ユニフレームのダッチオーブンは、「黒皮鉄板(くろかわてっぱん)」で作られているため、鋳鉄製のダッチオーブンと比べて使いやすい多くのポイントがあります。今回は、そんな黒皮鉄板で作られているユニフレームのダッチオーブンが初心者におすすめな理由、また使う前のシーズニング方法からダッチオーブンを使ったおすすめレシピまでをご紹介します!

ユニフレームの黒皮鉄板製ダッチオーブンをシーズニング! シーズニング方法を写真付きで解説!

鋳鉄製のダッチオーブンに欠かせないシーズニングですが、黒皮鉄板製であるユニフレームのダッチオーブンも例外ではありません。購入したら、まずシーズニングしましょう。

ここからは、ユニフレームのダッチオーブンのシーズニング方法を解説していきます!

シーズニング手順1:ダッチオーブンを火にかける

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

まず、表面のクリアラッカー(皮膜)を焼ききるために、本体と蓋それぞれをコンロにのせて火にかけ、煙が出てくるまでしっかりと熱します。

蓋は内側のみ火にかければOK。とても熱くなるので、やけどには注意してください。

シーズニング手順2:くず野菜を炒める

画像5: 筆者撮影

筆者撮影

煙が落ち着いてきたら、油を敷き、くず野菜を炒めます。

しっかり炒めることで、油が馴染み、鍋の鉄臭さを取り除きます。

キャベツの芯やにんじんの皮など、くず野菜はなんでもOK。中でもネギやニンニクなど、香味野菜が特に効果的です。鍋肌まで使って丁寧に炒めてください。

シーズニング手順3:油を薄く塗れば完成!

画像6: 筆者撮影

筆者撮影

洗ってしっかりと乾燥させたら、無塩の油を薄く塗って完了です。

鋳鉄製のダッチオーブンの場合、油を塗って煙が出るまで加熱する作業を4~5回繰り返さないといけないのですが、ユニフレームのダッチオーブンの場合は1度でOK。かなり簡単な作業になります。

万が一錆びてしまったときもシーズニングでお手入れしよう!

長期間保管していて、万が一ダッチオーブンが錆びてしまったときに、シーズニングは欠かせない作業です。クレンザーとタワシで錆びをこすり落とした後、丁寧にシーズニングを行えば、再び使用することができるようになります。

【ユニフレーム黒皮鉄板製ダッチオーブンおすすめレシピ①】『きのことベーコンのクリームパスタ』

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

ダッチオーブンがあれば、パスタもワンポットで作ることができます。材料を入れて、フタをして煮込むだけの簡単レシピです!

きのことベーコンのクリームパスタの材料(2人分)

  • スパゲティ・・・200g
  • しめじ・・・1/3パック
  • エリンギ・・・1本
  • マッシュルーム・・・2~3個
  • ブロックベーコン・・・70g
  • 水・・・250ml
  • コンソメキューブ・・・1個
  • バター・・・10~20ℊ
  • 生クリーム・・・100ml
  • 塩・ブラックペッパー・・・各適宜

きのことベーコンのクリームパスタの作り方

1.材料を切る

しめじは石づきを切ってほぐす。エリンギとマッシュルームは3mmくらいにスライスし、ブロックベーコンは食べやすいサイズに切る。

2.材料をダッチオーブンに入れ、火にかける。

画像: 筆者撮影(画像は6人分)

筆者撮影(画像は6人分)

生クリームと塩、ブラックペッパー以外の材料をダッチオーブンに入れます。

ダッチオーブンが温まるまでは強火で、ふつふつしてきたら弱めの中火にして、全体をざっと混ぜたら蓋をして待ちます。

3.生クリームを入れて味を調える。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

スパゲッティは好みの柔らかさになるように水分を調整してください。柔らかくなり水気が減ってきたら生クリームを入れて混ぜ、塩・ブラックペッパーで味を調えたら完成です。

デイキャンプで作りましたが、息子やそのお友達も満足してくれた、子供にも大人気な一品です。

【ユニフレーム黒皮鉄板製ダッチオーブンおすすめレシピ②】『ホロホロチャーシュー』かたまり肉もOK!

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

大きなかたまり肉も、ダッチオーブンで煮込めばしっかりと味が染み込んでホロホロにでき上がります。

チャーシューの材料

  • 豚肩ロースブロック肉・・・500g
  • 長ネギ・・・1本
  • にんにく・・・2かけ
  • しょうが・・・1かけ
  • しょう油・・・100ml
  • 料理酒・・・100ml
  • 砂糖・・・大さじ2
  • みそ・・・大さじ1/2
  • 水・・・100ml
  • サラダ油・・・適宜
  • はちみつ・・・大さじ2

※お好みでトッピング用のゆで卵を用意してください!

チャーシューの作り方

1. 香り出し

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

にんにくを包丁の腹でつぶし、しょうがは薄切り、長ネギはダッチオーブンに入るサイズにカットします。

鍋を熱してサラダ油を敷き、にんにく・しょうが・長ネギを炒めて香りを出します。

2.肉に焼き目をつける

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

豚肩ロースブロック肉をダッチオーブンに入れ、表面にしっかり焼き目を付けます。

3.調味料を入れてじっくり1時間煮込む。

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

はちみつ以外の調味料を加え、ふつふつしてきたら蓋をして弱火で1時間ほど煮込みます。途中で肉をひっくり返して、味が均等に染み込むようにします。

4.ゆで卵とはちみつを加える

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

1時間経ったらお好みでトッピングのゆで卵を加え、はちみつを回しかけます。

火力を中火に上げ、途中煮汁を肉や卵にかけながら、煮汁が半分くらいになるまで煮詰めれば完成です!

画像14: 筆者撮影

筆者撮影

食べやすいサイズにカットして盛り付けてください。

そのまま食べるもよし、ご飯にのせてチャーシュー丼にしてもよし。お肉大好きな子供たちもペロリでした!

ユニフレームの黒皮鉄板製ダッチオーブンならお手入れも簡単! キャンプでも様々な調理を楽しもう!

煮る・焼く・炒める・揚げる・蒸す・炊くの1台6役のダッチオーブン。どこのメーカーのダッチオーブンがいいのか悩んでいる方やダッチオーブン初心者の方はぜひ参考にしてくださいね。

ユニフレームのダッチオーブンは洗剤でガシガシ洗えるのでお手入れもとっても簡単。キャンプだけでなく、普段の調理にも取り入れてみてはいかがでしょうか?

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