ソロキャンプや「カンガルースタイル」のインナーとしておすすめのテント4選
つづいて、徐々に家族全員でキャンプをする回数も減ってきたタイミングでソロキャンプ用に購入したテントをご紹介します。
2つのテントを組み合わせる「カンガルースタイル」にも使えるテントも紹介しますので、参考にしてみてくださいね!
1.【バンドック】ソロベース
キャンプを初めて8年以上過ぎると小学生だった子供も大学生になったりと、家族揃ってのファミリーキャンプの回数は減ってきます。
その時に必要になってくるのはソロテントで、コストを抑えたバンドックのソロベースで本格的にソロキャンプデビューをしました。
形状も、軍幕仕様のパップテントで、ソロキャンプで使用するにはデザインやサイズ感も良く、キャンプギア全てが手の届く範囲にあるのが快適です。
ソロベースの仕様
- カラー:カーキ
- 対応人数:1人用
- サイズ:フライW360xD190xH110cm・インナーW190xD85xH100cm
収納時:W40xD20xH20cm - 材質:フライ/コットン混紡生地(ポリエステル65%・綿35%)・
インナー/ポリエステルメッシュ・フロア/ポリエステル・フレーム/アルミ合金 - 重量: 4.4kg
- 付属品:ペグx18、ロープx6、エンドキャップx2、収納ケースx1、取扱説明書
- 生産国:中国
ソロテントを本格的に使う事によって、家族があまりついてこない厳寒期にも1人でソロキャンプに挑戦してみようという気持ちになります。
2.【テンマクデザイン】サーカス TC DX
冬キャンプを本格的に初めて思った事は、薪ストーブで暖をとりながら料理をしたいという事でした。
もちろん、冬のファミリーキャンプの際に薪ストーブは使いますが、どうせならソロキャンプでも薪ストーブが使いたいと思って冬のソロ用テントとして購入したのは、テンマクデザインの「サーカスTC DX」です。
サーカスはソロで使うと大きいですが、グランドシートを使わずキャンプをする事で設営&撤収も簡単で、サイドフラップがあるので悪天候時も快適に使用できるテントです。
サーカス TC DXの仕様
- サイズ:442×420×(H)280cm
- 収納サイズ:Φ27×63cm
- 重量:12.3kg
- 素材: [本体] コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%) [裾部(スカート)] ポリエステル [ポール] スチール製5本継ぎ(φ32mm/280cm)×1本、スチール製3本継(φ22mm/200cm)×1本
- 付属品:ポール、張り網、設営用ガイドセット、ペグ、収納袋
- 原産国:ベトナム
また、サーカスTC DXのサイズは1~3人までなら問題なく使えるサイズ。
我が家の4人の子供のうち現在小学生が1人だけなので、夫婦と子供1人の3人で使用しても十分な広さを確保できるので家族3人で使う事もあります。
3.【Hill Stone】2人用ドームテント
ワンポールティピー型テントの「サーカス TC DX」で家族3人で泊まる際に、「カンガルーテント」として購入したのがHill Stoneの2人用ドームテントです。
カンガルーテントとは大型テントやタープの中に小さいサイズのテントを設営する「カンガルースタイル」において、中に設営される小さいテントのことを指します。
形状は一般的なドーム型テントで、中で2人で使えるサイズのダブルウォールのテントです。
実際サーカスTC DXと組み合わせて使う際はインナーのメッシュテントだけを使用します。
小型のドームテントではありますが、価格も4千円程度の激安テントで雪中キャンプでも問題なく使用できます。
2人用ドームテントの仕様
- カラー:オレンジ/ブルー/迷彩
- サイズ:200cm×145cm×115cm
- 収納サイズ:45cm×15cm×15cm
- 重量:3kg
- シート素材:190Tポリエステル
- 耐水:1000mm
自立式の小型ドームテントの一番のメリットは、組み立て後にテントを持ち上げて場所を移動できることです。
天候悪化時には設営&撤収が簡単で初心者にはオススメしたいテントです。
4.【スノーピーク】ヘキサイーズ1
7つ目のテントは一般的なテントと少し違う、タープ泊に近いスノーピークのソロテントである「ヘキサイーズ1」です。
元々、ソロキャンプは焚き火時間が長く、火の粉になるべく強めのTC素材のテントを使用していましたが、焚き火の炎のコントロールが出来るようになれば、火の粉を飛ばしてテントに穴を開ける事が少なくなります。
オープンカーでソロキャンプを楽しんでいる事から、荷物量を減らす面でも必要最低限でカッコよくソロキャンプを楽しめる点が気に入って購入しました。
ヘキサイーズ1の仕様
- 重量:5.2kg
- 収納サイズ:キャリーバッグサイズ:62×19×23(h)cm
- セット内容:フライシート自在付ロープ付(1m×2、0.4m×2 )、インナーテント、アルミポール(210cm×1、120cm×1)、自在付ロープ(二又用9m×1、二又用5m×1、2.5m×5)、ジュラルミンペグ(21cm×12)、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
- 材質:フライシート/210Dポリエステルオックス・遮光ピグメントPUコーティング耐水圧3,000mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、ドアパネル/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム・撥水加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム、アルミポール/A6061(φ22mm)
また、インナーテントが吊り下げ式になっているので、使わない場合はタープとして利用する事も可能なのが嬉しいですね。
10年間のキャンプで7つのテントを使用してみて気付いたこと:万能なテントはない!?
以上のように、10年間で計90泊近くのキャンプで7種類のテントを使ってみて分かった事は、万能なテントは存在しないという事です!
皆さんも、テントを購入する場合にはあらゆる状況を考えて決めていると思いますが、人数、季節、天候、キャンプスキルレベル、利用方法などで適したテントを使うのが一番快適です。
そういう事もあってキャンプを始めてテントの購入を悩むのなら、まずは自分の好みのテント購入してキャンプスキルを上げながら、使いやすいテントを徐々に模索していくのがよいのではないでしょうか。
▼テント選びにはこちらの記事も参考にどうぞ!