SOTO『ストームブレイカー』を使ってみて気になったデメリット3つ
ストームブレイカーは使えば使い込むほど魅力を感じるキャンプギアです。
でも、使い込んだからこそ気になることもやっぱりあります。
1. 弱火やとろ火が苦手
ストームブレイカーは弱火やとろ火にすることが難しいというかできません。
筆者的にこれがストームブレイカーの一番の弱点だと思います。
上の写真は火力を最大限弱火にした状態ですが、この状態でも結構な火力です。
火口が300個もあるので、弱火状態にするのは難しいのでしょうか?
煮込み料理など長時間コトコトと火にかける場合は『ユニフレーム バーナーパッド』を使用するのがおすすめです!
バーナーパッドは、強い火力を柔らかな赤外線の熱に変えてくれる優れもの。
サイズも大きくないので、1枚は持っておいて損はありませんよ。
2. 火力調節をした際に若干のタイムラグがある
ストームブレイカーの燃料ホースの長さは約30cmです。
この長さはメリットでもあるのですが、30cmという長さが故に火力調整にタイムラグが発生します。
ガスバルブのつまみを弱火側に捻ると、数秒後にバーナー本体の火力が弱火になるイメージです。
3. 点火作業の手間がかかる
ストームブレイカーは他のバーナーに比べて点火作業の手間がかかります。
筆者は点火方法を覚えるまで何度も説明書を読みました。特にガソリン使用時は(笑)
またバーナー自体の癖も強いため、1台目に購入するバーナーとしてはおすすめしません。
最初に購入するバーナーとしては、同じくSOTO製のST-310あたりがおすすめですよ。
『ストームブレイカー』の使い分け術:日中はガス、夜間はガソリンがおすすめ!
筆者はストームブレイカーを使用するとき、日中はガス、夜間はガソリンと燃料を使い分けることが多いです。
なぜなら、ガスとガソリンそれぞれのメリットを活かしたいから。
ガスは扱いが簡単ですが、ドロップダウンの心配もあります。
逆にガソリンは扱いが大変ですが、ドロップダウンの心配がありません。
そのためドロップダウンの心配がない日中は、扱いが簡単なガスを使用して
気温が低い夜間にはガソリンを使用しています。
ただ、2種類の燃料を持ち運ぶのは結構かさばります。
そのため季節や荷物の量に応じて、持ち運ぶ燃料の種類や量を変えていくのがおすすめですよ!