【ogawaツインクレスタ】と他の「テント」との連結をやってみた! アポロンと連結してプライベート感増し!
シェルターは他の寝室用テントと連結して使いたい!という方もいらっしゃると思います。公式にはツインクレスタと隙間なく連結できるテントはござません。
ツインクレスタ正面の開口幅が230cmですので、出入り口がちょうど同一幅で四角い形のテントがあれば隙間なく連結できるでしょう。出入りできる動線が一つ潰れるので、それが使いやすいかどうかは別です。
今回は同じogawa製、私物のアポロンT/Cと簡易的に連結してみました。開口部のサイズが違うため、隙間なく連結するのは難しいです。ひさし同士を重ねて、雨に濡れない程度に連結するのはとても簡単でした。
同じことは他のテントにも当てはまります。先にツインクレスタを張っておいて、パネルを跳ね上げ。跳ね上げたところに自立型ドームテントの前室を突っ込んで設営するのが、簡単かつ手っ取り早いです。
サイドウォールを巻き上げても下ろしても、隙間から出入りできて十分実用的でした。ツインクレスタの内部が周りから見えにくくなりますので、プライベート感が増します。
アポロンのように出入り口が複数あるテントの場合、動線など細かいことはあまり気にしなくても大丈夫です。
【ogawaツインクレスタ】は雨など悪天候にも強い! 耐風性も抜群★
今回雨に降られまして、雨天でのテストができました。屋根の平らな部分、台形の上辺に水がたまるんじゃないか、と実践前には思っていたのですが。
実際にはある程度たまったら勝手に流れていくので、屋根が水の重みでたわんでしまうことはありませんでした。ちゃんと張力をかけて張れていないと水が多めに溜まるでしょうが、夜中に雨で倒壊してしまうような事態にはならないと言えます。
前面および後面のパネルを跳ね上げておりますと、ここには水が溜まってしまいます。ここは傾斜を付けておけば、勝手に流れてくれます。
雨の時のタープと同じで、跳ね上げポールを片方低くする、パネルの真ん中をロープで引っ張るという方法で傾斜が付けられます。
サイドウォールを下ろしていますと雨の吹き込みはほとんどなく、雨でも至って快適でした。出入り口が風上に向いていると吹き込むでしょうから、なるべく風下に向けて張りましょう。
今回のテストでは風が弱かったため、強風への耐性は未評価とさせてください。しかしシェルター各部の縫製などさすがのogawa、とてもしっかりしています。これで風に弱いはずがないという印象を受けました。
全てのテントに言えることですが、張り綱などを省略せずしっかり設営しなければ、耐風性は半減します。もちろん台風などの状況下ではどんなテントでも危険なので、キャンプ自体を諦めてくださいね。
【ogawaツインクレスタ】はコンパクトさ抜群! しかも中が広い! 理想的なシェルターでおすすめ★
ツインクレスタは収納サイズ、設営サイズともにシェルターとしてはコンパクトな部類です。オープンタープほど張り綱をあまり遠くまで伸ばさなくても安定して張れるので、狭い区画サイトでも張れます。それでいて内部は広々使えるのですから、すごいですね。
重量 | 総重量(付属品除く): 6.9kg 付属品重量: 約2.9kg [内 容] フライ:約5.4kg、ポール:約1.5kg |
素材 | フライ:ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金 φ22/14.5mm |
収納サイズ | 約72×26×26cm |
カラー | サンドベージュ×ダークブラウン |
付属品 | 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋 |
雨でも快適に使えるような工夫と、四季問わず快適に使えるよう考えられたこだわり、しっかりした縫製。日本のキャンプシーンに合致した、理想的なシェルターです。点数を付けたら100点、文句のつけようがありません。
設営も撤収も簡単で、ogawaブランドにしてはお手頃価格。初心者からベテランまで、自信をもっておすすめできる逸品です!