普段はDIYのような創作活動から遠い生活を送っている筆者が、イチから木製のスプーン作りに挑戦してみた模様をお届けします。初心者+手先が不器用な筆者でも、(けして素晴らしい作品とまではいきませんが…)半日で完成できたので製作は難しくないと言えます。また、自分で作った物には愛着が湧いてきます。本記事では参考までに、材料から製作道具、作業工程まで紹介させていただきますので、皆さんも世界にひとつだけのカトラリー作りに挑戦してくださいね。
【作業④】スプーンの〝つぼ〟部分を彫る! 3種類の彫刻刀を使い分けて作業効率と完成度をUPさせよう!
スプーン「つぼ」を作る
厚みを想定しながら一番最初に彫刻刀を入れるために最適な「平刀」、丸みをおびた〝つぼ〟を作る上で主役になる「丸刀3mm」、さらに狭い部分で活躍する「丸刀1.5mm」、この3種類の彫刻刀を使い分けて、彫っていきます。
本喜秀 鋼付彫刻刀 平刀 3mm
本喜秀 鋼付彫刻刀 丸刀 3mm
三木章 パワーグリップ彫刻刀 丸1.5MM
〈ポイント〉力を入れすぎないように注意
彫刻刀をしっかり両手で掴んで優しく扱うのが、ケガ予防と完成度に直結します。
「スプーン」と呼べるような形になってきました。不器用な初心者ながら、まぁまぁな〝つぼ〟が作れたかと思います。
〈作業時間:1時間30分〉
【作業⑤】紙ヤスリで磨いていく! 100番台の粗目紙ヤスリで始めて400番台で仕上げをします
紙ヤスリでスプーンを磨く
作業工程は終盤に向かいます。次に紙ヤスリでスプーンを磨いていきます。
BIGMAN(ビッグマン)紙ヤスリミニセット #120 #240 #400 18枚入り
〈ポイント〉色々な番手の紙ヤスリを使用しよう
番手の違う数種類ある紙ヤスリを用意し、ひたすら磨いていきます。
一心不乱に磨き続けた結果、見事に丸み帯びてくれました。
肌さわりがイイ感じに。口に入れてもケガしないぐらいツヤツヤです。
〈作業時間:30分〉