【タープ泊の注意点】雨・虫の他に防犯対策もしっかりしよう!
タープ泊の良い部分、筆者の楽しいタープ泊のやり方などは十分におわかりいただけただろうと思います。一方で、タープ泊で注意をしていただきたいこともいくつかあります。
注意点1:タープ泊は雨や風に弱い
タープ泊は涼しくて非常に気持ちが良いですが、雨や強風には弱い側面があります。
雨の対策については後述の対策で凌げますが、強風時のタープ泊は非常に危険です。場合によっては潔く諦めて帰宅する勇気も持ちましょう。
注意点2:タープ泊はプライバシーの確保が難しい
タープ泊は目隠しなどの工夫をしても、どうしても人目を避けられません。
一人でキャンプしていることも一目瞭然。筆者のようなおじさんは問題ないでしょうけれど、女性は特に気をつけてくださいね。
注意点3:夏のタープ泊は虫対策が必須
夏のタープ泊は虫対策が必須です。
筆者流のタープ泊では蚊帳を使いましたが必ず虫対策をしてください。しないと、朝起きた時に虫に刺されまくって悲惨なことになりますよ。
注意点4:防犯対策を忘れずに
テントがないと、キャンプサイトに人がいないことがすぐにわかってしまいます。
ですから、貴重品や高額なキャンプアイテムは車の中に鍵をかけておくとか、身に付けるようにして防犯に気を使いましょう。
注意点5:食べ物の管理をしっかりと
食べ物を外に放置すると、獣やカラスなどがそれをめがけてやってきて危険です。
自身に被害がなくても、それに味をしめたカラスが上空でいつも旋回するようなキャンプは、他のキャンパーの迷惑にもなりますよね。
ですから、余った食材や、食べ残しは必ずクーラーボックスや車の中にしまいましょう。筆者はゴミは必ず車の中に保管します。
【実録】筆者流・雨の日のタープ泊! 対策方法もご紹介
「雨のキャンプも素敵ですよ」と筆者はよく言われますが、わざわざ雨の日にキャンプをしたいという気持ちには、今のところなりません。
でも、雨が降るか降らないか微妙な時も当然キャンプに行きますし、結果的に雨に降られることもしばしばあります。
そこで、「前段でタープ泊は雨に弱い」とお伝えしましたが、タープ泊の雨対策のやり方を整理してお伝えします。
まずは筆者が描いた絵をご覧ください。
筆者の場合、通常は3と11をメインボールにつけてタープの真ん中を頂点にして張りますが、雨の時はカムフラージュネット側に寄せた2と12をメインボールにつけます。
そうすることで5と9が地面に近い位置にくるので、雨が吹き込みにくくなるのです。
このように、筆者はスクエアタープの張り方を少し工夫することで、雨が吹き込みづらい空間を作っています。カモフラージュネットも多少の雨ならよけてくれます。
また、ポールは低めに設置することで、横からの雨の吹き込みも軽減できます。
今回ご紹介した雨対策は、小雨の時には非常に効果的です。しかし大雨や強風を伴うときには、この対策ではタープ泊の継続は難しいと思います。天候の状況をよく見極めてキャンプしてくださいね。
タープ泊でおすすめしたいアイテム~蚊帳・コットなど~
最後に、筆者の使っているタープ泊のアイテムをご紹介しておきます。気になったアイテムがありましたら、どちらも筆者のおすすめアイテムですのでぜひ使ってみてください。
【アクアクエスト ディフェンダータープ】
丈夫で長持ち - このタープはとにかく頑丈!何年もの間、あなたの役に立つこと間違いなしです。世界でトップクラスのテクノロジーを駆使した、70デニールナイロン+TPUコーティング+ヒートテープ = 1.1 - 3.3 kgのタープは絶対にあなたの期待を裏切りません。
コンパクト - タフでありながら小さく収納することが可能。
多機能 - 19 - 37の補強されたループ、そして4つ角のポール差込口を使って、どんなアングルにも設置可能。雨、風、太陽、雪、どんなシチ...
筆者は日陰が濃いアクアクエストのディフェンダーを使っています。耐水圧20,000mmと耐水性能も優れていて安心です。
【蚊帳】
【高密度】 モスキートネット本体は1平方インチに250の細かいメッシュがあり、高密度で蚊や虫などの侵入を効果的に防ぐことができます。 通気性抜群で 、防蚊虫はもちろん、安眠の促進にもつながります。
【通気性抜群&軽量】モスキートネットは通気性が良く、中は熱がこ...
夏のキャンプは虫対策が必要不可欠です。
【キャプテンスタッグアルミGIキャンプコット】
組立サイズ:(約)幅72×長さ192×高さ42cm
収納サイズ:(約)98×18×12cm
製品重量:(約)5.0kg
材質:シート/ポリエステル(PEコーティング)、フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、ジョイント金具/鉄(亜鉛めっき)
耐荷重:(約)80kg
セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
商業施設での使用やレンタル業などで使用しないでください。不特定多数の方が使用される為、責任を負いかねますのでご了承ください
レンタル等による貸出、オークション等にとる転売や中古販売、及び譲渡によって発生した故障・破損・劣化・損害・事故などにつきましては、...
品質もしっかりしていて価格も安いので、筆者は大満足で使っています。詳細はレビュー記事でチェックしてみてください。
【キャプテンスタッグ封筒型寝袋プレーリー600】
気温の高い夏でも夜に冷える時があります。寝袋は持参したほうが良いでしょう。
【BRIESリモコン付きLEDランタン】
【3色調色&無段階調光&メモリー点灯機能】シーンに合わせて光色は3色(白色・昼白色・暖色)に変えられ、さらに明るさを無段階調整可能なので、雰囲気に合わせて最適な明かりを提供;また、メモリー点灯機能付き、消灯前の明るさと光色を記憶し、同じ明るさあと光色で再点灯出来ます。毎回わざわざ調節必要がなく、とても便利です。
【モバイルバッテリー機能】5200mAhのチウムバッテリーを内蔵し、他のデジタル機器の緊急電...
コットから立ち上がらずに点灯、消灯ができるリモコン付きLEDランタンは非常におすすめです。
夏キャンプはやっぱりタープ泊! 張り方を工夫して蚊帳を併用することで快適に◎
さて、今回はタープ泊の基本、夏キャンプの大敵である虫を蚊帳を使って対策する方法、雨の日でも楽しめるタープ泊のやり方などをご紹介しました。これであなたもすぐにタープ泊に挑戦できるはずです。
夏のキャンプではいかに涼しく過ごせるかが大事な要素です。テントから解放されてタープ泊を楽しんでみませんか?
テント泊が主流なので、まだまだタープ泊を楽しんでいるキャンパーさんの比率は低いんです。筆者は同じ仲間が増えたら嬉しいです。
タープ泊と同様に夏の暑い時期にはハンモック泊もおすすめですよ。ご興味ある方はこちらの記事もぜひご覧ください。