キャンプをしたいけど天気予報は雨続き、キャンプの最中に雨が降り出して大慌て…など、雨天のキャンプは悩むという人も多いと思います。そんなとき、役に立つキャンプグッズがタープです。タープの下なら雨だけでなく、直射日光も遮り、キャンプをより快適に楽しむことができます。今回は、直線縫いだけでできるタープを自作し、実際に張るまでをご紹介いたします!

自作タープのきっかけはソロキャンプで使えそうなものが良かったから! ソロキャンパーでも自作できるタープは?

ある日、何かいいキャンプグッズはないかなぁと立ち寄ったリサイクルショップで、モンターナ(Montagna)の新品タープを見つけました。

画像1: タープを生地から自作! テント生地の縫い方と自作タープでの設営してみた感想を紹介!
タープ モンターナ(Montagna) UVヘキサウィングタープ 3m HAC2321
◆UVコーティングで紫外線95%(UPF50+)カット!
◆運搬・設置が簡単で強い日差しはしっかり避ける!!
◆持ち運びに便利なキャリーバッグ付き
¥4,980
2020-09-16 21:52

ネットで調べた価格より安かったので「お得だ!」と感じて購入。

しかし、帰宅してタープを見ているうちに「もう少し軽くならないかな…」と思いました。

というのも、モンターナの「UVヘキサウィングタープ3M」は4~6人用の大きめサイズで、重量1.3kg。

筆者はソロキャンプで使いたかったので、購入してしまったとはいえ「少し重い&大きすぎるかも」と感じたのです。

そんなことを思ううちに、「四角形なら自作できるのでは?」と考えたのが自作タープのきっかけとなりました。

【自作タープ準備編①】タープの生地の素材は? 撥水性抜群で軽いポリエステルかナイロンを選択

画像: 【自作タープ準備編①】タープの生地の素材は? 撥水性抜群で軽いポリエステルかナイロンを選択

今回購入したモンターナのタープは、ヘキサタープ(六角形)で、UV加工と撥水加工が施されたものでした。

近年はこのタープのように高性能な生地を使うタープが人気ですが、高性能な分、価格も高額に…。

そこで、なるべく安価で自作するにあたって、まずタープに使われている主な素材を調べてみました。

  • ポリエステル:軽くてシワになりにくく、速乾性がある。火に弱い。
  • ナイロン:摩擦に強く、軽くて伸縮性がある。火に弱く吸湿性が低い。
  • コットン(綿):吸湿性や通気性がよく、燃えにくい。耐熱性に優れているが重い。
  • リネン(麻):コットン以上の吸湿性があるが高価。

ちなみに、タープで人気がある素材の「ポリコットン」は、ポリエステルとコットンを合わせた合成繊維(混紡)で、T/Cとも呼ばれます。

ポリエステルを混ぜ合わせることで軽量化しつつ、コットンの難燃性も備えている素材です。

コットンやポリコットンでタープを作りたいなと思ったのですが、それだと重くなってしまうことがデメリット。

ということで今回は、軽さと作りやすさ、そして価格を重視して、撥水性のあるポリエステルかナイロンが妥当だと考えました。

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