キャンプに持っていく食材は余らせず使い切りたい!「飲みきりサイズのパック飲料」はフードロスが無い
大きなペットボトルや紙パックに入ったジュースなどの飲料。安価で大容量なのでついつい買ってしまいがちですが、ソロや少人数のキャンプにはあまり向いていないように思います。
たとえば、2Lのペットボトルに入ったジュースなどは、なかなか飲みきれず残ってしまいがち。また1Lパックの牛乳は、一度開封してしまうと横倒しにすることもできず、うっかりこぼさないよう取り扱いに気を使います。
荷物を減らすため、またフードロスの観点からも、キャンプに持っていく食材はなるべく早く使い切ってしまいたいですよね。
そんな時に役立つのが、飲みきりサイズのパック飲料。
だいたい200mL程度で、ドリンクとしてはもちろん、お料理の材料としても使い切りやすい量です。大きさも手の平くらいでかさばらず、本当に必要な量だけを持ち運べます。
お値段は少し割高感がありますが、ソロや少人数のキャンプで使うならこちらのほうがおすすめです!
そこで今回は、トマトジュース、オレンジジュース、無調整豆乳の200MLパックを使った、煮込むだけで出来上がりのお手軽レシピをご紹介します。
分量は、ソロキャンプでも作りやすいように一人前にしています。
レシピをご紹介する前に!… 揃えておきたい調理道具はこちら!
【ニトリ・スノーピーク】今回のレシピに揃えたい調理道具をご紹介!ソロ・少人数キャンプにあると便利
ニトリ スキレット鍋 15cm
今回使用した道具は長年愛用している別メーカーのスキレットですが…ニトリからはソロや少人数キャンプに重宝する、直径15cmのコンパクトなサイズ感と1コインで買えちゃうお手頃価格が魅力のスキレットが販売されています。
大きなサイズは持っているけど小さなサイズが欲しいと言う方は、試しに購入しても後悔しないのではないでしょうか。
スノーピーク フライ返し(ターナー) CS-216
スノーピークから2020年に発売されたフライ返し(ターナー)。返し部分はナイロン製なのでフライパンや鍋を傷つけない工夫がされています。
持ち手部分は竹でできているなど、キャンプシーンに似合うシンプルなデザイン。アウトドアでもご自宅でも長く愛用できそうなアイテムです。
レシピ1. 【トマトの煮込みハンバーグ】缶詰の代わりにジュースで!簡単なのにごちそう感演出!
野菜のトマトやトマト缶を使う代わりに、トマトジュースを使った「煮込みレシピ」です。簡単なのに手が込んでいるように見えて、ごちそう感があります。
ハンバーグを作るときにポリ袋を使うと、手が汚れにくいのでキャンプでは特におすすめです。今回はポリ袋を2枚使って、ハンバーグの捏ねと成形をしています。
【材料】(1人前)
・トマトジュース200mL 1パック
・合い挽き肉 150gくらい
・玉ねぎ 1/4個
・パン粉、牛乳 大さじ1
・ナツメグ、塩、こしょう 少々
・ケチャップ、ウスターソース 大さじ1
・コンソメ 小さじ1(固形タイプは1/2個)
・あれば付け合せの野菜(今回は乱切りしたナス)
【作り方】
① ポリ袋にパン粉と牛乳を入れて軽く揉み込んでおく。
② 玉ねぎをみじん切りにする。
③ ①とは別のポリ袋に、合い挽き肉と塩を入れて揉み込む。
④ 肉が白っぽくなってきたら、①、②、ナツメグ、こしょうを入れてさらに揉み込む。
⑤ ①で使ったポリ袋も利用しながら、手にはめて手袋のように使い、肉をハンバーグ状に成形する。
⑥ クッカーで油(分量外)を熱し、ハンバーグを両面焼く。(このあと煮込むので、完全に火が通ってなくてもOK)
⑦ トマトジュース、ケチャップ、ウスターソース、コンソメを入れて弱火で煮込む。ハンバーグを裏返しつつ、ほどよく水分が飛ぶまで煮詰めて完成。
つなぎとして入れるパン粉にはなるべく牛乳を染み込ませておきたいので、これだけ肉とは別の袋で用意しました。その後、ポリ袋を手にはめて手袋のようにしながらハンバーグを成形します。
とはいえ、手がすぐに洗える環境だったり、ウェットティッシュの用意がある場合は、成形だけでも素手でやったほうが綺麗に仕上がりますし、作業しやすいです。
また、出来上がりの写真ではハンバーグを2つにしていますが、大きく1個にしてもいいですし、一口サイズでいくつか作ってもいいと思います。
このレシピで使用しているのは、食塩無添加のトマトジュースです。
実際に使用するトマトジュースの原材料を見て、もし食塩が入っている場合は、レシピの塩やコンソメを減らしてください。(味をみながら少しずつ足すようにすると調整しやすいです)