キャンプの人気が出始めた頃、「メスティン」といえばトランギア製が人気で、筆者も購入以来、キャンプではトランギアの「メスティン」で失敗なしの炊飯をしています。ただ最近は100均各社が「メスティン」を取扱うようになり、トランギア製とどう違うのか気になり始めました。そこで今回は100均のキャンドゥとワッツ、そしてトランギアの「メスティン」を比較しレビューしたいと思います。

そもそも「メスティン」ってどんな人におすすめ? 100均やトランギア製を検討してる人は要チェック

ここまで100均(キャンドゥ・ワッツ)やトランギアの「メスティン」をご紹介してきましたが、そもそも「メスティン」はどんな人に向いているアイテムなのでしょうか。

ここでは「メスティンをおすすめする人」と「おすすめしない人」をまとめました!

「メスティン」をおすすめする人

キャンパーのみならず、登山者にも人気の「メスティン」。ぜひ多くの方におすすめしたいキャンプ道具です。

ソロキャンパーやバイカー、登山者

「メスティン」は携帯性、利便性に優れています。軽量で中に物を収納できるので、バイクでキャンプに行く人やソロキャンパー、荷物が限られる登山者にもおすすめ。ソロキャンプで「メスティン」を利用しているキャンパーは大変多いです。

1つでさまざまな調理できる道具が欲しい人

白飯、炊き込みご飯、チャーハン、蒸し物、炒め物、麺類…と料理方法はキリがないほど、「メスティン」は色々な調理が楽しめます。「メスティン」飯の本も多く出版されていますよ。

スタッキング好きな人

ひとつの道具にまとめておきたいスタッキング好きな人にも「メスティン」は◎。固形燃料や五徳、アルコールバーナーやガスライター、箸やスプーンなども一緒に収納しておけます。トランギアの「メスティン」専用のまな板や網なども販売されています。

「メスティン」をおすすめしない人

「メスティン」をおすすめしない人というのはあまり想定できなかったのですが、強いていえば以下の方は「メスティン」でなくてもOKです。

すでに他のクッカーを持っている人

クッカーは丸型や角型など、さまざまな種類があります。普段のキャンプはこれで十分という方は「メスティン」でなくても大丈夫です。

ダッチオーブンやバーベキューが主な人

ダッチオーブンやスキレットなどでおつまみを作ってアルコールを楽しむ方や、ご飯を必要としない方、バーベキューでお肉や焼きそばなどを作る場合は「メスティン」の出番が少ないので無くてもOKです。

キャンプ初心者に伝えたい! 筆者がやってしまった「メスティン」失敗談

画像: 筆者撮影(汚れが落ちなくなったメスティン)

筆者撮影(汚れが落ちなくなったメスティン)

100均の「メスティン」の外箱裏面に記載があるように、洗う際はスチールたわしやクレンザーを使わないのが基本ですが、汚れが進むと気になりますね。

筆者は、うっかり「メスティン」を洗い忘れて、食材の残りカスにカビを発生させてしまいました!

白い斑点のようになった箇所が気になり、してはいけないはずのスチールたわしでゴシゴシ…。

でも、傷が付いただけで、全く落ちない…!

使い終わったら、その場で洗い流すか、ウェットティッシュなどで拭き取り、汚れを残さないことが肝心。

その点クッキングシートを敷いて使用する方法は、炊飯以外に、蒸し物や焼き物をするときに汚れにくくなり、おすすめです。

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