雨が降った時のキャンプでは、どんな遊びをしていますか?テント内でトランプやオセロを楽しむ人も多かもしれません。でも、「そろそろ飽きてきたから違う遊びがしたい!」という方も多いかも……。今回は、そんな方におすすめするアナログゲームをご紹介します。頭脳と心理的作戦を駆使して、エキサイティングな時間を過ごしましょう!※本記事は2017年に発売された「fam 2017 Vol.7」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。

【3】一体誰がお邪魔者なのか? 『お邪魔者』で疑心暗鬼の戦いの幕開け!

画像3: fam 2017 vol.7より
fam 2017 vol.7より

絶妙な読みと、周囲を騙す演技力が試される『お邪魔者』

プレイヤーはドワーフの金鉱掘りです。通路カードを配置していき、3ヵ所中ひとつだけある本物の金鉱にたどり着くのが目的です。

しかし、プレイヤーの中には金鉱にたどり着くまでの移動を妨害する“お邪魔者”がいるんです。おまけにドワーフが多くの報酬を得るためには、本物の金鉱に最初にたどり着くことが必須。さらに全員が他プレイヤーの順番を邪魔する手段を持っているため、疑心暗鬼のプレイにならないはずがないのです

『お邪魔者』では、プレイヤーが全員が金鉱にたどり着かずに、お邪魔者がひとり勝ちするなんてこともあります……!いったい誰が邪魔をしている“お邪魔者”なのか、カードの配置はなぜそこに置かれるのかなど、読みと演技力が試されるゲームです。

画像2: 雨キャンプでもスペシャルな遊びを! 大人も子どもも白熱のアナログゲームの名作をご紹介
お邪魔者(日本語版)
【プレイ人数】6~10人(3~5人でも一応可)
【プレイ時間】30分
【ルール難度】★★(2)
【対象年齢】8才~大人
¥1,500
2021-03-23 13:38

【4】スピーディーな展開が魅力の『おばけキャッチ』は瞬時の判断がモノを言う

画像4: fam 2017 vol.7より
fam 2017 vol.7より

『おばけキャッチ』は、「白いオバケ」「赤いイス」「灰色のネズミ」「緑のボトル」「青い本」の5つのコマが主役。

2種の絵が描かれたカードを山からめくって、図柄と色の両方がコマと一致していた場合は、該当するコマを取ります。

例えば、赤いイスと青いボトルが描かれていたら、取るのはイスのコマが正解です。その一方で、カードにはコマと対応しない絵しか描かれていないこともあります。例えば「灰色のイス」と「青のオバケ」が出たら、図柄とも色ともまったく関係のない「緑のボトル」を取ります。

成功すればカードの獲得ができ、間違ってしまった場合はカードは場に出され、次の正解者がまとめて持っていくことになります。最終的にカードを多く取ったプレイヤーが勝ち!

スピーディーな展開で目が離せなくなること間違いなし!

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メビウスゲームズ おばけキャッチ 日本語版
パッケージサイズ(約):幅13×奥4×高13cm、プレイヤー人数:2~8人
対象年齢:8歳以上
原産国:ドイツ
¥1,800
2021-03-23 13:40

【5】すごろくの要領で遊べる! 『ウミガメの島』は駆け引きがポイント

画像5: fam 2017 vol.7より
fam 2017 vol.7より

すごろくの要領で遊べる『ウミガメの島』。カメを進めながら卵をゲットするのが基本ルールです。

1ターンで3度までサイコロを振ることができますが、1度、2度でやめても大丈夫。2度振れば出目の合計の2倍、3度なら3倍進みます。ですが、出目の合計が7を超えると1マスも進めなくなるので注意!

ほかのプレイヤーのいるマスに停まったら、他人のカメの上に自分のカメを重ねます。これがポイントで、乗られた人は自分の手番のとき、上に他人を乗せたまま進むことになります。この「乗られた」状況が厄介。サイコロを振る回数の選択、卵を獲得するチャンスは、一番上に乗っている人の権利になってしまうのです。

いかに他人の上に乗るか、自分に乗られないようにするかの駆け引きが鍵になるのです。

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ウミガメの島 (Mahe) カードゲーム
プレイ人数:2-7人 プレイ時間:30分 対象年齢:7歳以上
サイコロを振って、自分のカメを進め島を一周するごとにたまごカードを獲得します。多くのたまごを獲得したプレーヤーが勝ちです。
サイコロの出目により2個目、3個目のサイコロを振るかどうかを考えるところがポイントになります。
他のカメに乗り、自分が一番上になれれば、自分だけがたまごを獲得し他のプレーヤーのチャンスもつぶすことができます。わかりやすいゲームですが、盛り上がれるゲームです。
Alex Randolph作の冷たい料理の熱い戦い)というタイトルで販売されたゲームのリメイクです。
¥2,760
2021-03-23 13:41

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