【3〜6歳児対象】「心の成長・発達を促すキャンプ」親が知っておくべきこと!
3〜6歳児とのキャンプでは、子どもの直感的な欲求を大切にしましょう。
3歳になる頃の子どもは、自分を中心とした世界観を持ち始めます。ただ、子ども一人でできることは限られているため、親は子どもがケガをしないように配慮する必要があります。
その一方で、好奇心の芽を摘んでしまうのは逆効果。子どものやる気を大切にしながら、自主性を尊重し、役割を与えるなど、刺激を与えながらサポートできる部分はサポートしましょう。
その1. チェアを並べてもらおう
キャンプサイトに使うチェアはいくつ必要なのか、どこに置くのがいいのかなど。大人に混ざって一緒に設営作業していく中で、役割をこなす「責任感」と「考える力」を育むことができます。
その2. 子供なりの情報収集を見守ろう
子どもは全身で対象に関わりつつ、その性質を確かめようとします。ただ寝転んでいるだけに見えても、子どものアンテナはフル稼働中です。優しく見守りましょう。
その3. 拾ったものへの興味を尊重してあげよう
石や木の棒、どんぐり、落ち葉など、拾い集めてくるものに子どもの好奇心は凝縮されています。意味のないものとせずに、一緒に集めてあげるくらいの姿勢になることが大切です。
その4. ゴミ捨てをお願いする
「ゴミはきちんと捨てる」という社会性に加えて、子どもが責任を持ってやり遂げることで、自立心を身につける機会にもなります。終わったらしっかり褒めてあげましょう。
その5. 食事の準備を子どもに手伝ってもらおう
キャンプ料理の調理は無理かもしれませんが、お皿やカラトリー類を並べる・料理の盛り付けはできるはずです。
自分の手で並べたり、料理の盛り付けた食事を食べたりするという体験もプラスになるでしょう。
その6. 大胆な挑戦も助けること
普段の生活で、怖い・難しいと思うことでも、大人が一緒にいると、安心して何度も繰り返し挑戦する傾向があります。
無理にやめさせるのではなく、できる限りサポートするスタンスを持ちましょう。
その7. 焚き火用の枝を子どもに収集してもらう
焚き火用の枝を集める作業を、親と一緒に協力してもらうのも効果的です。集めた枝が、焚き火をする上でどれだけ大事で役立つアイテムになるのかを伝えてあげると、やる気もアップしますよ!