【ガソリン使用時】『ストームブレイカー 』の使い方
つづいて、ガソリンを使用する場合の使い方をご紹介します。
使用するガソリン
ストームブレイカーは、ホワイトガソリンだけでなくレギュラーガソリン(赤ガス)も燃料として使用できます。
赤ガスは揮発性が高く危険ですので、取り扱いには十分注意してください。
使用するガソリンは、こちらのSOTO・広口フューエルボトルシリーズがおすすめ。
組み立て&点火方法
コントロールダイヤル(以下:ダイヤル)を上の写真のようにセットし、スマートポンプをフューエルボトル(*別売)に取り付けます。
その際にダイヤルが下に押し込まれていることを確認してください。
次は、圧力インジゲーターの赤いラインが見えるまでポンピングします。
*ポンピングすることで圧力インジゲーターが少しずつ動きます。
ポンピングが完了したら、バーナー本体の燃料ホースをスマートポンプに取り付けます。
ダイヤルを引き上げ『Start』にセットするとバーナーからガスがでます。
そして、バーナーからガスが出ている時に、ライター等で着火してください。
上の写真からもわかるように、最初はかなりの火柱が上がります。そのため絶対にバーナーを上から覗き込む形で着火しないこと。
着火したら火が落ち着くまで40秒ほど放置します。
炎が青色に変わったら、安定した合図です。
ダイヤルを『Run』の位置に合わせ、再度ポンピングをして圧を安定させましょう。
消火時にはダイヤルを『Air』に合わせて、火が消えたらダイヤルを『Stop』に戻しロックしてください。
SOTO『ストームブレイカー』を20泊以上使ってみて感じたメリット5つ
筆者はこのバーナーと20泊以上共に過ごしていますが、使用したからこそわかることもありました。
筆者が感じたストームブレイカーの良かった点をご紹介します!
1. 抜群の耐風性能を備えている
ストームブレイカーのバーナーヘッドはすり鉢状になっています。
そのため風が入り込みにくく、強風時でも火が消えにくい構造なのです。
またバーナーヘッドには300個もの火口が備わっているため、かなりの強風でも全ての火が消えることは滅多にありません。
試しにドライヤーの風を当ててみましたが、火は消えず火力も落ちませんでした。
まさかここまで耐風性を備えているとは...。
2. ガソリン燃料使用時にもプレヒートが必要ない
ストームブレイカーの売りの1つがプレヒート作業が不必要なこと。
*プレヒートとは燃料を気化させるために、バーナー部分に予熱を与える作業のことです。
従来のガソリンバーナーはプレヒート作業が必要なのですが、この作業が本当に手間でした。
その点、ストームブレイカーはポンピングをして圧力をかければ簡単に着火できます。これって本当にすごいこと。
CB缶やOD缶タイプのバーナーに比べれば着火は少し手間ですが、ガソリンバーナーの中では群を抜いて着火が楽ですよ!
3. 五徳が大きく調理しやすい
ストームブレイカーの五徳は170mmと、かなり大きく設計されています。
ストームブレイカーに限ったことではないですが、SOTO製のバーナーは五徳が大きめに設計されているため、調理がかなりしやすいです。
3人前ぐらいの調理なら、ストームブレイカーひとつで行うことが可能です。
4. 分離式バーナーのため調理の幅が広い
ストームブレイカーは分離式バーナーに分類されます。
分離式バーナーは使用できる調理器具の幅が広く、様々な料理を作ることができます。
鉄板やスキレットは輻射熱が発生するため一体型バーナーでは使用できませんが、分離式バーナーなら大丈夫。
筆者はキャンプに行くと決まって、鉄板でお肉を焼いて食べています。これが最高なんですよねぇ。
5. メンテナンスキットが最初から付属している
ストームブレイカーには最初からメンテナンスキットが付属しています。
メンテナンスキットって別売の場合が多いですが、最初からついているのはかなり良心的。
ストームブレイカーは使い続けると、どうしても金具に緩みがでてきます。
その時に、工具を買い足すことなく自力で調整できるのは経済的にも嬉しいですね。