170年の歴史を持つブランド「GRIP SWANY」(グリップスワニー)のレザーグローブ「G-1」。アウトドアで使用するのにバランスの良いベーシックモデルです。キャンプで気になる耐熱性や使用感をレビューします!

【レビュー】グリップスワニーのレザーグローブ「G-1」レビュー 手を“守られている感”がすごい!

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

グリップスワニー「G-1」レザーグローブ、筆者が実際に使用してみて感じたことをレポートします。

日本人向けデザインだから手に馴染む

グリップスワニーはもともとアメリカのブランド。

1983年の日本発売と同時に、欧米人との骨格差や皮なめしのハードさが原因で「手にフィットしない」問題が発生しました。

そこで1985年に、日本人に合うよう調整したデザインに改良され、国内生産が始まったのです。

画像: 筆者撮影 MADE IN JAPANのタグ付き

筆者撮影 MADE IN JAPANのタグ付き

牛皮革製なので、初めのうちは皮が硬く違和感があるかもしれませんが、使用を重ねるうちに手に馴染んで柔らかくなってくるのも、革手袋ならではの楽しみ。

画像3: たなみお

たなみお

年月を増すごとに自分色に染まってくるのがアジよね〜。

また、全てのグリップスワニーの手袋は、糸の縫い目がなるべく外側になるよう裁縫されているので、装着したときにゴワゴワ感をあまり感じないのもポイントです。

画像: 筆者撮影 内側はふわふわしています。

筆者撮影 内側はふわふわしています。

キャンプでのケガ防止に◎

筆者がグリップスワニー「G-1」グローブを購入した主な目的は、ケガ防止。

薪を扱っているときに、軍手だと布目が粗いので、木のトゲが軍手を突き破ってけがをしてしまうことが多々ありました。

画像: 筆者撮影 薪を触るには必須となりました。

筆者撮影 薪を触るには必須となりました。

グリップスワニーの「G-1」グローブは、厚みのあるしっかりした牛皮革を使用しているので安心感が違います!

さらに、これは期待していなかった効果なのですが、キャンプでの手荒れが抜群に減りました!

革手袋ってゴワゴワして硬いイメージだったのですが、使うほどに手に馴染むし、内側は柔らかく保湿されているような感覚です。

特に冬の焚き火中にその効果を実感することが多く、「焚き火って意外と手の水分奪われているのかもな〜」としみじみ思いました。

画像4: たなみお

たなみお

他にもペグダウン時のうっかりミス「トンカチで指を強打」によるダメージも軽減できました!

グリップスワニー「G-1」は見た目がカッコイイ!

アウトドア用の手袋が多々ある中で、グリップスワニーの「G-1」グローブに惹かれた理由は”見た目”でした。

画像5: たなみお

たなみお

(ギアに関しては)見た目も重要よね〜。

まず、カラーが黄色で目立ってイイな、と思ったのですが、これには理由があって...。

“GRIPSWANYグローブ独特の黄色はスワニーイエローと呼ばれています。当時は灯りが少なくグローブを落とした時に見つけやすくする様イエローに染めるアイデアが生まれ現行モデルでも同じ色に染色しています。”

カラーの由来から170年の歴史を感じ、ますます好きになっちゃいました!

G-1グローブの気になる耐熱性は?

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

実は、耐熱温度は明記されていないので、正確にはわかりません。

筆者が試したところ、熱したステンレス製ナベの柄の部分は持つことができました

ただ、スキレットなど物によっては熱さを感じる場合もあるので、念のためタオルを巻いてから掴むなど、熱いものを触るときは注意しています。

筆者は、このグローブに出合う前までは全てを軍手でまかなっていました。(または素手。ワイルドだぜぇかっこいいだろぉ〜と思っていました。)

でもやっぱり、安全性に欠けるんですよね...。

それに比べればもちろんなのですが、この難燃素材のレザーグローブを購入してからは焚き火で火傷することはかなり少なくなりました

このグローブ、完全に燃えないわけではありませんが「焚き火の火の粉が飛んできて〜からの軍手穴あき〜からの火傷〜」の心配が軽減するので、安心感が違います!

画像6: たなみお

たなみお

耐熱性に関しては明記されていないので、熱に関しては手を保護する補佐的なものと考えています。

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