キャンプ歴4年の私の初代テントは「ワンタッチテント」

筆者撮影
「キャンプを始めたいけど、何から買えばいいんだろう…。たくさんあってテント選びは難しそう…」
と思われる方は少なくないはず。
かく言う私も、「テントどうしようかなぁ〜。かなり高いしなぁー。」と、購入までに何年も悩みました。
いつも一緒に行く上級キャンパーお友達ファミリーが持っているのは、スノーピークやOgawaの本格的な2ルームテントだったので、値段もすごいですから、なかなか踏み出せずにいたんですよね。
価格の感覚のない初心者キャンパーにとっては、特にテントは「え?は?」と思う金額感かもしれません(苦笑)。
そこで私は、本格的なテントを購入検討している間のつなぎとして、8千円くらいのワンタッチテントを購入。テントレンタル2回分くらいの価格で買えてしまうので、すぐにもとは取れます!
めちゃめちゃ楽チンで快適だったので、「検討中のつなぎ」のつもりが、その後2年間使い続け、本格的な2ルームテントを購入した後も、"撤収時間が早いキャンプ場"に行くときは、今でもたびたび出動して使い続けております。
▼つなぎのつもりが5年以上愛用している私の初代テントはこちら

【女性1人でも簡単に組み立てができちゃう!】 組み立ての所要時間は(約)15秒!紐を引くだけだから女性1人でも設営できます!野外フェスや女子キャンプの時にも便利なワンタッチテントです。
【UPF50+という高品質を実現!...
ビギナーには、設営簡単「ポップアップテント」or「ワンタッチテント」が絶対におすすめな理由

筆者撮影:ワンタッチテントなら「そんなに力のない女」でも簡単に設営できます

筆者撮影:「折りたたみ傘を開くだけ〜」くらいの感覚です!
「なぜ、10万円以上する本格的な2ルームテントを持っているのに、いまだにワンタッチテントを使うのか?」というと、「圧倒的に楽だから」ということに尽きます!
「ポップアップ」「ワンタッチ」は 設営&撤収が超絶に楽である
初心者キャンパーさんは分からないと思いますが、本格的なテントの設営&撤収は、思いの外、手順がいっぱいあって大変ですっ!!
設営&撤収が大変すぎて、いつも設営時に「あれ・・?このポールってどこのやつ?」「この方向であってるっけ??」と頭を抱えることが、「初心者キャンパーあるある」だったりするんですよね。夫婦喧嘩に発展することも、多々あります(苦笑)。
設営&撤収で嫌な思いをした結果、「もうキャンプは嫌だ!!!」となってしまうリスクがあるので(かなりその確率は高いです)、私は初心者の方にこそ、まずはポップアップテントか、ワンタッチテントから入っていただきたいなと思うわけです。
▼設営&撤収の「速さは価値である!」については、こちらの記事で詳しく解説させていただきました!
「ポップアップ」「ワンタッチ」は すごく安いので購入しやすい

テントはキャンプギアの中でも最も高額なアイテム。有名メーカーの4人家族で快適に過ごせるサイズの本格的なテントだと、正直言って10〜20万円くらいしますっ(汗)。
私のようにキャンプ歴4年にもなると、だいぶ頭がおかしくなってきて(笑)、「え?スノーピークのテントが10万円台で買えるの?安い!!!安すぎる!」と思うようになるのですが、4年前は「キャンプのアイテムに10万円なんてありえない!高すぎる・・。買えない。」と感じたものです。
本格的なテントは、「これからキャンプを始めよう!」という人にとって、「ちょっと高すぎる」と感じて間違いない価格帯なのですが、このハードルによって、キャンプをしたいけど一歩踏み出せなくなるのは大変残念。
しかし、「ポップアップテント」や「ワンタッチテント」なら、数千円から商品ラインナップがあり、高くても3〜4万円以内で買えるんです!
それくらいだったら、私のように「本格的なテントの購入を検討する間のつなぎ」として買ってもいいと思います。
しかも、本格的なテントを購入した後も、圧倒的に楽だからという理由で、使うシーンは確実にあるので、本当にコスパが最強なテントだと私は感じています。
でも、そんな簡易なテントで「耐久性」「使い勝手」は大丈夫なの?

テントに限らず、キャンプギア全てに言えることだと感じますが、「高いから良い」「安いから悪い」とは限らないんですよね。
テントのスペック情報で、丈夫さを推し量るポイントは「耐水圧」です。
一般的な強い雨が1500mmだと言われているそうなので、耐水圧1500mm以上のものであれば、初心者キャンパーが体験する「雨のつもりじゃなかったけど急に降ってきた雨」には十分対応できると思います。
コスパの良い「ポップアップテント」や「ワンタッチテント」でも、だいたいどのテントも耐水圧1500mm以上はあるので、初心者テントとしては全く問題ないですよ!!
ちなみに、中・上級キャンパーになってくると、天気予報が雨でもキャンプに行ったり、強い風が吹くエリアのキャンプ場に行ったりすることも出てくると思いますが、初心者キャンパーは、まずそんなことはしないと思います。(テントの問題だけでなく、色々と装備をしていかないと地獄を見ますのでご注意ください!)
※私の友人は、「テントの墓場」とも言われることもある強風が吹く富士山裾野エリアのキャンプ場で、スノーピークのランドロックという15万円くらいする超ハイスペックテントだったのに、テントの張り方が微妙だったせいで、夜中に暴風雨になった際にセンターポールが折れて死にそうになった経験があります…。初心者の方は平地のキャンプ場へ穏やかな天気の時に行きましょうね!!