キャンプをしたいけど天気予報は雨続き、キャンプの最中に雨が降り出して大慌て…など、雨天のキャンプは悩むという人も多いと思います。そんなとき、役に立つキャンプグッズがタープです。タープの下なら雨だけでなく、直射日光も遮り、キャンプをより快適に楽しむことができます。今回は、直線縫いだけでできるタープを自作し、実際に張るまでをご紹介いたします!

【自作タープ準備編②】生地をネットで購入できる? 購入時はcmと単価・布幅をチェック!

画像: 【自作タープ準備編②】生地をネットで購入できる? 購入時はcmと単価・布幅をチェック!

タープを自作する際に使う生地は、ネットショッピングでも手に入ります。

ネットで購入する場合の調べ方について、ご説明していきます!

「自作タープを購入する時の確認ポイント①」cmと単価をチェック

ネット通販の生地は、10cmあたりの単価が表示されていることが多いです。例えば10cmで50円の場合、1mの単価は500円になります。

「自作タープを購入する時の確認ポイント②」布幅をチェック

生地にはさまざまな布幅があります。一般的な布幅は、90cm、112cm、120cm…などがあり、幅広になると150cm前後の生地もあります。

画像: 筆者作画

筆者作画

例えば約3m×3mのタープを作る場合、90cm幅だと3枚の布を縫い合わせることになりますが、150cm幅なら2枚の布を縫い合わせるだけで済みます。

【自作タープ準備編③】生地探しは地元の手芸屋さんもチェック 生地と合わせた糸も一緒に購入しよう!

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

筆者は、ネットでは欲しい生地が見つからず、送料もかかることから、地元の手芸屋さんを覗いてみることにしました。

すると撥水の無地で1mあたり380円というお値打ち品を発見!

ポリエステル100%で軽く、布幅は112cmあるので、2mにカットしたものを2枚縫い合わせて、約2m×2mの四角いタープを作ることにしました。

布を購入する際は、色を合わせた糸も一緒に購入するのがおすすめ。

糸の太さは、薄い生地は90番、普通地は60番、厚手は30番を使うのが一般的です。

【自作タープ実践編】手作りタープの作り方! 折り伏せ縫いの方が綺麗に仕上げて雨水の浸入を防ぎやすくなる!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

筆者がタープを自作するために用意した材料をご紹介します。

【材料】

  • 撥水生地:112cm幅×4m
  • 糸:60番
  • ハトメセット:ダイソーで購入
  • 補強用布:家にあった余り布(6枚用意)
  • ミシン
  • 裁縫セット:ハサミ、針など

ミシンをお持ちでない方は、少し時間はかかりますが、直線縫いだけなので手縫いでもタープを自作することができますよ。

ハトメは100均のほか、ネットでも購入できます。

画像2: タープを生地から自作! テント生地の縫い方と自作タープでの設営してみた感想を紹介!
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ハトメ穴径:12.0mm
最大取付厚:約3.5mm
下穴サイズ:12.0mm
グリップ:黄色
材質:ニッケルメッキ
付属品:12mm両面ハトメ10組・12mm下穴ポンチ
¥668
2020-09-16 22:00

自作タープの作り方

1)補強用布のほつれ止めをする

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

タープの四隅と中央に補強用の布を使用します。大きさはお好みで構いませんが、生地の端がほつれないよう、三つ折りにして縫うか、裁縫用ボンドなどで処理をします。

裁縫用ボンドはこちらがおすすめです。

画像3: タープを生地から自作! テント生地の縫い方と自作タープでの設営してみた感想を紹介!
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2)タープ生地の端を三つ折りにしてアイロンをかける

布端を約1cmの三つ折りにしてアイロンをかけておくと、縫う作業が楽になります。アイロンが無い場合は、爪などでこすって跡をつけるだけでもOK。

裁縫に慣れている方は、布端をパイピングで処理すれば、よりキレイに仕上がります。

3)補強布を挟んで直線縫いをする

画像: 筆者撮影(角に補強用の布を挟み、タープ本体を直線縫い)

筆者撮影(角に補強用の布を挟み、タープ本体を直線縫い)

三つ折りにしたタープ生地に補強布を挟み、ミシンなどで縫いとめます。そのままタープの周囲を一周直線で縫います。

ちなみに角の縫い方が異なるのは、額縁仕上げにするか、三つ折り縫いにするか迷った結果です。
(上が失敗した額縁仕上げ、下が三つ折り縫い)

4)ハトメを付ける

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

ハトメを付ける位置に下穴をあけ、ハトメを取り付けます。四隅と中央2ヶ所にハトメを付けて完成です。

自作タープを作った時の注意ポイント

布を縫い合わせる箇所は、布の耳を利用するとほつれ止めの作業を簡略できます。布の耳(布端)は、プツプツとした穴があいており、手で触って突起がある面が裏側になります。

画像: 筆者撮影(穴の凸側が布の裏)

筆者撮影(穴の凸側が布の裏)

縫い代片側を数mm切り落し、もう片方の縫い代でくるんで縫う「折り伏せ縫い」をすると、見た目も美しく、雨水の浸入を防ぎやすくなります。

筆者は布の耳を利用したので、補強のために2度縫いしました。

画像: 筆者撮影(布2枚を縫い合わせて補強)

筆者撮影(布2枚を縫い合わせて補強)

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