【雪中キャンプのスタイル④】「バルーンマンション」!日本一寒い祭り〝しばれフェス〟で宿泊可能
イグルーで寝てみたいけれど、作るのは大変そう…。でも雪の家で寝たい!という方におすすめなのが「バルーンマンション」です。
実際には、雪ではなく、ドーム状に成型した不織布を水で濡らして凍らせることでできる氷の家ですが、雰囲気は抜群。
ただしこちらのバルーンマンションはいつでも宿泊できるわけではありません。日本一寒い町、北海道陸別町で開催される『しばれフェスティバル』開催時のみ宿泊が可能となります。
しばれフェスティバルは、「激しく冷え込む寒さに果敢にチャレンジする」イベント。つまりバルーンマンションは寒さに耐えるために用意された「寒さを体感できる宿泊施設」というわけなのです。
実際に筆者は何年か前に宿泊したのですが、就寝時は…
- ユニクロのヒートテック(上下)
- タートルネック
- フリース
- ボードウエア
- 靴下二枚重ね
- 寝袋(モンベルダウンハガー#5)二枚重ね
- シュラフカバー
- マスク
- ネックウォーマー
- 顔の上にバスタオル
というスタイルでしたが寝れましたよ。(笑)
外はマイナス20度近くだったため、バルーンマンションの中は逆に暖かく感じたほどでした。
極寒の中で一晩過ごし、翌日「耐寒テスト認定証」をゲットできます。
●しばれフェスティバルは毎年、2月の第一週目の土日の二日間で開催されます。
注)バルーンマンションの宿泊を含む耐寒テストは事前予約(毎年12月上旬~中旬に受付)が必要ですのでご注意ください。
注)ただし令和3年2月6日(土)・7日(日)に予定されていた「しばれフェスティバル」は新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことで中止となってしまいましたので、来年に期待して公式HPをチェックして是非、耐寒チャレンジしてみてはいかがでしょう。
【雪中キャンプのスタイル⑤】「グランピング&コテージ」初心者や子ども連れは快適にキャンプ気分を
雪中キャンプは防寒対策や装備、技術の面でハードルが高く、特に初心者の方や小さなお子様連れのファミリーキャンプですとかなり難しい!と感じるでしょう。
しかし、雪中キャンプは夏では味わえない魅力があります。
- 澄んだ空気
- 雪の冷たさ
- 転んでも痛くないふかふかの新雪
まずは「雪に触れる」ことを目的に、コテージやロッジ(山小屋)などの宿泊施設を利用することからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
様々な場所で雪中キャンプをしたことのある筆者ですが、さすがに3歳と1歳の子ども連れでの雪中キャンプの宿泊は無理と判断し、ロッジ等の施設を利用します。
よりキャンプ感を楽しみたい!という方は雪中グランピングもおすすめです。
おすすめ雪中グランピング施設① 北海道・十勝グランピングリゾート
「十勝グランピングリゾート=中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ」は、北海道・十勝にあるコテージ泊とグランピングが楽しめるリゾート施設。(テントを利用したグランピングだけでなくコテージを利用したグランピングも楽しめます)
いずれも快適な宿泊ができ、北海道ならではのパウダースノーを満喫できるアクティビティも多数。スノーモービル・スノーバナナボートをはじめ、毎週金曜日には星空観察、スノーシューやファットバイクのレンタルもあります。
【北海道】十勝グランピングリゾート(中札内農村休暇村 フェーリエンドルフ)
- 所在地:北海道河西郡中札内村南常盤東4線
- 電話:0155-68-3301
- 営業期間:通年営業
おすすめ雪中グランピング施設② 群馬県・温泉グランピングシマブルー
東京から車で約3時間、群馬県・四万(しま)温泉街にある1軒の旅館が、2017年にグランピングを楽しめる宿泊施設「Shima Blue(シマブルー)」をオープン。温泉とグランピングの両方が楽しめます。
ただし、グランピングと言ってもテントを外に張ってそこで泊まると言うよりは…離れ形式の開放感のある露天風呂付き客室での宿泊となります。(7つある客室には、室内にドーム型のテントがある部屋などもありますので、快適に大自然を堪能できますよ)
【群馬県】温泉グランピングシマブルー
- 所在地:群馬県吾妻郡中之条町四万4355-9
- 電話:0279-64-2155(受付11:30〜18:00)
- 営業期間:通年営業
冬だからこそ楽しめる雪中キャンプ! かまくらやイグルーなど冬にしかできないスタイルを楽しもう!
アクティビティとしてかんじきやスノシュー、クロスカントリースキーでハイキングや散策もおすすめ。動物の足跡を発見するとテンションがとても上がりますよ!季節を感じることのできる雪中キャンプとあわせて楽しんでみてくださいね。