「日本酒の魅力は冷酒!」という方もいると思いますが、実は日本酒は、温度帯を変化させることで異なる味わいが楽しめるんです。今回は、日本酒大好きライターの『馬渕信彦さん』から、キャンプにおすすめの日本酒やおいしい飲み方を教えてもらいます。日本酒をキャンプへ持っていき、しっぽり晩酌を楽しみましょう! ※本記事は2016年に発売された「fam Autumn Issue2016」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。
おいしい燗のつけ方を伝授! アウトドア燗を味わおう
夜になると、ビールよりも熱燗で落ち着きたくなる人も多いと思います。
いつものキャンプ道具があれば、どんな場所でも極上の燗がつけられますよ。
おいしい燗のつけ方をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
用意する道具は『熱源』『鍋』『徳利』『温度計』『猪口』の5つ!
準備するのは、ストーブやバーナーなどの『熱源』と温めるのに必要な『鍋』と『徳利』、温度を確認するための『温度計』、酒を注ぐ『猪口』です。ちなみに徳利がなくてもアルミ水筒でも大丈夫!
【準備するもの】
- ストーブやバーナー
- 鍋
- 徳利 (アルミ水筒で代用可)
- 温度計
- 猪口
【あると良いもの】
- 温度計
おいしい燗のつけ方
1.鍋に水を入れて火にかける
2.沸騰したら火を止めて酒を入れた徳利を入れる
3 . 3〜5分くらい経つと40℃〜50℃近くまで温度が上がる(環境によって異なる)
※温度計があると狙った温度でつけられるので、用意しておくと◎!
4.好みの温度になったら猪口に注いで完了!
瓶ごと湯につける瓶燗は(4合瓶)は、弱火で約20分。4人以上など人数が多い時におすすめのつけ方です。
冷めた燗も、"燗冷ましの酒"として楽しめますよ!