【ふもとっぱらキャンプ場での過ごし方】 防寒対策もしっかりして冬キャンプを楽しもう!
冬キャンプが初めてだった筆者は、寒さが心配で事前に色々と調べたり、先輩キャンパーさんに教えていただいたりして準備をしました。
今回の記事のサブテーマとして、「初心者キャンパーが冬のふもとっぱらを楽しんだ防寒方法を伝えたい!」ということもあるので、ご参考になさってください。
【ふもとっぱらキャンプ場】で冬キャンプの過ごし方! 「日中・テント外編」
日中快適に過ごすために筆者が用意したのは、重ね着、電熱ベスト、使い捨てカイロの3点です。
ヒートテック、ハイネック長袖、フリースの上着、アウターはもちろん、ネックウォーマー、耳当て、ミトン手袋も持参しました。
また、モバイルバッテリーで発熱する電熱ベストも防寒には威力を発揮しましたよ。
電熱ベストの記事は以前に筆者が書いたものがありますので、あわせてお読みいただけたらと思います。
使い捨てカイロは、今回使う場面がなかったのですが、桐灰のマグマを用意して行きました。
マグマは、普通の使い捨てカイロより格段に暖かく(熱く)なりますので、冬キャンプにもってこいです。
そして、暖を取ると言えば焚き火ですよね。
火持ちが良い広葉樹で、かつ大きめの薪を多めに持って行きました(現地でも、巻は購入できます)。
前段でも書いたとおり、強風で「焚き火禁止」となる場合もあり得ますから、焚き火ができなくても耐えられる防寒を用意することが大切ですよ。お忘れなく。
【ふもとっぱらキャンプ場】で冬キャンプの過ごし方! 「テント内編」
今回のテント内の暖房のメインは、灯油ストーブです。
灯油ストーブの使用に関しては、安全性に十分留意して自己責任で行う必要があります。
充分な換気を行うことはもちろんのこと、就寝時には必ず消化することは必須です。また、テント壁面が熱で溶けたり燃えたりしないように、十分な距離を保って設置しましょう。
一酸化炭素チェッカーは、作動不良等のリスクも勘案してできるだけ複数個設置してください。
一酸化炭素チェッカーがちゃんと動いているのか心配なので、一定の頻度で車の排ガスにあてて動作チェックしておくのがおすすめです。
それから補助的な防寒対策として(遊び心で)、湯たんぽコタツを自作して持って行きました。
自作といっても、小型の折りたたみテーブルの下に棚下収納ラックをつけて、湯たんぽを置いたものです。
電気コタツのように熱くはなりませんが、じんわり暖かい感じでほっこりします。
湯たんぽコタツだけだと初秋くらいまでが限界かも知れません。今回は楽しく防寒という趣旨でGoodでした。
【ふもとっぱらキャンプ場】で冬キャンプの過ごし方! 「就寝時」
就寝時は、前述の通りストーブは絶対に消火します。ですから、テント内は朝にかけてどんどん冷たくなります。
そこで筆者が用意したのは、ダウン入り寝袋、ハイコット、豆炭あんかです。
寝袋は、FengzelOutdoor社が発売しているダウンが2000g入った極寒仕様のものにしました。2日目の夜はマイナス7度でしたが、朝まで温かく寝られました。
同じブランドの後継モデルはこちらです。
【保温力抜群】大自然の中で大切に育てられているホワイトダックから取得した抗菌など衛生的な作業を丁寧に行った良質な大きいダウンボールを採用し、暖かい空気をたっぷり含むことができるので保温性に優れ、清潔でふんわりとしたボリュームがある快適な羽毛寝袋になります。
【快適な寝心地】寝袋表面と肌面は高耐水で通気性良いナイロンとポリエステルを使い、内部の熱が逃げることを防いて暖かくて快...
また、事前に先輩キャンパーさんに教えていただいて急遽購入して持参したのがハイコットです。
秋まではインフレーターマットを使っていましたが、地面からの冷気が半端なく寒いということを聞いて急遽購入。
筆者は安くて品質の良いキャプテンスタッグのGIアルミキャンピングベッドを選びました。
組立サイズ:(約)幅72×長さ192×高さ42cm
収納サイズ:(約)98×18×12cm
製品重量:(約)5.0kg
材質:シート/ポリエステル(PEコーティング)、フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、ジョイント金具/鉄(亜鉛めっき)
耐荷重:(約)80kg
セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
商業施設での使用やレンタル業などで使用しないでください。不特定多数の方が使用される為、責任を負いかねますのでご了承ください
レンタル等による貸出、オークション等にとる転売や中古販売、及び譲渡によって発生した故障・破損・劣化・損害・事故などにつきましては、...
寝袋の中は、湯たんぽと豆炭あんかで悩みましたが、豆炭あんかを採用。
豆炭あんかは、一度豆炭に火が入れば20時間以上暖かいので、湯たんぽよりも便利なんです。
【ふもとっぱらキャンプ場の近隣施設】 「陣馬の滝」や「あさぎり温泉」など
ふもとっぱらキャンプ場の、おすすめ近隣施設を2つご紹介します。
【ふもとっぱらキャンプ場】おすすめ近隣施設1:陣馬の滝「湧き水」
筆者は大抵、キャンプ場の近くの湧き水を汲みに行くのが癖になっていて、そこで汲んだおいしい水をキャンプ場に持って行きます。
今回は、ふもとっぱらキャンプ常に行く途中にある「陣馬の滝の湧き水」を汲みに行きました。興味がある方はぜひどうぞ。
※湧水を汲む用の水汲み場が設けられています。
朝早かったせいか、筆者以外の方は来ていませんでした。
駐車場も整備されていて水汲み中の駐車が可能でした。(水は煮沸してから飲みましょう)
陣馬の滝
- 住所:静岡県富士宮市猪之頭529
- 電話:0544-22-1155(富士宮市観光課)
【ふもとっぱらキャンプ場】おすすめ近隣施設2:「あさぎり温泉」風の湯
「ふもとっぱら」に2泊以上されるのでしたら、二日目の午前中に風の湯で温まるのがおすすめです。
「ふもとっぱら」にも浴場、シャワーがあり、筆者がキャンプした日もシャワーは無料でしたが、車で15分で行ける温泉を選択しました。
温泉に浸かると疲れが吹き飛びますし、暖かさの持続性も普通のお風呂より長いように感じます。
露天風呂に浸かっていると、ついつい長湯してしまいがちなので、注意が必要かもしれませんね。
風の湯
- 住所:静岡県富士宮市上井出3470-1
- 電話:0544-54-2331
- 公式サイト:https://www.kazenoyu.net/
ちなみに、日中にキャンプ場から外出する場合には、盗難の被害にあわないように貴重品は持っていくほか、高額な道具などは外に出しっぱなしにしない等の自己防衛を徹底してください(心配ならば、潔くあきらめましょう)。
【ふもとっぱらキャンプ場】での冬キャンプは? 準備万端なら初心者でも快適に楽しめる!
今回は、筆者が実際にふもとっぱらに冬キャンプに行ったときの状況を皆様にお伝えしてきました。
「ふもとっぱら」に行くのも、冬キャンプをするのも初めてな筆者でも、非常に快適なキャンプができました。
一番心配だった寒さも事前にきちんと準備すれば、キャンプ初心者でも全く問題が無かったので、皆様に参考となる情報となれば嬉しいです。
万全の準備をして、冬の「ふもとっぱら」を皆様も楽しんでみませんか。