自作タープのきっかけはリサイクルショップで買ったタープが大きかったから! ソロキャンプ用を手作り
ある日、何かいいキャンプグッズはないかなぁと立ち寄ったリサイクルショップで、モンターナ(Montagna)の新品タープを見つけました。
ネットで調べた価格より安かったので「お得だ!」と感じて購入。
しかし、帰宅してタープを見ているうちに「もう少し軽くならないかな…」と思いました。
というのも、モンターナの「UVヘキサウィングタープ3M」は4~6人用の大きめサイズで、重量1.3kg。
筆者はソロキャンプで使いたかったので、購入してしまったとはいえ「少し重い&大きすぎるかも」と感じたのです。
そんなことを思ううちに、「四角形なら自作できるのでは?」と考えたのが自作タープのきっかけとなりました。
【自作タープ準備編①】タープの生地の素材を選ぶ! 撥水性があって軽いポリエステルかナイロンを選択

今回購入したモンターナのタープは、ヘキサタープ(六角形)で、UV加工と撥水加工が施されたものでした。
近年はこのタープのように高性能な生地を使うタープが人気ですが、高性能な分、価格も高額に…。
そこで、なるべく安価で自作するにあたって、まずタープに使われている主な素材を調べてみました。
- ポリエステル:軽くてシワになりにくく、速乾性がある。火に弱い。
- ナイロン:摩擦に強く、軽くて伸縮性がある。火に弱く吸湿性が低い。
- コットン(綿):吸湿性や通気性がよく、燃えにくい。耐熱性に優れているが重い。
- リネン(麻):コットン以上の吸湿性があるが高価。
ちなみに、タープで人気がある素材の「ポリコットン」は、ポリエステルとコットンを合わせた合成繊維(混紡)で、T/Cとも呼ばれます。
ポリエステルを混ぜ合わせることで軽量化しつつ、コットンの難燃性も備えている素材です。
コットンやポリコットンでタープを作りたいなと思ったのですが、それだと重くなってしまうことがデメリット。
ということで今回は、軽さと作りやすさ、そして価格を重視して、撥水性のあるポリエステルかナイロンが妥当だと考えました。
【自作タープ準備編②】生地をネットで購入する時の調べ方を解説! cmと単価・布幅をチェック!

タープを自作する際に使う生地は、ネットショッピングでも手に入ります。
ネットで購入する場合の調べ方について、ご説明していきます!
1)cmと単価をチェック
ネット通販の生地は、10cmあたりの単価が表示されていることが多いです。例えば10cmで50円の場合、1mの単価は500円になります。
2)布幅をチェック
生地にはさまざまな布幅があります。一般的な布幅は、90cm、112cm、120cm…などがあり、幅広になると150cm前後の生地もあります。

筆者作画
例えば約3m×3mのタープを作る場合、90cm幅だと3枚の布を縫い合わせることになりますが、150cm幅なら2枚の布を縫い合わせるだけで済みます。