フラワーショップや雑貨屋さんでよく見かけるお洒落なリース。花や木の実を使ったものから、12月になると常緑樹を使ったクリスマスリースなど、四季折々様々な雰囲気を持つリースを目にします。今回は、アウトドアで集めた自然の素材を使って作るおしゃれなリース作りをご紹介します。(一部の素材は材料として購入してます…)テントサイトを飾るアイテムとして…クリスマスキャンプの雰囲気作りに!いかがですか。

気になる野の花をドライフラワーに! イメージ通りの色が出ない場合は乾燥剤を使うなど工夫も必要

画像: 気になる野の花をドライフラワーに! イメージ通りの色が出ない場合は乾燥剤を使うなど工夫も必要

摘んだお花を軽く束にして、逆さに吊るしておくと簡単にドライフラワーを作ることができます。今回は、そんなドライフラワーを使ったリース作りをご紹介します。

吊るすだけとはいっても、水分の多い花や、色鮮やかな花はドライにすることで収縮、変色してしまうこともあります。

イメージ通りのドライフラワーにならない時は乾燥材や乾燥機を使う場合もありますが、お花屋さんなどでドライフラワーを販売していることも多いですから、少量ならそちらを購入しても良いでしょう。

販売されているドライフラワーは着色されているものもあり、全体的にグリーンからブラウンになりがちなリースのアクセントにもなりますよ。

手作り①「ドライフラワーリース」 木の実(松ぼっくり)やリボンは全体的な印象が変わる重要アイテム

材料・道具

〈材料〉

●リース台(直径20cm):1つ
●ドライフラワー:適量
●松ぼっくり・リボンなどの装飾品:適量
●フラワーリース用ワイヤー(ブラウン#24):適量

〈道具〉
●グルーガン
●ペンチ・ニッパー(あれば)

作り方

1.リースの形を決めます。

画像: 拾ってきた松ぼっくりとグリーンの葉っぱをドライにしたものを使用。その他のドライフラワーは購入品。 (筆者撮影)

拾ってきた松ぼっくりとグリーンの葉っぱをドライにしたものを使用。その他のドライフラワーは購入品。

(筆者撮影)

まず最初に!「どんな形のリースを作りたいか」「ポイントとなる装飾品はどこに配置するか」を簡単に考えておきましょう。

写真上はオーソドックスに「花材を1周させる方法」です。

リースの種類は豊富で…リース台を縦半分に分けて考え、対象に花材を付ける方法下半分に花材を付けるハーフリース三日月状に斜めに花材を付けるクレッセントリースなどがあります。

2.壁に取り付けるリングを作り、リース台に固定します。

画像: ひげづるが目立つリース台を選びました。土台が見えてもおしゃれでおすすめ。 (筆者撮影)

ひげづるが目立つリース台を選びました。土台が見えてもおしゃれでおすすめ。

(筆者撮影)

フラワーワイヤーを半分にカットし、端から好みの大きさの輪を作って軽くねじっておきます。反対側のワイヤー先をリース台に巻き付けて、作っておいた輪の根元と合わせてねじってできあがりです。

飾る場所が決まっていない時は作りやすい大きさで作っておいて、輪に紐やリボンを通して飾るのもおすすめです。

3.ドライフラワーを小さな花束にしていきます。

画像: ヒバとスギを使用してワイヤーで留めたものです。 (筆者撮影)

ヒバとスギを使用してワイヤーで留めたものです。

(筆者撮影)

花材の長さを15センチ程度に切り、根元をワイヤーや輪ゴム、麻ひもなどでくくって作ります。花束のボリュームは花材の量やイメージするリースのボリュームに合わせると良いでしょう。

ひとまずリース台の上だけ飾るというのであれば10束程度が目安となります。しかし、リースを真横から見たとき「リース台が見えないように花材を付けたい」のであれば、その3倍~5倍を考えておきましょう。

側面まで花材を付けるのは大変ですが、ボリュームが出て高級感のある見た目になります。

4.小さな花束をリース台に固定していきます。

花束の根元にフラワーワイヤーを巻き付け、リース台に巻いて固定します。

蔓でできたリース台であれば、ねじりとめた部分のワイヤーの先を蔓の隙間に入れて見えなくしておきましょう。取り扱いの際のケガを防ぐことができ、見た目も良くなります。

次に付ける花束は、前に留めた花束の根元を隠すように置き、同じようにフラワーワイヤーで留めていきます。

ワイヤーは36cm程度にカットされているので、中央部分に花束を付けてリース台に巻くと作りやすいでしょう。

5.木の実やリボンを付けて完成!

画像: どちらもリボンの上から松ぼっくりを接着しています。 (筆者撮影)

どちらもリボンの上から松ぼっくりを接着しています。

(筆者撮影)

松ぼっくりは、かさの隙間にワイヤーを巻いてリース台に付けることができますが、それ以外の木の実や飾りはグルーガンで取り付けます。その場合、飾りはリース台や花束の根元に付けると安定しやすくなります。

次に全体のバランスを見て、リボンを作ります。作り方は様々ですが、輪を作って、真ん中をフラワーワイヤーで絞るのが一番簡単です。絞った部分に木の実を貼り付けるのもおすすめです。

リボンはリース全体の印象を決める大切なアイテムなので、ぜひお気に入りを使ってくださいね。

【筆者が使用したワイヤー】初めてフラワーリースを作る場合は使いやすい!1つずつ確実に固定しよう

紙巻ワイヤー#24 36cm 200本 茶

画像1: アウトドアで見つけた自然の素材でお洒落な『リース』を作ってみよう!クリスマスキャンプの雰囲気作りにも最適
紙巻ワイヤー#24 36cm 200本 茶
¥430
2020-12-10 7:03

【商品情報】
●長さ36cm 太さ約0.6mm 200本束
●材質:鉄と紙

リース用のワイヤーとして、コイル巻きになっているものもありますが、初めてリースを作る場合は、こちらのタイプがおすすめです。

紙巻き(地巻き)されている針金なので手が滑りにくく、1本ずつバラになっているため使いやすいですよ。一つ一つを確実に固定させていきましょう。

ワイヤーは表示されている数字が大きくなるほど細くなります。ご自身の使いやすい太さのワイヤーをお使いください。

〈注意〉
・紙から出ているワイヤーの先端で怪我をすることも考えられますのでご注意下さい。
・鋏(はさみ)は鉄用をお使い下さい。

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