チャムスの「コヤテントT/C 5」は2020年の新作で季節を問わず快適なポリコットン製ツールームテント!
テントにはたくさんの形があります。人数や天候、キャンプ場での過ごし方など、みなさん様々な面を考慮して選んでいると思います。そんな数あるテントの中でもファミリーに人気のツールームテントは、リビング(前室)と寝室を分けることができるタイプです。
今回ご紹介する『コヤテントT/C 5』は5m50cm × 3m50cmという大型なので、寝室は5人まで使えて、リビングルームも広々使え、とっても快適にテントの中で過ごすことができます。
T/C(ポリコットン)はポリエステルとコットンの混紡素材で、一般的なポリエステルテントと比べると透湿性があるので結露がしにくく、遮光性もある為、季節を問わず過ごしやすい空間を作ってくれます。
サイズ | H:220cm W:550cm L:350cm |
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アイテム詳細 | 本体 / Polyester 65%, Cotton 35% スカート/ 210D Nylon Oxford ( 耐水圧2000mm) 内装床 / 210D Polyester Oxford ( 耐水圧2000mm) ポール/ Aluminium (3 本) |
付属品 | ポール, ガイライン, フラッグ,カーテン,ペグ, 収納袋 |
重さ | 約32kg(本体/約20kg ポール/約12kg) |
チャムス「コヤテントT/C 5」の設営レビュー! ポールの本数が少なく設営は比較的簡単!しかし重さが32kgあるのが難点
「コヤテントT/C 5」は重さが32kgもある
まずは大きな袋が2つドーンとあります。テントが入った袋が約20kg、ポールが入った袋は約12kg。合計すると約32kgとなっています。重いですね・・・。でも、ポリコットン素材はメリットが多い素材なので、この重さは仕方がない!
ただ、女性が1人で持って運ぶのは結構な力持ちさんでないと大変そうです。日々特に運動などしていない筆者が実際に持ってみたところ、担いで歩くのは難しかったです。
早速設営スタート。テントを広げ、四角形になったら4隅をペグダウンします。この段階でちょっと大きさにビックリしました。前後に出入口があるので、少しわかりにくいかもしれませんが、赤いブービーバードが側面にプリントされているのが後ろ側になります。
ガイラインとペグもしっかり付属しています。
2本だけグレーのガイラインが入っています。こちらをテントの前後に取り付けます。
今回ペグは自分のものを使いましたが、一般的なキャンプ場では問題なく使えるペグだと思います。ただ、キャンプ場によっては地面がとても硬かったり、逆に柔らかかったり、という事もあるので、ペグは何種類か用意しておくと安心です。
ポールを組み立て、スリーブに通します。ポールはアルミ製の物が3本。結構長いので、設営する場合にはそれなりに広さが必要だと思います。トンネル型に近く、テントの大きさに対してポールの本数が少ないのが設営しやすいポイントでした。
ポールの組み立ては息子にもお手伝いをお願いしました。こうやってちょっとしたお手伝いを頼むと、自分でテントを設営した感がありすごく喜んでくれます。しっかり差し込まれているかは、最後に大人が確認してください。
チャムスのフラッグ! これ、とてもかわいいですよね。テントの屋根部分に取り付けますが、立ち上げる前に付けておくのが良いと思います。
ポールをエンドピン(テントに付いている金属のパーツ)に差し込みます。反対側を差し込む時は少し力が必要になります。
写真では手前から立ち上げてしまっていますが、本当は真ん中から立ち上げると良いそうです。さらに、この写真ではフラッグの付いているところからのガイライン(グレー)が出ていませんが、まずはこちらを引っ張って設営します。
筆者はトンネルテントの感覚で設営してしまったのですが、小屋テントは屋根の頂点になる部分がポイントになるので、そこからのガイラインを起点に設営するようです。
全体が立ち上がったら、本体に付いているサイドのベルクロテープをポールに巻き付けていきます。ここもちょっとしたお手伝いポイント! お子さんにも手伝ってもらいましょう。
残りのロープを取り付けて、ペグダウンし、テントをしっかり張ります。次にテント本体からのテープをペグダウンすれば、ほぼ完成!
テントの中にグランドシートを敷き、インナーテントを広げます。グランドシートは専用の物も販売されていますが、今回は筆者の使っている物を2枚並べました。
上部にバックルが付属していますので、取り付けていきます。下側にはフックが付いているので、テントのパーツに引っかけると完成です!
初めての設営だったこともあり、約1時間くらいかかりました。実はとてもわかりやすい設営動画がチャムス公式Youtubeにアップされていますので、こちらをご覧いただいてから設営すればスムーズにできると思います。
「コヤテントT/C 5」の設営動画はこちら!
チャムス「コヤテントT/C 5」は広いからレイアウトの幅が広がる! テント内のスタイリングを楽しもう!
「コヤテントT/C 5」のインナーテントは最大5人分の寝袋が敷けるサイズ(3m30cm × 2m20cm)です。今回筆者は、コット3台とテーブルを置いてみました。細かい荷物はコットの下に入れてしまえば、3人で広々快適に過ごせる空間です。これなら夜にみんなでカードゲームなども楽しくできそう!
前室部分は3m50cm × 3m20cmという広さがありますので、4人用のテーブルセットを置いてもまだ余裕アリ。調理器具の入ったコンテナや、物置に使えるベンチなど、全てのキャンプ道具を入れても、中でゆったり過ごせる空間が広がります。
インナーテントを入れずに、シェルターとして使う事もできます。この場合は12人くらいは余裕で入れそうでした。
高さは約2mあり、背の高い方でも中で快適に過ごすことができます。これだけ広いといろんなレイアウトを毎回楽しめそうですね。
チャムス「コヤテントT/C 5」の機能的な6つのポイント!
「コヤテントT/C 5」のポイント1. 出入口と窓がたくさんあって通気性が良い
出入口が前後左右と4ヶ所もあり、全てがメッシュにもなる仕様。更に、左右に2つずつ(合計4つ)メッシュになる小窓が付いていて、通気性バツグンです。
「コヤテントT/C 5」のポイント2. ブービーバードのマークに秘密が!
テントの前後にあるブービーバードのマーク。実はメッシュになっていて、ファスナーで開閉できるようになっています。かわいいだけでなく、しっかり換気もできますよ。
「コヤテントT/C 5」のポイント3. お家みたいな小窓はカーテン付き
専用のカーテンが付いた小窓はテントのアクセントになっていてとてもおしゃれ。こちらの窓はビニール製で、外の光を取り入れたり、景色を見たりすることができます。カーテンを閉めればしっかり目隠しも可能です。
「コヤテントT/C 5」のポイント4. 小物がしまいやすく見つけやすい
インナーテントの内側にはメッシュのポケットが付いています。出入口を開ければ靴を脱がなくても入れやすく取り出しやすい場所というのも嬉しい! 失くしやすいものもココに入れておけば安心です。
「コヤテントT/C 5」のポイント5. フルスカートだから寒い季節も使える
ツールームテントの中にはスカートが一部しかないものがありますが、『コヤテントT/C 5』はフルスカートです。これなら寒い季節のキャンプもOK! むしろ、寒い季節にこそ、コヤテントにこもってキャンプをしたいです。
「コヤテントT/C 5」のポイント26. 防犯対策になる便利なミニバックル
テントの出入り口の下には小さなバックルが付いていて、これにファスナーのループを通すと防犯対策になります。今までいろいろなテントを見てきましたが、このバックルが付いているテントは初めてでした。完全な鍵にはなりませんが、夜寝る前にロックしておくと少し安心ですね。
チャムス の「コヤテントT/C 5」は快適に過ごせてファミリーキャンプにおすすめ!
いかがでしたか? テント内で過ごす時間が増える秋からのキャンプ。よりテントの快適性をアップさせるのに、チャムスの『コヤテントT/C 5』はピッタリです。
季節を問わず心地よく過ごせるポリコットン製、前室も寝室も広々とした空間。これはみなさん欲しくなるテントだと思います。筆者もとても欲しくなりました。
『コヤテントT/C 5』の詳細はチャムス公式サイトをチェックしてみてください!
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