【6】大逆転が期待できる『ニムト』は最後まで緊張感が持続する
場に並べられた4枚のカード。これに近い数字のカードを、各プレイヤーが一斉に手札から出していき、4つの列を作っていきます。
自分の出したカードが列の6枚目になったら失格!ペナルティーとして、その列の5枚のカードを引き取らなければなりません。
ただし、引き取ったカードの枚数で負けが決まるわけではありません。カードに描かれている牛の絵の数が失点となり、失点が少ないプレイヤーが勝者となります。並んだカードに牛の絵が少ないようであれば、思い切って取った方が、時にはよい結果をもたらすこともあります。
単純ですが一度遊べばやみつきになるこの名作ゲーム『ニムト』。人が増えるほどに思いがけないドラマが生まれるので、大人数でプレイするのもおすすめです。
【7】『ガイスター』はよく考えながら手の内を隠す! 心理戦を仕掛ける楽しみがある
良いおばけは青い印、悪いオバケは赤い矢印がついており、それぞれ4本ずつの合計8本を使って戦っていく思考型のゲームが『ガイスター』です。
自分の悪いオバケを相手に取らせること、相手の良いオバケを全部取ること、自分の良いオバケを敵陣地奥の出口から脱出させること、どれかひとつを達成させることで勝利となります。
背中に印がついているため、相手にはオバケの種類が見えません。逆も然り。
コマの動きや相手の性格など、「このコマは悪いオバケなの?」など会話をしつつ、お互いの戦略を読む心理戦が楽しさのひとつです。
【8】単純だけど誰もがハマる『ハゲタカのえじき』は作戦を練るのがポイント
シンプルなルールに、ワンアイデアを盛り込んだカードゲームの名作『ハゲタカのえじき』。最初にプレイヤー全員に1〜15までのカードが各1枚、合計15枚のカードが手札として配られます。
これとは別に、−5〜10点までの得点カードが毎回ターンごとに出現。一番大きな数字のカードを出した人が得点カードをゲットできるというルールです。
しかし、大きな数字を出したとしても、他の人と同じ数字の場合は無効になり、その次に大きな数字を出していた人が得点カードをゲットできます。
最大の15を出したからといって、必ずしも得点カードをゲットできるというわけではないのがポイント。小さな数字でも、出した数字の中で大きければ得点カードを奪い取れるのです。
誰が何の数字のカードを出したのかを記憶しつつ、理詰めで次に出す数字を決めるという戦略的な遊び方ができるのも魅力です。