★DODムシャテント検証(4) 快適性★
・耐水圧
DODさんの発表では、最低耐水圧 フライシート:350mmフロア:3000mm となっています。一般的に傘の耐水圧が450㎜程度です。全く問題のない数値ですね。実際筆者が設営した時は生憎の雨風でしたが何の問題もありませんでした。
・通気性
ムシャテントはTC素材で、ベンチレータもついていますので、通気性も良く結露しにくいですね。
冬場に暖房器具を使用しても難燃性でベンチレータ使用により一酸化炭素中毒も起きにくいですが、火気使用はくれぐれもご注意くださいね。
(※テント内での暖房器具利用はメーカー非推奨になりますので、安全に配慮の上、自己責任の中で楽しんでいただければと思います)
・防寒性
ムシャテントはTC素材で保温性も良く巻き込み式のスカートがついていますので冬場の対策にも問題がありません。筆者撮影時もまだまだ肌寒い時でしたのでしっかりとスカートをペグダウンし快適でした ♪
★DODムシャテント検証(5)デザイン、コスパ★
カーキ色のワンポールテントというイメージは、まさに人気の無骨感にピッタリですね。
シンプルですが、開口部の両サイドにファスナーがついているので、片面を開けて風よけにしたり、両方あけてタープのように使うことも可能です。
難燃性のTC素材を使用しているのでテントの近くで焚き火も楽しめますよ。
価格的には、テンマクデザインから発売されている人気のパンダTCと比べると若干お得な31,900円です。
パンダTCと比べると少し大きくなりますが、一番の違いはパンダTCが四角形に対してムシャテントは五角形です。そうすることで、若干ですがデッドスペースも少なくなりますね。
検証していくと、ムシャテントはソロテント選びのポイントを奇麗にクリアしていますね!!
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でも、1つ疑問が出てきます。
「ムシャテントは無骨好きでないと使いづらいのか?」
そんなことはありません。さらなる検証を進めてみました。
おしゃれスタイルも◎!様々なスタイルに対応できるスペックを秘めたムシャテントの真の姿!
★合わせるギア次第で遊び心満載のムシャテント!★
まずはワンポールテントの定番の二又ポールの使用です。五角形ですが何ら問題なく二又化できます。二又化によりテント内スペースは格段に広くなります。これにより、色々なギアと組み合わせやすくなりますね。
筆者の本来のスタイルであるオシャキャン系のギアを組み合わせてみました。
どうですか!イメージはガラッと変わるでしょ。ムシャテントは無骨キャンプにはピッタリですが、たまには気分を変えた使い方をしても違和感はありません。
「こう使わなければいけない」ではなく「こういう使い方もできる」というテントが本当にいいテントだと思いませんか?
それだけキャンプの楽しみも増えるというものです。
(※ムシャテントの二股化はメーカー非推奨になりますので、安全に配慮の上、自己責任の中で楽しんでいただければと思います)
最後に…ソロテント選びで本当に一番大切なこととは?
キャンプスタイルを決めるのはあなたです。
筆者もよく「どんなテントがお薦めですか?」という質問を受けます。難しい質問ですよね。
テントを選ぶには、どんなキャンプをしたいのかということが一番重要なこととなります。
「初めてなのでわかりません」というお返事も多いのですが、あなたがキャンプを始めたいと思ったきっかけを思い出してください。
有名人がキャンプをしているのを見て、アニメを見て、SNSを見て・・・なんでもいいんです。あなたがキャンプを始めたいと思ったきっかけのスタイルが最初のテント選びの大きなポイントになります。
筆者もテントは12幕持っています。キャンプスタイルなんてキャンプを続けていけば変わるものです。最初は興味を持ったスタイルから真似ていけばいいと思います。
さあ、あなたがやってみたいキャンプはどんなキャンプですか?教えていただければピッタリのテントをお薦めしますよ ♪