー」「ミドルレイヤー」「アウターレイヤー」の3層の重ね着とすること。

車中泊に限らず、レイヤリングを取り入れ、気温や環境(車内装備)に応じて着脱できる服装にすることで、衣服内を快適に保てます。

ベースレイヤー
素早く汗を吸収拡散して肌をドライに保つことと、保温性の確保が目的。
季節により素材を選択しますが、冬場は保温性が高いものを選ぶと良いです。

ミドルレイヤー
登山では行動着と保温着それぞれ考える必要がありますが、車中泊では保温性の確保が目的。
薄手のフリースや長袖のシャツなど、脱ぎ着しやすいものがおすすめです。

アウターレイヤー
登山では雨・風・雪などから体を守ることが目的。
車中泊中は雨・風・雪を考える必要はないので、寒さに弱い人は、インナーダウンなどで保温性を高めるのも良いでしょう。

また、ネックウォーマーや靴下を活用するのもおすすめ。

寝袋の首元から冷気が入ってきたり、夜中にトイレに行ったあとに足先が冷えていたりと、冬の車中泊では寒さを感じる場面が多くあります。そんなときにネックウォーマーや靴下の用意があると快適に眠れますよ。

ただし、フィット感が強い靴下では、しめつけにより血流が滞り、逆に足が冷えてしまう可能性も。冬の車中泊で靴下を着用する場合は、緩めの靴下を用意しましょう。

▼冬の車中泊についてはこちらの記事もチェック!

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