「日本酒の魅力は冷酒!」という方もいると思いますが、実は日本酒は、温度帯を変化させることで異なる味わいが楽しめるんです。今回は、日本酒大好きライターの『馬渕信彦さん』から、キャンプにおすすめの日本酒やおいしい飲み方を教えてもらいます。日本酒をキャンプへ持っていき、しっぽり晩酌を楽しみましょう! ※本記事は2016年に発売された「fam Autumn Issue2016」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。

日本酒が苦手という人は、まずい日本酒の記憶を引きずっているかも……!

日本酒大好きライターの『馬渕信彦さん』いわく、「日本酒は苦手」という人の多くは、過去にまずい日本酒を飲んだ記憶を引きずっている可能性があるようです。

でも、最近はおいしい日本酒が圧倒的に多く、事実、まずい日本酒の方が少なくなったそう

しっかりとした酒屋さんで日本酒を購入すれば、必ず美味しい日本酒と出会えるとのことです!

【日本酒の選び方】生酒は避けて常温保存できる日本酒を選ぼう

今回は「キャンプで熱燗にして飲みたい日本酒」をテーマに、コストパフォーマンスが高くおすすめの銘柄をご紹介します。

低温管理が必要な生酒を避けて、常温管理できる火入れの酒を選ぶのがポイントです。

【キャンプで味わう日本酒・選び方ポイント】

  1. 低温管理が必要な生酒を避けるべし!
  2. 常温管理できる火入れの酒を選ぶべし!

日本酒の中でも極上酒6本を厳選 燗あがりするおすすめ日本酒はこいつらだ!

画像1: fam Autumn Issue2016より
fam Autumn Issue2016より

日本酒大好きライターの『馬渕信彦さん』が、熱燗で飲むのにおすすめな日本酒を厳選してくれたのでご紹介します。キャンプへ行く前に酒屋さんでゲットしちゃいましょう!

※ 情報は2016年に発売された「fam Autumn Issue2016」の特集時のものです。

1. 奥鹿 山廃 山田錦60 2011 火入れ

3年以上の熟成期間を経てリリースされる日本酒が『奥鹿 山廃 山田錦60 2011 火入れ』です。

大版は秋鹿酒造の「奥鹿」ラベルで、カラメルのような香ばしさがあり、コクのある旨味が特徴の日本酒。

おすすめの温度帯は常温からぬる燗なので、45℃まであげてぬる燗を味わいつつ、ゆったり飲みながら常温も楽しむのがおすすめ。

味付けの濃い料理にも優しく寄り添いますよ!

2. 七本鎗 純米 14号

銘酒が揃っている滋賀の蔵代表の七本鎗の『七本鎗 純米 14号』。

美食家にも愛されている日本酒なのです。『七本鎗 純米 14号』はバランスが良い食中酒で、柔らかい口当たりながらもしっかりとした旨みを感じることができます。

45℃から少し高めの温度帯がおすすめです。

3. 旭菊 大地

『旭菊 大地』は無農薬栽培をしている山田錦(酒米の王様)を使用している、福岡の旭菊酒造が醸す純米酒です。

冷酒から熱燗まで対応しますが、中でも46℃〜47℃がおすすめ。

穏やかな旨味とコクが楽しめるのが特徴で、後味はスッキリとキレが良く、気がつけば一升瓶を空けてしまうほど杯が進む、飽きない日本酒ですよ。

4. 磐城壽 アカガネ 熟成純米 山廃仕込み

山形県にある鈴木酒造店が醸す『磐城壽 アカガネ 熟成純米 山廃仕込み』は、穏やかな熟成感と芳醇旨口の味わい。

温度を上げていくにつれ、面白く変化していくので、さまざまな味わいが楽しめます。

温度帯による味わいの変化を楽しみたい人におすすめの日本酒です。

5. 長珍 特別純米

愛知県の長珍酒造が醸す『長珍 特別純米』は、まろやかで落ち着いた味わいが楽しめます。多くの日本酒好きを魅了している日本酒なんですよ。

燗にしても41℃〜55℃という幅広い温度帯で抜群のパフォーマンスを発揮してくれます。

飲食店から重宝がられている優等生。肉はもちろん魚とも相性の良い日本酒なので、キャンプにも最適です。

6. 花巴 山廃純米

進化を続けていく日本酒業界の中でもユニークな提案をしているのが、奈良の美吉野醸造が醸すお酒です。

『花巴 山廃純米』は、熟成によって丸みを帯び、米の旨味や独特の酸が感じられるのが特徴。常温〜45℃くらいの燗で楽しんで欲しいです。

また、『花巴 山廃純米』を飲んで、日本酒のイメージが変わったという人も多いのでおすすめです。

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