【自作タープ準備編②】生地をネットで購入できる? 購入時はcmと単価・布幅をチェック!
![画像: 【自作タープ準備編②】生地をネットで購入できる? 購入時はcmと単価・布幅をチェック!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/178c8420e339bbf8cbebc2de8ef3a5988904e5fa_xlarge.jpg)
タープを自作する際に使う生地は、ネットショッピングでも手に入ります。
ネットで購入する場合の調べ方について、ご説明していきます!
「自作タープを購入する時の確認ポイント①」cmと単価をチェック
ネット通販の生地は、10cmあたりの単価が表示されていることが多いです。例えば10cmで50円の場合、1mの単価は500円になります。
「自作タープを購入する時の確認ポイント②」布幅をチェック
生地にはさまざまな布幅があります。一般的な布幅は、90cm、112cm、120cm…などがあり、幅広になると150cm前後の生地もあります。
![画像: 筆者作画](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/222832cad25ea7df2fd80518b92dbd61b39fa8b1.jpg)
筆者作画
例えば約3m×3mのタープを作る場合、90cm幅だと3枚の布を縫い合わせることになりますが、150cm幅なら2枚の布を縫い合わせるだけで済みます。
【自作タープ準備編③】生地探しは地元の手芸屋さんもチェック 生地と合わせた糸も一緒に購入しよう!
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/45d9d568c1b3a982292d9c45da9a808f749f2953_xlarge.jpg)
筆者撮影
筆者は、ネットでは欲しい生地が見つからず、送料もかかることから、地元の手芸屋さんを覗いてみることにしました。
すると撥水の無地で1mあたり380円というお値打ち品を発見!
ポリエステル100%で軽く、布幅は112cmあるので、2mにカットしたものを2枚縫い合わせて、約2m×2mの四角いタープを作ることにしました。
布を購入する際は、色を合わせた糸も一緒に購入するのがおすすめ。
糸の太さは、薄い生地は90番、普通地は60番、厚手は30番を使うのが一般的です。
【自作タープ実践編】手作りタープの作り方! 折り伏せ縫いの方が綺麗に仕上げて雨水の浸入を防ぎやすくなる!
![画像2: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/b306d853b026f392d8f71c9371e680ab1b3aad5b_xlarge.jpg)
筆者撮影
筆者がタープを自作するために用意した材料をご紹介します。
【材料】
- 撥水生地:112cm幅×4m
- 糸:60番
- ハトメセット:ダイソーで購入
- 補強用布:家にあった余り布(6枚用意)
- ミシン
- 裁縫セット:ハサミ、針など
ミシンをお持ちでない方は、少し時間はかかりますが、直線縫いだけなので手縫いでもタープを自作することができますよ。
ハトメは100均のほか、ネットでも購入できます。
自作タープの作り方
1)補強用布のほつれ止めをする
![画像3: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/15bb57d1de1b60d60df932b16809dd54c8ca7e52_xlarge.jpg)
筆者撮影
タープの四隅と中央に補強用の布を使用します。大きさはお好みで構いませんが、生地の端がほつれないよう、三つ折りにして縫うか、裁縫用ボンドなどで処理をします。
裁縫用ボンドはこちらがおすすめです。
![画像3: タープを生地から自作! テント生地の縫い方と自作タープでの設営してみた感想を紹介!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/231056bf612006f1f2e7050ac6a195bc14976227.jpg)
2)タープ生地の端を三つ折りにしてアイロンをかける
布端を約1cmの三つ折りにしてアイロンをかけておくと、縫う作業が楽になります。アイロンが無い場合は、爪などでこすって跡をつけるだけでもOK。
裁縫に慣れている方は、布端をパイピングで処理すれば、よりキレイに仕上がります。
3)補強布を挟んで直線縫いをする
![画像: 筆者撮影(角に補強用の布を挟み、タープ本体を直線縫い)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/fef8e3a872965594e8079f567b8e5664b5162bc9_xlarge.jpg)
筆者撮影(角に補強用の布を挟み、タープ本体を直線縫い)
三つ折りにしたタープ生地に補強布を挟み、ミシンなどで縫いとめます。そのままタープの周囲を一周直線で縫います。
ちなみに角の縫い方が異なるのは、額縁仕上げにするか、三つ折り縫いにするか迷った結果です。
(上が失敗した額縁仕上げ、下が三つ折り縫い)
4)ハトメを付ける
![画像4: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/4cf96173e6e85112b99f4ee9e57e2ebd3d4a7c62_xlarge.jpg)
筆者撮影
ハトメを付ける位置に下穴をあけ、ハトメを取り付けます。四隅と中央2ヶ所にハトメを付けて完成です。
自作タープを作った時の注意ポイント
布を縫い合わせる箇所は、布の耳を利用するとほつれ止めの作業を簡略できます。布の耳(布端)は、プツプツとした穴があいており、手で触って突起がある面が裏側になります。
![画像: 筆者撮影(穴の凸側が布の裏)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/9189c4cb57ba8dd7dbc13777378fff20d53830a2_xlarge.jpg)
筆者撮影(穴の凸側が布の裏)
縫い代片側を数mm切り落し、もう片方の縫い代でくるんで縫う「折り伏せ縫い」をすると、見た目も美しく、雨水の浸入を防ぎやすくなります。
筆者は布の耳を利用したので、補強のために2度縫いしました。
![画像: 筆者撮影(布2枚を縫い合わせて補強)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/09/16/2a0aec1e8111f7658413e7a2ad24558dabd9618b_xlarge.jpg)
筆者撮影(布2枚を縫い合わせて補強)