雨天の焚火には「タープ」が重要!コットンやポリコットン製など難燃素材がベスト!タープガードも考慮
雨の日キャンプで焚火をするなら、欠かせないのがタープです。屋外で焚火をしようと思っても、薪が濡れてしまいなかなか着火できません。
筆者はすぐに止みそうな小雨であれば屋外で焚火をすることもありますが…実際のところ、時間も手間もかかって大変です。タープがあれば自分たちが濡れることもなく着火も簡単なので、快適に焚火を楽しめます。
そこで焚火をするためのタープとしておすすめなのが、難燃性の高い素材を用いたもの。
焚火をするとどうしても火の粉が飛んでしまうので、燃えやすい素材のタープだと穴が開いたり、火が燃え移って大火事につながったりするリスクもあります。
難燃性の高い素材のタープには、難燃剤を付着させたり、化学反応を起こして燃えにくくした糸を使用したりと、特別な加工を施してあります。
火の粉が飛んでも燃え移る可能性が低く、安心して焚火を楽しめます。ここでは焚火にぴったりな難燃性の高いタープの素材をご紹介します。
1.コットン生地
植物由来の優しいナチュラルな風合いが魅力のコットン素材。化繊と比べると火に強く、火の粉がついても燃え広がりにくいです。通気性が良く結露しにくいのがメリットですが、その分水には弱いため、長時間雨にさらすと浸水してしまうのが難点です。
水分を含んだままにしておくとカビが発生しやすいため、使用後はしっかり乾燥させてメンテナンスする必要があります。
【製品情報】
■ サイズ:約460cm×435cm
■ 重量 (本体): 約4.46kg
■ 収納バッグサイズ:約20×16×80cm
■ 素材 ・本体生地: コットン(表面撥水加工、防カビ加工)、パイピング部分:ポリエステル
■ 付属品 ・張り綱Φ6mm×1000cm長×2本、300cm長×4本 ・収納バッグ付属
※ポール・ペグは付属しておりません
2.ポリコットン生地
耐水性を重視するなら、ポリエステルとコットンを混合させた「ポリコットン生地」のタープがおすすめです。
ポリエステルは火に弱く焚火に不向きな素材ですが、火に強いコットンを混合することで双方のメリットを活かした素材になります。
コットンのみのタープに比べると軽量かつ水にも強く、雨天時の使用が多い方におすすめです。
【製品情報】
■サイズ:約W420cm×D420cm
■収納サイズ:約W55×D14×H14cm
■重量:約3.0kg
■最低耐水圧:350mm
■材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
■付属品:ロープ、キャリーバッグ
3.難燃タープガード
「今持っているタープを使いたい」という方におすすめなのが、難燃タープガード。
タープの下に難燃性の布を取り付けることで、タープを保護して燃え広がるのを防ぎます。
雨が降ってきたときだけ取り付ければ良いので、新たにタープを買い足す必要がなく便利です。
しかし雨天時に長時間使っていると、ロープを伝ってシートに水が溜まってしまう場合があるので、高低差をつけて水を逃がしてあげる必要があります。
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