ポップアップテントの最大メリットは「設営&撤収スピード」。速さが価値である4つの理由
私がキャンプでテント泊をするようになって、4年が経ちました。前半の2年間は、「本格的なテントを購入検討する間のつなぎ」として、6〜8千円くらいのワンタッチテント(5人用)を使っていたんですよね。
テントを2回レンタルするくらいの料金で買えちゃうのですが、その後、便利すぎて2年間も使い続けていました。何が便利なのかと言えば、「設営&撤収が圧倒的に楽!!」という点につきます。
▼つなぎのつもりが2年間がっつり使い、今でも友達に貸す用途などで頻繁に活躍している私のワンタッチテントはこちら
【カラー】コーヒー【重量(約)】3.9kg
【サイズ(約)】使用時:310×240×145cm(テント外径)/収納時:110cm(収納袋)
商品説明動画 https://www.youtube.com/watch?v=tAQNzuTmzX0
※粗悪品・偽者の販売店にご注意ください。通販のトココで販売しているメーカー・ブランドは「HillStone」でございます。他店舗販売商品では、デザインや仕様、付属品が異なる場合があり他店舗にてご購入された商品については商品保証が無いため、通販のトココではご返品等のご対応...
ワンタッチテント → 本格的2ルームテント → ポップアップテント、、と楽チンテントへ回帰してきた私が感じた「設営・撤収が楽チンであるメリット」を4つの要素に分解して解説しましょう!!
ポップアップテントのメリット❶ 設営撤収が簡単だからキャンプ場での「お楽しみ時間」が最大化
私がよく利用するファミリーキャンプ場の多くは、チェックイン:13時・チェックアウト:11時です。
つまり、1泊2日の週末キャンプなどで訪れる時、実はキャンプ場の滞在時間は意外と短いんです!!
フルにいたとしても、22時間。
7時間くらい寝るとして、起きている時間は15時間。この15時間で、テント&周辺ギアの設営・撤収、食事の支度や洗い物など後片付けの時間も入ってくるわけなので、案外、1泊キャンプってせわしないんですよ。(汗)
平均的なファミリー向け2ルームテントだと、何度も使っていて設営・撤収が熟練の域に達していたとしても、設営に70分〜2時間、撤収に2〜3時間はかかります!
一般的に「撤収の方が時間がかかる!」んです。
なぜなら、結露や夜露(よつゆ)などでギアが濡れているのを拭いたり乾かしたりしないといけないし、ポール・ペグ・チェアなどの足には土が付いているので、そういった汚れも拭き上げないといけないからなんです。
設営の時に「出すだけ」だった焚き火台も、灰を捨てて洗わないといけない。
寝袋も「出す」よりも「畳んで圧縮してケースに納める」の方がよっぽど時間がかかります。
また、子連れのファミリーキャンプの場合、食器なども大量になり、洗い物業務も多くなりがち。
加えて、子どもが食い散らかしたゴミを拾うという作業もね…。(そろそろ自分たちでやってほしいわっ!!怒)
わたし調べ(=私の事例)では、2ルームテントをポップアップテントに変えると、設営は40分短縮、そして、撤収は80分短縮できます!!
つまり、ポップアップテント・キャンプだと、子どもと遊んだり、ゆっくり朝コーヒーを楽しむ時間が、 合計で120分(2時間増える)んです!!!(でかいっ!!これはでかい!!)
時間のゆとりは、心のゆとりにも繋がるので、本当に「速さは価値」だなと感じますよ〜。
ポップアップテントのメリット❷ チェックアウト前後に「ワンモア・アクティビティ」を入れられる
土日の週末で行く1泊2日キャンプの場合、翌日が「月曜」ぢゃないですか。。。あんまり帰宅は遅くなりたくないですよね。家に帰ってからも、荷下ろしや洗濯などの業務が満載だしね…。
さらに、これは首都圏在住の方は実感値があると思いますが、午後15時を過ぎてから帰路につくと、大体の高速道路は渋滞が生まれてますよね。疲れた体に渋滞って、結構きついです。私の場合、母子で行くときは特に!!!
だから、キャンプ最終日って、「せっかくきたから存分に遊んで帰りたい気持ち」と「翌日のことや渋滞のことを考えると一刻も早く帰りたい気持ち」のパラドックスが起こるんです!!
その矛盾した気持ちの葛藤を軽減・解消してくれるのが「ポップアップテント」です。
撤収時間が80分短縮されるのなら、朝ご飯を食べた後に、「ちょっとモーニングカヌーでもしちゃう?」という選択が生まれるので、11時チェックアウトまでに、「ワンモア・アクティビティ」が楽しめます!
または、11時チェックアウトの後に、温泉に立ち寄ってゆっくりお昼を食べても、14時前には帰路につけます。
2ルームテントの場合、なんやかんやで11時チェックアウトに間に合わず、 12時近くまで出っ張ってしまうことが多く、そうすると、そこから温泉に立ち寄ってというのがちょっとネガティブな気持ちに。。11時か12時か、この1時間で心理的なハードルはかなり変わります。
気持ちよく「ワンモア・アクティビティ」を楽しむために、ポップアップテントは私にとって最良の選択なんです!
ポップアップテントのメリット❸ 家族関係が良好に!設営・撤収で夫婦喧嘩に発展しない(笑)
テント購入検討のつなぎワンタッチテント時代に、一緒にキャンプに行く友達夫婦が、設営・撤収の際に、「そっちじゃないよ!!!やっぱりこのポールじゃん!だからさっき言ったのに!!大体、あんた(お前)はいつも●●●でさ〜!!(怒)」 …となっていく様子を傍目に見ながら、「本格的な2ルームテントって大変そうだな…。」と感じていました。
↑これって…「初心者ファミリキャンパーあるある」なんですよ〜(苦笑)。
せっかくの楽しい「ファミリーキャンプ」が、テントの設営・撤収で揉めることで台無しになっちゃうんです…。
ポップアップテントなら、喧嘩に発展することは、ほぼないでしょう!! せっかくのキャンプを家族全員がニコニコ顔で楽しむことができると、私は保証したいです!!
もしかしたら、畳むところで若干のリスクはありますが、後ほど紹介するデカトロンのポップアップテント「QUECHUA (ケシュア) キャンプ テント 2 SECONDS FRESH&BLACK XL」なら、ポップアップのたたみ方がよく分からない〜という人でも全く迷わずたためるようなガイド機能がたくさんついているので、一般的なポップアップテントよりもさらに簡単です。
ポップアップテントのメリット❹ 楽チンで楽しいから、結果的に頻繁にキャンプに行けるようになる
メリット❶❷❸のようなことがあるので、「また来週もキャンプ行っちゃう?」という感じになれます♪
「キャンプは楽しいけど、重労働で疲れる…」 だと、子どもたちは行きたいと言っていても、親の方が及び腰になってしまうことがあると思うんです。
「キャンプの一番の楽しみは、テントを設営したり、撤収の時にペグを丁寧に吹き上げることだ!!」という方には、本格的2ルームテントで全く問題ないと思いますが(笑)、キャンプの楽しみが、「子どもとゆっくりめっこり過ごす時間」とか、「美味しいコーヒーを淹れながら鳥のさえずりを聞く非日常の時間」という人には、是非ともポップアップテントをオススメしたいです。
そして、子どもと過ごす案外短い「家族の時間」を、たくさんのキャンプで過ごしていただけたらと思います!!
子どもはあっという間に大きくなって、中学生くらいになると「部活があるから」「友達と遊びたいから」といって、もう家族でキャンプしてくれなくなるって話も聞きますよね。
うちの子はまだ7歳+5才だからキャンプ大好きなんですが、いつかそんな日がくると思うと、、寂しい…。
そんな日がきたら…(涙)。
ソロキャンデビューして、キャンパー・ママ友とソロ・グルキャンで盛り上がればいーじゃない!!その時も間違いなく、ポップアップテントだな。(笑)
ポップアップテント or ワンタッチテント →比較した時のメリット・デメリットは?!
「ポップアップテント」と「ワンタッチテント」はどう違うのか?という話をしますね。
「ポップアップテント」は、たたむ時に「おりゃ〜!」とフレームを曲げながら巻き込みむ方法で(説明が上手にできないっ!!)、「ワンタッチテント」の方は折りたたみ傘の開閉のような機構になっています。
設営と撤収の速さでいうと、「ポップアップテント」と「ワンタッチテント」もほとんど変わりません。
価格も同じくらい安くて手頃です。
耐久性という点でも大きな差はないのですが、実際に私がワンタッチテントを2年間使っていた時、「ワンタッチテント、ここは残念だ…」と感じたポイントでいうと、季節によってはテント内で結露地獄になることです。(涙)
一度、テントの中に結露で水たまりができていたことがありました。最悪の目覚めです…。
結露を防ぐには、インナーテント式のように「壁がダブルウォール構造になっていること」が有効なのですが、最近のポップアップテントは、なんと!!!ちゃんと、ダブルウォール構造になっているやつがあるんです!!
シングルウォール構造のポップアップテントであれば、私はワンタッチテントとのメリット・デメリットの差はないかなと感じます。
ま、強いて言うなら、畳んだ時の形状の違いですかね。ポップアップテントは薄くて丸い形状です。対して、ワンタッチテントは太い筒状の物体(よくあるテントと同じ)形状 です。
ちなみに、車の荷室スペースへのインパクトは、薄くて体積が極小になるポップアップテントに軍配が上がります!!
車の積載量に余裕がない方には、断然「ポップアップテント」の方がオススメでございます♪
ではでは!ポップアップテントのメリットがまとまったところで、実際に母子だけでキャンプに行って、設営・撤収の楽チンさを検証した結果をレポートします。