【エクストレイルT31で車中泊】フルフラットなシートアレンジや必要な道具を紹介 車内環境を快適に
ここからはエクストレイルT31での車中泊の方法についてお伝えします。エクストレイルに限らず他の車種でも共通している部分が多いので、ぜひ参考にしてみてください。
エクストレイルT31での車中泊の方法【1】荷台をフルフラットにする
車中泊の準備をする際は、最初に荷台をフルフラットにします。
エクストレイルT31の場合は、後部座席のヘッドレストを外し、シートを折りたためばフルフラットにできます。
多くの場合、フルフラットにする作業は、荷台に積んでいる荷物をいったん外へ出す手間がありますよね。
エクストレイルT31であれば運転席や荷台の後方部分が広いため、荷物を積んだままでも、フルフラットにする作業がスムーズにできますよ。
エクストレイルT31での車中泊の方法【2】LEDランタンを設置する
車内をフルフラットにしたあとは、LEDランタンを取り付けます。
「車内灯ではダメなの?」と思う人もいるかもしれませんが、車中泊の場合は必ずLEDランタンを用意してください。
車内灯を点けっぱなしにしてしまうと車のバッテリーが上がってしまい、翌朝にはエンジンがかからなくなる可能性があるからです。
また、車内で火を使うことは安全面を考慮するとおすすめできません。そのため、オイルランタンやガスランタンではなく、LEDランタンを用意しましょう。
筆者が使用しているLEDランタンは2種類。
1つ目はバルミューダの『The LANTERN』。
オシャレなデザインだけでなく、高い防塵・防水機能でアウトドアでも安心して使えるのが魅力のLEDランタンです。
▼レビュー記事はこちら
2つ目はルーメナーの『ルーメナー2』。
圧倒的な明るさで人気のルーメナーシリーズにおいて、コンパクトさと明かりの幅、さらには防水機能を兼ね備えたLEDランタンがルーメナー2です。
防塵・防水機能はバルミューダのThe LANTERNよりも高く、雨の日や風が強い日でもメインランタンとしてしっかり活躍してくれる、タフなLEDランタンです。
◆【大型テントでも十分な明るさ】 明るさは4段階調整ができ、最大1500Lm(ルーメン)と車のヘッドライト同等の明るさをだせます。また、 昼光色・昼白色・電球色 3種類の色温度に変更...
▼レビュー記事はこちら
エクストレイルT31での車中泊の方法【3】サンシェードを取り付ける
LEDランタンを用意したら、窓にサンシェードを取り付けていきます。
サンシェードは夏は日差しによる気温上昇を、冬は窓からの冷気をやわらげてくれる、車中泊でとても重要なグッズです。
また、プライバシー対策の面でも、サンシェードは必須のアイテムといえます。
筆者が使用しているサンシェードは、趣味職人の『プライバシーサンシェード』。車種に合わせて裁断されているので、窓にピッタリフィットするサンシェードです。
吸盤で窓に取り付けるだけなので、誰でも簡単に使用でき、車中泊初心者の人にもおすすめですよ。
▼フロント用
▼リア用
エクストレイルT31での車中泊の方法【4】マットレスと寝袋を用意
サンシェードの取り付けが完了したら、最後にマットレスと寝袋を用意します。
筆者が考える車中泊用のマットレスを選ぶ基準は以下の3つです。
- 厚さ
- 断熱性(R値)
- 広げた時のサイズ
ちなみに、筆者が愛用しているマットレスは、厚さ5cm・R値6.0とオールシーズン使えるサーマレストの『ベースキャンプ』。
サイズがやや大きめなので軽自動車には向きませんが、エクストレイルT31などのSUVや、大型のバンであればおすすめのマットレスです!
▼レビュー記事はこちら
また、寝袋はモンベルの『ダウンハガー650 #0』を愛用しています。
冬の車中泊を想定している場合、ダウンハガー650の#0や#1など、冬用のものを選ぶと良いでしょう。
マットレスや寝袋の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はあわせて参考にしてくださいね!
エクストレイルT31での車中泊の方法【5】自分に合ったシートアレンジをする
快適に車中泊を楽しむには、自分に合った方法でシートアレンジをするのも大切です。筆者の場合、まず、マットレスを斜めに敷いています。
前述した通り、エクストレイルT31の奥行は1742mmです。
筆者の身長は176cmなので、荷台にまっすぐ寝ると若干窮屈になりますが、斜めにすることでよりゆったりとした寝床を確保できます。
また、荷台をフルフラットにはせず、右側の後部座席はシートをそのままにしています。
フルフラットにしてしまうと、地面から床面までの距離が高くなり、乗り降りがやや大変に。
また、運転席側から出入りしようとすると、荷台から運転席への移動が窮屈で、体格が大きい人には難しくなります。
しかし、右側の後部座席はシートを残して出入り口にすることで、スムーズに出入りができるのです。
いろいろな方法を試した結果、筆者は写真のようなシートアレンジとなりましたが、自分にとって快適な車内環境を考える時間も、車中泊の醍醐味で楽しいですよ!