【自転車で行くソロキャンプの特徴】装備・パッキング・自分の体力の天秤はロマンがいっぱい!
自転車は、バイクと同じく二輪車ですが、1つ大きく異なる点があります。
それは、自転車ではエンジンの役割を、自分の足が果たすということです。それが魅力にも弱みにもなるのが自転車です。
パッキングはよりシビアに それが楽しい自転車ソロキャンプ
自転車ソロキャンプでのパッキングは、バイクよりも一層シビアになっていきます。そのシビアさの中で工夫していく苦労と楽しみは、自転車ソロキャンプならではの魅力です。
ちなみに、電車での徒歩キャンプがメインの私は、自転車ソロキャンプのパッキングが1番シビアだと思っています。
なぜなら、自分で道具を背負うと自転車を漕ぐのが大変になるし、車体に積載できる量も限られているから。
自転車の行動範囲は、自分の体力がすべて。自分が背負える重量には限界があります。
さらに、車体が細く軽いため積載も一苦労。バイクパッキングやキャリアを取り付けるなどの工夫が必要になってきます。
とっても大変。でも、そんな大変さを乗り越えてこそ味わえるソロキャンプの楽しさが、自転車ソロキャンプの魅力なんです。
自分の力で進んでいく喜び
自転車ソロキャンプの道中は、すべて自分の力で進んでいくしかありません。
そんな風に頑張ってキャンプ場にたどり着き、テントを設営して落ち着いた瞬間は何ともいえない達成感があります。
これが癖になると、自転車キャンプにはまってしまうのでしょう。
自転車ソロキャンプの弱みや大変なことは?
自転車ソロキャンプの弱みはこんな感じ。
- 行動範囲は自分の体力がすべて。どうしても限界はある。
- ガソリン代や電車賃がないのに、意外と出費がかさむ。なぜなら自分へのエネルギー補給が必要だから!
- コンパクトなキャンプ道具は高級品
自転車キャンプは、自分の体力で進める範囲が行動範囲です。だから、輪行(※)をしない限りは、行動範囲がかなり限定されます。
そのため、行けるキャンプ場は、他の手段に比べて減ってしまうでしょう。
※輪行とは、自転車を分解して電車で遠くに移動し、移動先でまた組み立てて自転車に乗ること。
電車で移動する分、1日に移動できる距離が長くなる。
しかし、電車内ではキャンプ道具+自転車を手に持つことになるため、難易度はめちゃ高い(今回挙げた手段の中ではトップクラス)。より洗練された自転車選び・道具選びが必要になる。
さらに、意外と出費がかさみます。より楽に漕ぐためには高級な自転車が必要になるし、道中では自分へのエネルギー補給は必須です。
加えて、キャンプ道具は軽量コンパクトになるほど高価になる傾向があるため、自転車に積載するための道具選びをすると、自然と高いキャンプ道具ばかりになりがち。
意外とお金がかかるんですよね、自転車ソロキャンプ…。
ただし、キャンプ場の利用料金は、駐車場代や追加料金は取られないことが多いので、車やバイクでのソロキャンプより安く済みます。